今年最初のチラシ噺は『刑務所の中』です。

刑務所映画といえば、今思いつくだけでも、『パピヨン』『暴力脱獄』『アルカトラズからの脱出』『ショーシャンクの空に』などと枚挙にいとまがありません。邦画でも『網走番外地シリーズ』『塀の中の懲りない面々』などがありますね。
けれどこの映画は、それまでの刑務所映画のテーマである“脱獄”“サスペンス”“暴力”などとはまるで無縁の作品なのです。
ひとことでいえば…“のどかな刑務所ライフ”がテーマでしょうか
事件と名の付くものは起きません。あえていうなら、主人公が刑務所に入ったことが一番の事件でしょうか
刑務所内での一年を通して、厳しい規則や行事などを紹介していきます。
実はこの映画には、原作のマンガがあるのです。作者の花輪和一さんが実際に刑務所で体験した日常を綴っているのですが、とても興味深く面白く読めます。
その原作の味わいを少しも損なうことなく、最後まで飽きさせない楽しい仕上がりになっています。
キャストも個性派ぞろいで、主役の山崎努さんをはじめ、香川照之さん(←この人働きすぎだろ
)、田口トモロヲさん、松重豊さん、村松利史さんなどが出演してます。
ゲスト的出演で、大杉漣さん、窪塚洋介さん、椎名桔平さんも出てます。
刑務所といえば、臭いめしのイメージがありますが、(『ショーシャンク~』の食事には虫が入ってたし)この刑務所の御飯がおいしそうなこと
パンフレットにレシピも載ってます(笑)


お正月には、食べきれないくらいの量のおせち、食事が出ます。
「オレなんか正月3日で4キロは増えたぜ」というセリフがあるくらい。
原作に描いてある細かいメニューを忠実に再現してて、お腹がすいてきます
なんといっても刑務所だから、自由があるわけではありません。トイレに入るにも、お風呂に入るにも、何をするにも細かい規則がついてまわるのです。
けれど、それらが全然悲惨に映らないのは、原作者の花輪さんが不自由なりにも刑務所の生活を楽しんでいたからなんでしょうね
小さなことに幸せを感じる感性があるからこそ、この映画が心から楽しめる作品になっているのだと思います。
この映画を観終わって、たいていの人がこのキャッチコピーのように思うはず。
一週間くらいなら入ってみたい


刑務所映画といえば、今思いつくだけでも、『パピヨン』『暴力脱獄』『アルカトラズからの脱出』『ショーシャンクの空に』などと枚挙にいとまがありません。邦画でも『網走番外地シリーズ』『塀の中の懲りない面々』などがありますね。
けれどこの映画は、それまでの刑務所映画のテーマである“脱獄”“サスペンス”“暴力”などとはまるで無縁の作品なのです。
ひとことでいえば…“のどかな刑務所ライフ”がテーマでしょうか

事件と名の付くものは起きません。あえていうなら、主人公が刑務所に入ったことが一番の事件でしょうか

刑務所内での一年を通して、厳しい規則や行事などを紹介していきます。
実はこの映画には、原作のマンガがあるのです。作者の花輪和一さんが実際に刑務所で体験した日常を綴っているのですが、とても興味深く面白く読めます。
その原作の味わいを少しも損なうことなく、最後まで飽きさせない楽しい仕上がりになっています。
キャストも個性派ぞろいで、主役の山崎努さんをはじめ、香川照之さん(←この人働きすぎだろ

ゲスト的出演で、大杉漣さん、窪塚洋介さん、椎名桔平さんも出てます。
刑務所といえば、臭いめしのイメージがありますが、(『ショーシャンク~』の食事には虫が入ってたし)この刑務所の御飯がおいしそうなこと

パンフレットにレシピも載ってます(笑)


お正月には、食べきれないくらいの量のおせち、食事が出ます。
「オレなんか正月3日で4キロは増えたぜ」というセリフがあるくらい。
原作に描いてある細かいメニューを忠実に再現してて、お腹がすいてきます

なんといっても刑務所だから、自由があるわけではありません。トイレに入るにも、お風呂に入るにも、何をするにも細かい規則がついてまわるのです。
けれど、それらが全然悲惨に映らないのは、原作者の花輪さんが不自由なりにも刑務所の生活を楽しんでいたからなんでしょうね

小さなことに幸せを感じる感性があるからこそ、この映画が心から楽しめる作品になっているのだと思います。
この映画を観終わって、たいていの人がこのキャッチコピーのように思うはず。

