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ほどよくコミカルなシーンを交えているので、あまりシリアス路線に徹していなくて観やすい映画という感じでした
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ミッキー・コーエンの逮捕の様子は事実とは違うけれど(←「L.A.コンフィデンシャル」ではあっさりと…。)ド派手で見ごたえあるシーンになっていたのはこれはこれで良かったかな
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タイトルが示すことは一見、ミッキー・コーエンのことかと思うのですが、ストーリーを追っていくと警察側の話だということがわかります。
要は“ギャングみたいなLA警察”ということみたいです。なるほどね。
そういえば、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンの共演といえば「ラブ・アゲイン」を思い出しますが、こちらでもこの二人の組み合わせのカップルでした
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予告編で「ジュリアス・シーザー」の舞台を演じる役者たちが迫真の演技で、ものすごく圧倒されるものがあったのですが、この役者たちがなんと本物の囚人というのだから、もう驚きました
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まったくチェックしていなかった作品ですが、おもしろそうだし、これはもう観るしかない!ということに…。
この作品は練習シーンをストーリー順に見せてくれるのですが、それが“ジュリアス・シーザー”そのものの舞台を見ているのと同じことになっているのが上手い構成だなと思いました。
また刑務所の部屋の中、廊下、外などあらゆる場所を使って演じるのでリアリティたっぷりなのも素晴らしいし、囚人が本当に役になりきっているのもすごいとしか言いようがなかったです。
キャスティングはそれぞれがどんな罪を犯した者なのかも含めて考えて割り当てられているのですが、練習していくうちに本当の自分と演じる役が重なる部分が見えてきて、それだからこそ役に入り込めるということがあったようです。
そもそも囚人に演技をさせるなんてということは日本では到底考えられないことですが、実際にやっているというところはさすがイタリアですね。
囚人たちも演じたことで何かを得たのは間違いありません。
舞台後に“やり遂げたぞ!”という思いで満たされた表情を見るとそんな気がしました。