ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

「貧乏」も「金持ち」も今やモノが多い&群ようこ「たりる生活」

2023-01-09 12:19:56 | 捨てる・整理する

本日は暖かいですね。
昨年のほうが寒さは厳しかった気がしますが、
今年のほうがコタエる~~。
冬はやはり年齢を感じさせます。

「貧乏人の家にはモノが多い」
ネットでときどき見かける
こんな言葉、
断捨離の広告かな~~??

お金がない人の家には
なぜモノが多いかというと、
それは、
「一度捨てると、二度と買えない」という
恐れがあるからではないかと思います。

お金がある人は、
捨てても、また買えばいいやと
どんどん捨てて、どんどん買う(買える)
お金ない人はそうはいかない。

この「同じものは買えない」というのは
着物関係にも通じるところがあります。
洋服はまだしも、
着物って同じものはあまりないんですね。



着物に限らず、お金がないと
ほかのものも捨てにくくなる~~。
私も覚えがあります。
その結果、部屋中にモノがあふれる。

だからといって、捨てればお金が入ってくるのかといえば、
当然ですが,、決してそんなことはない==。

そして、お金持ちの家だって、
安心してください(笑?)
やはりモノは多い~~。


「たりる生活」群ようこ(朝日新聞出版)

群さんはある時期、
高額納税者のリストに載るほど稼ぎ、
着物に「30分5百万円お買い上げ」
した着物好き。
その五百万は母親にねだられてだけど、
それにしても、
もうブランド着物やら洋服やら山のように買った方。

そんな彼女が、
前期高齢者(54年生まれ)になり、
より狭い部屋にと引っ越しすることになり、
本では借家探しから
モノを捨てまくる生活が綴られています。

ちなみに、
彼女は家族には家を買ってあげたのですが、
ご自分はあとの始末に困ると賃貸暮らし、
今回も
「シニアに貸してくれる部屋はあるんだろうか」と心配していました。
シニアに対して貸し渋りがあるのは、
万が一の可能性が大きく、貸す側が
そんなときの始末に困るからなんですね、
でも、それをやってくれる保証人がいるので、大丈夫だったとか。


さて、
彼女の捨て活は、もうずっと続いていて、
私は着物の頃から時々見て(読んで)いたのですが、
もう読んでいるほうが嫌になるほど、
すごい量。
母親亡き後、
弟からその着物が送られてきたものの、
もうカビやらシミやらで、
何百万もする豪華着物もゴミと化していた^~。

家にモノがあふれているのは、
「貧乏人」だけではない、

今や金持ちも中産階級も、
みなモノを持ちすぎている、

お金持ちは趣味やブランドもの、
美術品やら、とそれぞれ
持っているモノが違うだけ。
モノの管理に追われているのは同じ~~。
その結果の片付けや断捨離ブーム。
捨ててすっきりするのはいっときだけ。
またすぐにあふれる、
モノにオボれる~~。

「残すのは本当に必要なモノ、
好きなモノ」とのセオリーも
今や間に合いません。
「必要」さえ多すぎるわけで。
あれも必要なら、これも必要~~。

で、どうするか?
その前に~~。



「レバーの甘辛煮です。
百円の鶏レバーを玉ねぎと一緒に
甘辛く煮て。
きんぴらと黒豆と。
もう栄養満点の50円!
半分しか使わないでいいから。
このところ、
栄養満点の食事続きですね。
お蔭で一日元気。

「捨て活」に戻ります。
私が唯一手放せないのが着物関係。
でも、
私も前期高齢者だった、
ようやく気付いたか~~。

だから
「好きの中の好き」を徹底させる。
好きという大きな円のなかの
中心部を決めて、それ以外を手放す。

もう一つ、
「必要の中の必要」
これも必要、あれも必要、
家には大事な必要だらけ、
便利と必要は微妙に違いますよね。
あれば便利はなくてもOK,

私の傾向として、
ブランド着物より古裂が
捨てがたい(汗)
ブランド着物はお金があれば
また買えるけど(買わないけど)
古裂は二度と同じのはないから、かな?

それもキリがないので、
大きな必要の中の小さな必要を選び、
周りは手放す、ことにします。

というわけで、
今や「たりない生活」はあまりない、
足りないのはお金だけ?

ならば、
どうせ捨てるんだからと腹をくくり、
あまりモノを買わず、
これからは、
モノ以外のモノ、
身体にいい食べ物とか音楽とか、
心の滋養になることに
時間もお金も費やしましょう。

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