映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

リンカーン

2013年05月11日 | 映画
<ストーリー> Yahoo!映画より抜粋

エイブラハム・リンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)が、大統領に再選された1865年。
アメリカを内戦状態に追い込んだ南北戦争は4年目に突入したが、彼は奴隷制度を永遠に葬り去る合衆国憲法修正第13条を下院議会で批准させるまでは戦いを終わらせないという強い決意があった。
そのためにも、国務長官ウィリアム・スワード(デヴィッド・ストラザーン)らと共に憲法修正に必要な票を獲得するための議会工作に乗り出す。
そんな中、学生だった長男ロバート(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が北軍へと入隊し…。


2時間半の長い映画でしたが、その長さを感じさせない作品でした。
やっぱりこの作品で何がすごいって、やはりダニエル・デイ=ルイスの存在感ですね。
予告編を見ただけでもすごいと思っていましたが、本編を観てアカデミー賞主演男優賞を獲ったのも十分納得の演技でした。



奴隷制度廃止と戦争を集結させるため、憲法改正を目指すリンカーン。
確固たる信念を持ち絶対にそれを成立させるために、正攻法だけでなく手段を選ばずあれこれと裏の策を練ったりするところも印象的でした。
偉人として知られるリンカーンですがこのあたりはとても人間臭さが出ていて、今までのイメージを少し変えたような気がします。
おっ、この演出はニクイね~と思ったのがスティーブンス(トミー・リー・ジョーンズ)のラスト。
なぜ彼が奴隷制度廃止にそんなにもこだわるのか?
その疑問が解かれるシーンが心に残りましたね。



主役を演じるダニエル・デイ=ルイスが素晴らしかったのは最初に述べましたが、脇を固める人たちも実力派ばかり。
そして名前は知らないけど、この顔もあの顔もどこかで見たことある~!!と思う方が多々いました。
しかし、ジェイムズ・スペイダーには全然気づきませんでした
彼をスクリーンで見るのは一体何年ぶりのことか…。(まさか「セクレタリー」以来?
後で今作に出演していたことを知って驚きましたよ~。






原題:Lincoln
製作年:2012年
製作国:アメリカ
上映時間:150分

監督 スティーブン・スピルバーグ
製作 スティーブン・スピルバーグ キャスリーン・ケネディ
製作総指揮 ダニエル・ルピ ジェフ・スコール ジョナサン・キング
原作 ドリス・カーンズ・グッドウィン
脚本 トニー・クシュナー
撮影 ヤヌス・カミンスキー
美術 リック・カーター
編集 マイケル・カーン
衣装 ジョアンナ・ジョンストン
音楽 ジョン・ウィリアムズ


<キャスト>

ダニエル・デイ=ルイス
トミー・リー・ジョーンズ
サリー・フィールド
ジョセフ・ゴードン=レビット
デビッド・ストラザーン
ジェームズ・スペイダー
ハル・ホルブルック
ジャレッド・ハリス
リー・ペイス
ピーター・マクロビー
ウォルトン・ゴギンズ
マイケル・スタールバーグ
ジャッキー・アール・ヘイリー
マイケル・シフレット
グレゴリー・イッツェン
ガリバー・マクグラス
コメント
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