ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

シニアの個性際立つ原由美子さんのきもの「歴」

2016-06-06 11:05:46 | きものの本&本

 

 

 

原由美子さんのきものの本です。

「フィガロ」での連載を集めたものです。

昨年出ていたのですね。

きものの本とは遠ざかっていたので、

全然知りませんでした。



「原由美子のきもの歴」(CCCメディアハウス)


この本の内容は私が紹介するより、

ご本人がご自分のブログでしっかり紹介して

いらしゃるので、そちらを見てね。

きものの楽しみ」→原さんのブログ



これは「帯あそび」というページで、

すべて好きな布を帯にしたもの。

こういうあそび帯を使うときには、

「着付けにはいつもより気を配り、

小物も崩し過ぎないほうが品よくまとまる」

とあります。

はい、以後気を付けます。


この方、確か70代。

おとな、というか、

シニアのありきたりではないきもの姿を

見せてくださる貴重な存在だと思います。

「暮らしの手帖」にも確か連載が。


フィガロのコラムでは

灯屋さんの30周年パーティ」の様子を

アップしていますが、そのなかの

シニア(たぶん)の方々のきもの姿の

素敵なこと、素敵なこと。

この方たち、着付けもご自分でしているのね。

短め、だったり、後ろが少し崩れていたり、

おはしょりだって雑誌のように整っていない。

それがまた同じようではない、

個性的なきもの姿につながっているようです。


本では、白洲正子さんとの対談で、

「きものは木綿を少し雑に着ることで

きもの慣れしてくる」という言葉が印象的でした。

本当に、木綿きものは汚れて洗う、

これを繰り返すことで、少しずつ自分のものに

なっていくんですよね。

こういうファッション界の方の「きれい、きれい」

だけではないきものの推奨、力強いです。


やはりこういうきものが好き。


きもの雑誌でも、そろそろ(だって高齢化社会だもの)、

シニアのこういう個性的なきもの姿を、

アップしていただきたいなあ、と思いつつ本をめくりました。

シニアの素敵なきもの姿見ることで、

若い人も、きものこんな風に着てもいいんだとか、

こんなシニアになりたいとか、年取ることの

素敵さが伝わるように思います。

原由美子の大人アンティークVS」


 

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コメント (2)
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