ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

乳がんと乳房-南果歩さんの場合

2016-06-15 09:42:54 | 健康・病気

 

 

海老蔵婦人の小林麻央さんの乳がん。

33歳というあまりにも早い発病。

女性として一番美しい時期。

これからという時期。

お子さんにも恵まれて幸せの絶頂期での暗転。

心痛まずにはいられません。

 

彼女、一年八か月も前に発覚していたとのこと。

その後抗がん剤の治療をなさっているということです。

詳しい病状はもちろんわかりませんが、

33歳という若さでの発覚について

思うことがあります。


今月発売の「婦人公論」では

南果歩さんが、ご自身の乳がんに

ついて語っていらっしゃいます。

 

 

彼女は52歳でステージ1.

すぐに摘出手術をされたのですが、

手術のあと、激しい落ち込みに。


「~乳房は目に触れるために精神的な

ダメージも大きい。女性のシンボルですが、

私はそれほど強い思いは持っていなかった。

それなのに、これほど落ち込むとは、

自分でも驚きでした」と。

 

 

私自身は50歳前後で発覚し、ゼロ期、

乳腺にそって小さながん細胞が点在していたため、

しこりなどはありませんでした。

医師も「このままの状態が続くかもしれないし、

大きくなるかもしれない。どのようになるのか

先のことはわからないんですね」

そのため、手術して乳房摘出することに

すごく悩みました。

「このまま手術しないでいることはできますか」と

いろんなところに相談。

つまり、50歳でも乳房摘出には

そのくらい抵抗があるのです。



「乳がんがわかって手術しないなんてとんでもない」と

説き伏せられて手術。

なぜか私の場合再建に保険がきいたのです。


病院の私の隣にベッドの女性は30代の後半。

乳がんが発覚したものの、摘出にためらいがあり

伸ばし伸ばしにしているうちに、

どんどん進行していき手遅れ状態に~~。


夜中になると、布団で押し殺した嗚咽、号泣が

響いてきて胸が苦しくなりました。



 乳房と命とどちらが大事なんだ。

もちろん命に決まっています。

でも発覚はしても、なかなか実感はないのですよ。

よく食べ、よく飲み、表向きにはなにも

変化はない。

南さんは、ご主人渡辺謙さんが

「君のすべてを一生愛す」と言ってくれたのが

救いになったとおしゃっています。


麻央さんが、ご自分の乳房にこだわったとは

思いませんが、そのくらい女性にとって

乳房は大切なもの、なのです。


がん細胞は、どんな人の体のなかでも毎日生まれ、

それを免疫力でつぶしているそうです。

ストレスや疲れで免疫力が弱ると

がんになりやすいというのは

そのためなんですね。

どんな人のなかにもある悪の芽・がん細胞、

それをつぶすためにも

健康には気を付けたいものです。

  「病気・健康」

 

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「贅沢」な「貧乏」・鴎外の娘

2016-06-13 21:47:28 | アート・文化

 

鴎外記念館の続きです。

こちらのブログが14日はメンテで使えないので、

本日アップします。


イベントが終わったあと、館内のカフェ。

 

ドイツ留学に合わせてウインナーとブレッツェル

セット。

 

カフェから庭を見ると猫ちゃんがお昼寝。

 

 

展示会場では鴎外関係のビデオもじっくり拝見。

そこで鴎外の作品はすべて読破したという

作家平野啓一郎さんが、

「舞姫などに代表されるように鴎外は冷酷な人の

ように思われているけど、(安楽死を扱った)

「高瀬舟」「阿部一族」などを読むと、

どんなに力を尽くしたあとでも人の力では

どうしようもないものがある。

大地震を経験したあとでは、鴎外の

そんな思想は胸を打つのではないか」

とおっしゃっていました。

 

 

 


なるほど、

シニアになると、「努力は必ず報われる」とか

そんな考えに必ずしも頷けないことが

確かにあると納得します。

だからといって何もしないのではなく

やってみることに意義がある~~。

「山椒大夫」など子供のころに読んで号泣したものです。

弟を逃がすため安寿は死んだけど、

ラスト厨子王と母は再会することができた。

鴎外、再読してみましょうか。

 


 二階の休憩室。

 コンクリートの壁が現代的。

かつての家屋の一部なりとも再現してほしい。


森茉莉さんの「贅沢貧乏」も面白かった

(遠い昔に読んだ)

狭い部屋に一人で暮らす女性が

ベッドにかけられた色とりどりの洋服を

眺め、なんて美しいと感激する、

「貧しさのなかで贅沢に暮らす」といった内容でした。

 

貧乏だけど贅沢なのか。

貧乏だから贅沢なのか。

貧乏と贅沢なのか。

贅沢こそ貧乏のか、

逆に貧乏こそ贅沢なのか、

貧乏が贅沢なのか。

贅沢に貧乏を楽しむのか~~。

贅沢な貧乏なのか。

いろいろ解釈できますが、結局のところ

「おかねのあるなしにかかわらず、

好きなものに囲まれて暮らすのが贅沢」

ということでしょうか。


鴎外の娘、晩年は財産(鴎外の印税も)

などなくなってしまったけど、

本当に、心から自由で楽しそう。

奥様より娘になりたいとワタシが思ったのは、

だからなのかも。

二回離婚。

花瓶の後ろが最初の旦那さま。

二回目は「実家に遊びに行っておいで」といわれて、

そのまま離婚されたとか。


 

入口の鴎外と一緒に記念写真。

光がきれい。

背中のシワもなく、きれいに着用できました。


鴎外って60歳でお亡くなりになったのですね。

もっと年取っていると思ってた。

60年、濃さが違うのね。

 

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猛暑・絞り&型染・鴎外記念館でオペラ?

2016-06-13 09:09:54 | 文芸・作家の世界を訪...

 

文京区は千駄木の鴎外記念館にいきました。

文京区森鴎外記念館

現在、特別展、「私がわたしであること、

森家の女たち」なる展示会を開催。


作家の森茉莉さんや鴎外夫人の志げさま

などの写真いっぱいの展示会です。

この記念館は、前から行きたいと思っていたのです。

このたび「鴎外と音楽」という企画があり、

参加させてもらうことにしました。


着用は、若草色絞り紬に型染の帯。

型染帯。

型染がリズミカルだから。

ブルー濃淡帯締めに

鼈甲のイアリングをリメイクした帯どめ。

(楽譜に見えない? 見えない!)

あざみの楊柳帯揚げ。



ものすごい暑い日でしたが、

きもの着る気満々。

前の日は寝るのが遅かった上に、

夜中に蚊がぶんぶん。

朝から朝市にも行ったしで、

着物着て熱中症で倒れるかもと懸念しましたが、

えい、いいや、そのときはそのときだ!!


庭で。光が強すぎて皺、シミが飛んでる


日差し強すぎて、外に長居できない。

外観コンクリートだから

照り返し強くて撮れなかった。


イベントでは、ドイツ留学したときに鴎外が

観たのではないかというオペラ

「ゼッキンゲンのトランペット吹き」の

なんと実演、オペラの一小節を

バリトン歌手の羽山晁生さんが

二曲も披露してくださったのです。


素晴らしい歌声で、

オペラ、聞きたくなりました。


この記念館は、鴎外の観潮楼の跡地に

建てられたもの。

鴎外の家はなんと320坪もの敷地があったそうです。

320坪です。いったい我が家が何軒~~


鬱蒼とした森のようなお屋敷に住む、

いまならさしずめモリリン(森林太郎→本名)の愛称で

親しまれたことでしょう

「モリリンってエライ作家なんだって。

すっごい」って感じ?


 

鴎外、家庭ではよきパパだったようで、

320坪の土地持ちで教養があって、

なおかつよきパパ。

鴎外のうらやまし過ぎる、いや

鴎外の美しすぎる妻」→いや、ほんと美人だから。

有名な森家の大銀杏の樹。


しかし、どちらか選べと言われたら、

ー言わない、言わない。

鴎外の妻より娘のほうを選ぶね、アタシは。

流行に敏感で、「流行会会員」だった鴎外、

もう内外の珍しいもの、なんでも?買っていたそうよ。

うらやましい~~。

暑いので??続きはまた~~。


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木綿きものに自分で刺し子

2016-06-11 07:23:02 | 手仕事 和裁

 

先のパッチワークのところで言及した

木綿きものに刺し子。

完成しました

 

万歳、バンザイ、ばんざい🙌


これはヒットだと思う。

こぎん刺しは別格として、刺し子だって、

少し見栄えのいいものを作ろうと思うと、

これが結構メンドウ。


 

その理由は、布に1センチのくらいの線を引いて、

そのうえから刺していくというもの。

この布に線を引く、というのが大変で、

線を引いてはみたものの、

刺しているうちに消える。

第一、まっすぐに線を引くこと自体がむつかしい~~。


 

紙に模様を写して、それをチャコペンやらチャコペーパーやらで

またまた写して~~。


あるとき、オークションできものを見ているときに、

「刺し子きもの」というのが出品されていました。

ポチしようかと思ったけど、どんどん高値を付けていって~~。

うーん、どうしようと思ったとき、

待てよ、

これって、自分でできるかも。

まずは縞の線にそって針を刺していけばいい。

複雑な模様はこの際、なし。

チョイスしたのは、

木綿きものできたわ!ところが~~」


の縞着物。


で、チクチク。

単純作業なので、やり始めたら

もう止まらない。

最初は、右の襟やらおくみやら

着用したときには見えないから

刺さなくていいや、と思っていたけど、

おもしろく、どんどん刺してしまった。




ぐし縫いの不揃いな縫い目も、刺し子だと

味、というものになる??


いや、練習用にと安い木綿をゲットして仕立てたものの、

まったく面白みにないきものが、

お気に入りの一着になりそう、というか~

なりました。

肩にかけると、とてもいい感じ。

そうそう、刺し子糸はね、

お試しに使ってみた百均の

レース用の木綿糸を一本弱。

この糸が結構いい感じ。

だから経費は百円弱。

ほかにも刺し子できるきものないかなと

タンスを探してみる。


というわけで、早く着たい、キタイ、

きたいと、キタイ高まる

紫苑でした。



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好き、嫌いの法則と「嫌われる勇気」

2016-06-10 09:32:53 | きものの本&本

 

書店に行くと、何年も前に出たはずの本

「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)がいまだに

ベストセラーの棚に。


この本が出たとき、ある猛者の知人(男性)に

「00さんは、(嫌われるのに)勇気、いらないでしょ」

と聞いたら、

「いや、ほんとに」に相槌を打たれた。

そのあと、

「そんなこと言う、君がのほうが嫌われるよ」

まさに。


そんな会話を交わしたものですが、

最近、「好かれる、嫌われる」ことに関して

面白い本を読みました。


村上春樹さんの

「ウオーク・ドント・ラン」(講談社・絶版)

これは村上春樹と龍さんの初期の対談集。




春樹さん側の要望により絶版になっているそうですが、

「絶版」ということで気になって!

図書館で借りました。

そのなかの春樹さんの言葉。

「好かれる、嫌われる割合って

10人いたら、そのなかの一人に好かれる、

3人には嫌われる、

残りの6人はどっちでもいい、だと思う」

この割合は彼がジャズの店を開いていたときに

感じた割合だそうです。

1:6:3


「店に来る人たちで本当に気に入ってくれるのは一人、

3人はなんだこんな店と思う、

あとはまあ、誘われたら行くかという程度」

さすがの観察力です。

「生き方の達人・天才村上春樹」


この比率、うなづけるものがあります。

ブログでそれを実感。

100人見ても、ね。

「人知れず流した、涙のきものライフ」→

ワタクシ本当は、気が弱いのよ。



それにしても「嫌われるのが怖い」人が

こんなに多いとは。

高校生カーストとかママ・カーストとか、

「桐島~~」を読むと、

今の時代、「嫌われる」ことが生存を左右するのかも。


「桐島、部活やめるってよ」(朝井リョウ

集英社文庫)


息子はサッカーしてたから、こういうこと考える暇

なかったけど、娘は「全方位外交」だったね。

今は「面倒くさい」となったようだけど。

まあ、当面その必要がなくなったってことですね。


それにしても、「春樹流好き嫌いの法則」

覚えておくと便利だよね。

「嫌われるのに理由はない」ってことだもんね。

「好きも嫌いも他人が勝手に決めること」

自分のこと考えてもそうだもの。



顔が嫌い、言っていることはいいけど言い方が嫌い、

態度がでかい、態度が卑屈~~。


意見を明確にすれば、それだけ「嫌う」人は増える。

そのぶん「好きになってくれる」人もわずかながら増える。

「自由とは他者から嫌われることである」と本の帯に。

ふーん、私が自由なのは、そのせいだったのね、

納得。


でも「好き」になってくれる人だけを、

「好きなもの」だけをみていればいい。

だって、自分を育ててくれるのは

「好きになってくれる人」「好きなもの」だもの。


あら、シニアだって、これからまだまだ育つのよ。


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背中の乱れと雨より苦手な風

2016-06-09 08:50:00 | きものでお出かけ

 

サッカー、ボスニアに負けてしまった。

号泣する選手。

うちのこもクラブに入っていたとき、

自分が失敗すると号泣してた。

熱くなれるものを持っているのは幸せ。


次は頑張れ、ニッポン。


さて、家族に会うときは、そうは思っていなくても

気が緩むのか、着付けがなかなかうまくいきません。


渋ピンクに黒のお召し。

これは娘用にゲットしたのだけれど、

自分で着てみた

「娘、きものに初挑戦」


向かって右側のほうの背中が歪みがち。

これは何かのクセかしら。

お尻のところの線も歪んでる。

お尻の線、ちゃんとしなかったからかな。

今度練習してみよう。



帯周り。



綿一家イカット帯。

ピンクに小さな水玉帯締め。

帯挙げは水色。



帰りに見つけた階段でパチリ。




帰りに見つけた、行列ができるケーキ屋さん。

「ここもおいしいよ」と娘。

ケーキ屋さんで行列なんて珍しいよね。

 

エリティエ」

夕方なのに、行列できている。

男性が多いのは量があるから?

「今度、ここにこよう」


その日は風が強くて、


きものの日は、雨より風のほうが苦手。

裾が開いて歩きにくいだけではなく、

皆の視線がそこに行くからね。

「青山で雨に降られた」


こう色っぽくはいかない。



しかし、やっぱり娘のほうが似合うなあ。

サイズ、少し大きめのせいかな、いやいや。



雨にも負けず、風にも負けず、

夏の暑さにも負けず、

そんな人にワタシはなりたい。

もうなってる?


宮沢賢治以上だね、

あっ、チガッタ?


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縞小紋&イカット・スマホで遊ぶ

2016-06-08 08:36:12 | 家族

 

所用があり娘と会いました。

娘の部屋で、まずは我が家から持参した

朝市のおいしいトマトときのこスパでランチ。

朝市のおかげで安心、おいしい野菜生活。


 

イチゴジャムも~~。


このイチゴジャム、いっぱい作ったので

知人に配ると大喜び。

冷凍で一年は持つそうですが、あまり長い期間だと

味落ちるからこの際いろんな方に~~。


食後は散歩を兼ねて、前に行ったケーキ屋さんに。


「パラディ」

花よりケーキの三人小石川お出かけ」

ここのケーキおいしかったので、娘と。

要件も済み、写真を撮ってもらおう~~。

「どの写真も老けてみえるわ」とワタシ。

「いや、そんなことないよ」と娘。

ヤサシイこと言うなあと思ったのが間違い。

「~~実物通りだよ~~、実物も~~」

アッ、ソウ。


というわけで、スマホで遊ぶ。

娘とワタシの日本髪?


うさちゃん?

きらきら??

そうか、スマホってこんなことできるんだ。

だから人気あるのね??

と、ひどいアナログ状態。

ワタクシは未だにガラ携。それで充分。

でも、こんなことできるなら変えてもいいか~~??



平日なので、お店はすいていたから。

こんな写真も撮れました。

たまたま鏡に映っていたのが

面白い~~。

オモシロ写真載せるのについ夢中に

なってしまった。


コーディは次ということで

よろしければ覗いてね。


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シニアの個性際立つ原由美子さんのきもの「歴」

2016-06-06 11:05:46 | きものの本&本

 

 

 

原由美子さんのきものの本です。

「フィガロ」での連載を集めたものです。

昨年出ていたのですね。

きものの本とは遠ざかっていたので、

全然知りませんでした。



「原由美子のきもの歴」(CCCメディアハウス)


この本の内容は私が紹介するより、

ご本人がご自分のブログでしっかり紹介して

いらしゃるので、そちらを見てね。

きものの楽しみ」→原さんのブログ



これは「帯あそび」というページで、

すべて好きな布を帯にしたもの。

こういうあそび帯を使うときには、

「着付けにはいつもより気を配り、

小物も崩し過ぎないほうが品よくまとまる」

とあります。

はい、以後気を付けます。


この方、確か70代。

おとな、というか、

シニアのありきたりではないきもの姿を

見せてくださる貴重な存在だと思います。

「暮らしの手帖」にも確か連載が。


フィガロのコラムでは

灯屋さんの30周年パーティ」の様子を

アップしていますが、そのなかの

シニア(たぶん)の方々のきもの姿の

素敵なこと、素敵なこと。

この方たち、着付けもご自分でしているのね。

短め、だったり、後ろが少し崩れていたり、

おはしょりだって雑誌のように整っていない。

それがまた同じようではない、

個性的なきもの姿につながっているようです。


本では、白洲正子さんとの対談で、

「きものは木綿を少し雑に着ることで

きもの慣れしてくる」という言葉が印象的でした。

本当に、木綿きものは汚れて洗う、

これを繰り返すことで、少しずつ自分のものに

なっていくんですよね。

こういうファッション界の方の「きれい、きれい」

だけではないきものの推奨、力強いです。


やはりこういうきものが好き。


きもの雑誌でも、そろそろ(だって高齢化社会だもの)、

シニアのこういう個性的なきもの姿を、

アップしていただきたいなあ、と思いつつ本をめくりました。

シニアの素敵なきもの姿見ることで、

若い人も、きものこんな風に着てもいいんだとか、

こんなシニアになりたいとか、年取ることの

素敵さが伝わるように思います。

原由美子の大人アンティークVS」


 

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かんたんパッチワーク刺し子

2016-06-04 11:24:35 | きもの新陳代謝

 

布をつないでいくパッチワーク。

ただつないでいけばいいというものではなく、

色の組み合わせとか結構むつかしい。

なかでももっとも面倒なのが、

ピースの型紙を作り、それに合わせて布を

カットしていくこと。

何度が試みたけど、型紙通りに布を切れなかったり(汗)

ピースごとに合わせるのは大変だったり~~。

そこで研究??の末見つけたのがこれ。


「和の布つなぎ」(前田順子・文化出版局)


前田さまの手法は、

ただ単純にある布をつないでいくだけ。

シンプル!!

最初にある形や大きさを想定して、

それに合わせて布をつないでいくというもの。


これなら、おおざっぱな紫苑さんでもできそうじゃない?


そこでやってみました。


色合わせはむつかしいのと、藍系が好きなので、

愛の濃淡、もとい藍の濃淡で。

とにかく好きな布と布を長さだけ合わせてつないでいく~~。

右上の部分は、

下田直子さんの本を見て作ったサンプル。

「下田直子さんの刺繍に挑戦してみたけど」

かわいいので、何かに使いたかった。


これがアップ。



左上はうんと若いころに好きだった

ワンピースの端切れ、捨てきれなかったのよ。

残しておいてよかったわ

アップ。

いつまでも変わらない好きなものがあるのね。


とにかく布をつないで、その上からただ縫っていく刺し子。

で、これで何をするかは不明(汗)。

エプロンにでも、あるいはもう一枚作ってバッグにでも?


で、次なる挑戦はちょっと大作?


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単衣結城&博多・東京オペラシティ

2016-06-03 07:43:49 | ビジネス・半分ビジネス


所用があり、新宿初台のオペラシティに。



残念ながらオペラを観に行ったのではありませんが。

それでも雄大ともいえるホールに立つと気持ちがいい。

この階段を駆け下りているところを写真に撮って

ほしいのだけれど。

あいにく。

着用は、単衣結城に博多と、ちょっとだけ正統。


それだけでは面白くないので、

帯挙げで遊んでみました。

縞のストール。

帯締めは緑と白に翡翠の帯どめです。


レストランで軽食。

人はいないの。

ほぼ貸し切り状態。



今回は所用だったけど、このオペラシティ、

お芝居を観に何度かきていて。

堤真一&宮沢りえの「今ひとたびの修羅」観劇


上の階には図書館やら屋上ガーデンやらがあって、

一日遊べますよ。

レストラン、気軽なところから高級店まで

いっぱいあるし。

特にお芝居見なくても、入れるからね。



というわけで、現地での撮影はなしですが、

帰ってからぱちり。

帯、乱れていますが。

 

ヘア乱れていますが。

半襟は自分で刺しゅうしたバラ。

逆につけたせいでバラ隠れてしまった。


またここにお芝居観に行きたい。

しばらくお芝居行ってないなあ。

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