映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

スリーデイズ

2011年12月12日 | 映画
<ストーリー> 映画.comより抜粋

「クラッシュ」「告発のとき」のポール・ハギス監督が、2007年の仏映画「すべて彼女のために」をラッセル・クロウ主演でリメイクしたサスペンスドラマ。大学で教鞭をとるジョン・ブレナン(クロウ)の妻ララが、ある日突然殺人罪で逮捕され刑期3年を言い渡される。以降、ブレナンは妻の無実を証明するために奔走するが、彼らの上告が棄却されると、妻の脱獄を計画する。




リメイク作だそうですが、オリジナルの方は観ていません。
いつも通りの朝、突然にジョン(ラッセル・クロウ 見るたびに顔が丸くなっていく~)の妻が逮捕される冒頭から、ずっとハラハラし通しでした

奥さん、どっかで見たことある顔なんだけど誰だったっけ?と後で調べたら、『スパイダーマンシリーズ』の秘書でした。
髪の色と髪型が全然違うからわからんかった。

ダニエル・スターンが弁護士役でちょこっと出てます。



控訴が叶わず、妻の罪が確定してからのジョンの決意がすごいです。
妻を脱獄させるべく、脱獄のプロ(リーアム・ニーソン)にアドバイスを訊きに行きます。そこでリーアムが提示する“心構え”が、あとで重要になってきます。

教師として日常を送りながら、一方で自分も犯罪者になることを恐れず、着々と脱獄の準備をしていく様は鬼気迫るものがあります。

しかし、ネットって便利ですね~
を作るコツ、車のロックをはずすコツなどは、すべてネットで調べて実行に移すのです。

テニスボールであんなに簡単に車のロックがはずせるなら、試してみたい気もするけれどこらこら 実行可能なのかな?

しかし、また新たな試練が。奥さんが遠方の刑務所に移されることに決まります。
それも3日後に。ここが、映画のタイトルになってるんですね。

それまでに脱獄させないと、もうチャンスはないとばかりに、ジョンは計画を実行に移します。
ここからの展開はノンストップ

妻を刑務所から連れ出すまで。
連れ出してから逃亡するまで。

タイムリミットを観客にわかりやすく提示することで、観ているこちらまで行動している気になってくるのです。

ハラハラする…というよりもう心臓バクバクです!!

随所に脚本の巧さ、演出の巧さを実感するところがあります。これはもう観ていただくしかない!



奥さんが果たして本当に無実なのかどうなのかはっきりしないまま物語は進みます。
けれどラストにそれがはっきり明かされます。

ここのシーンがうまい!

はっきり言って、うまいところだらけの映画です。

ジョンの父親をブライアン・デネヒーが演じていますが、この父親がとても印象出来でした。

観終わった後、かなり疲れている自分に気付いたけれど、これは見逃さないでよかったという安堵感もありました。

さすがです。ポール・ハギスはハズレがない。

もうこんなしょうもないレビューなんかほっといておいおい 、ぜひ観ることをお薦めします。

必見です。


私ももう一回観に行こう…と思ったら今週で終わりでした。

しまったあ




あ、そういえばオリヴィア・ワイルドが出てました。
先日、『カウボーイ&エイリアン』で目にしたばかり。そして、『TIME』の予告編でも見ました。

ひょっとして今の女優さんなのか?


監督:ポール・ハギス
製作:マイケル・ノジク、ポール・ハギス、オリビエ・デルボス、マルク・ミソニエ
製作総指揮:アニエス・メントレ、アンソニー・カタガス
オリジナル脚本:フレッド・カバイエ、ギョーム・ルマン
脚本:ポール・ハギス
音楽:ダニー・エルフマン

原題:The Next Three Days
製作国:2010年アメリカ映画
上映時間:133分


<キャスト>

ラッセル・クロウ
エリザベス・バンクス
ブライアン・デネヒー
レニー・ジェームズ
オリビア・ワイルド
タイ・シンプキン
ヘレン・ケアリー
リーアム・ニーソン
ダニエル・スターン
RZA

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする