陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

簪アップと素焼きと釉薬かけ

2022-04-30 | Weblog

今日のお天気晴れ。
庭にやって来る雀の姿に和むまちゃぷです。

minneに作品アップしました。
トップ画像はオクラの簪。



茄子の簪。


丸っこいどんぐりの簪。

野菜や果物のシリーズ、増やしていきたいです。



トランプスート柄。



紺色釉薬の簪。



先日、素焼の窯出ししました。
上記画像は抹茶茶碗。


マグカップ等



帯留めやストラップパーツ。



簪の玉。



青系素地のものたち。

今回は白磁にグレーと白のマーブル模様の素地を作っています。
どう仕上がってくれるか楽しみです。

素焼したものは、窯埃のようなものが付いているので、一旦軽く水洗いします。

その後、釉薬をはじく部分に撥水材を塗ってから、釉薬をかけていきます。

大きめの窯に細かな作品が沢山入っているので、焼成準備には何日もかけてじっくり取り組んでます。



釉薬かけもスタート。

こちらは、黒釉薬をかけたもの。
素地の一部に撥水材を塗って釉薬をはじき、そこに金彩を施していく予定です。



因みに撥水材を塗っただけだとあんまりしっかり釉薬をはじいてはくれないので、後から筆で釉薬を落としています。

左が釉薬かけ直後、右が釉薬を落とした後。

自分が使っているのは、水性撥水材と油性撥水材の両方。
油性撥水材のほうが、水をはじく力は強いのですが、有機溶剤の匂いがきついので水性の方を好んで使っています。

水性はパラフィンを液状に加工した感じのものです。


ワクチン接種後、兎に角沢山寝てたおかげで色々リフレッシュになりました(笑)

あれもこれもやらなきゃと、気を張っていたんだなぁと感じます。

そういうのって、作品にも出てしまいます。

楽しんで作る気持ちや、ゆとりの大切さに改めて気が付けました。

作品アップ

2022-04-27 | Weblog

今日のお天気曇り。

家の買い物などの用事を色々進めたまちゃぷです。

minneに作品アップしました。


トップ画像は大分前にもアップした竜のポスター。
色味を濃いめにして、コントラストも少し強くしたものをA4で再制作。
今回は家庭用のインクジェットプリンターで、写真用紙に印刷してみました。

部屋に飾ってみた感じは、色の濃いほうが存在感やしっとり感があります。
個人的にはこっちの方が好き。

クリックポスト発送出来るサイズなのも良いかなと思います。



銀彩蜘蛛の巣模様の帯留め。



黒地に金ラメ管菊模様の帯留め。



ピンクマーブルのシンプルなヘアゴム(小)



薄青釉薬のヘアゴム。

陶器類は昨日アップしたものです。

<ワクチン接種ネタ>

24日に新型コロナワクチン、ファイザー社製 三回目接種行ってきました。

三回目は体調崩す人が多いと聞きました。

自分も三回目が一番きつかったです。

当日は数時間後から兎に角ダルくて何もする気になれず早寝。
37℃弱の微熱でしたので、このまま収まればという感じ。

翌日もだるさが酷く、発熱の気配を感じたので計ってみると38.1℃。

発熱以上に身体の痛み、頭痛やふらつきなどが酷くまともに立っていることも辛い。
本を読む気力もなくゴロゴロ。
結局丸二日ほぼ寝てたので、一日分くらい感覚がすっ飛んでます!

昨日はケアマネさんとの打ち合わせがあったのですが、その前に熱が下がって一息。

打ち合わせ中は割と元気で、作品更新もしたのですが、その後再びダウン。

今日、ようやある程度動けるまで回復しました♪
頭痛やだるさはまだあります。

力や集中力が要ることはやらず、家族サービスデイにしました。

二日間しっかり安静に出来たのは母の協力のおかげです。
サイゼリアランチ連れて行くだけで喜んでくれるのもありがたや^^;

父のデイサービスにも日程を合わせられたので、気兼ねなく寝込めました(笑)

春日台タウンカフェ納品と作品アップ

2022-04-22 | Weblog


昨日、愛川町の春日台タウンカフェあいさんに作品納品してきました。

トップ画像はネックレス。
今回は雫形中心。



なまずストラップ。黒とピンク。



ヘアゴム類。

蔓延防止期間のお休みもあり、大分久しぶりに伺いました。

あっという間にアットホームな雰囲気に包まれて、心地よい時間を過ごさせて頂きました。
明るい雰囲気と笑い声の響く店内に癒されました♪

珈琲と、レアチーズケーキを頂きました。
どちらも美味しかったです♪
ありがとうございました。

minneに作品アップしました。



椿のヘアゴム。
焼しめに近い素地に転写紙を貼り焼成。
その後、手描きで彩色を重ねてからまた焼成して仕上げました。

転写紙だけとも、手描きだけとも違う作品になったと思います。



青緑釉薬に金ラメ足跡模様のヘアゴム。
この色の組み合わせはお気に入りです。



三日月ネックレス。
こちらは雲母の上絵の具を筆で塗っては焼きを3回繰り返して色味を仕上げてあります。
緩いまるっこさのある三日月の形です。



白磁のビーンズネックレス。
裏もつるつるで、肌当たり良いと思います。

このようなデザインはプレゼントにもお勧めです。



簪等アップ

2022-04-20 | Weblog


今日のお天気曇りと雨。
minneに作品アップしました。

トップ画像は花菱模様の簪。
花菱模様は、和柄としてとっても良く使われている柄と思います。
お着物にも、洋装にも合わせられる雰囲気に仕上がったかなと思います。

因みに、転写紙を12個貼って焼いています。


猫水玉の簪。
水玉模様の中に、猫の顔シルエットが3匹分紛れています。
ちょっと遊んだ雰囲気にしてみました。


水玉しか見えない側もあります。



瓢箪絵柄の簪。
6個瓢箪を描くのは「無病」を願う縁起物の絵柄です。
素地は極淡い青緑釉薬です。



蓮3輪の簪。
こちらも素地が淡い青緑釉薬で、しっとりと落ち着いた風合いに仕上がっています。


<介護ネタ>

特養3件目申し込み行ってきました。
大変丁寧な対応をして頂きました。

やはり、長く待つでしょうとのこと。
特に男性は枠が少ないのだそうです。

今回申し込んだところは、定期的に待機の順番をお知らせしてくださるそうです。
気持ちが有難いです。

要介護3ではなかなか特養には入れない現状。
団塊世代の上、特に同世代が多い地域のため希望人数が多い。
分かりますが、厳しいなぁ。

週2回のデイサービス。
週2回のリハビリ半日デイサービス。
月数回のショートステイ。

要介護3になったおかげで増やせるようになりました。
出かけている間に、父のやらかしの後片付けを少しずつしています。
兎に角掃除が増えました。
放置された庭や、借りて荒し放題にしていた畑、溜め込んだガラクタ等の片付けも開始。

また、お風呂場や部屋のドアノブを交換して鍵付きにしました。
案外簡単に出来るものなんですね!
プライバシー保てる安心感は良いです♪


お客様から頂く温かい言葉に元気を頂いてます!
ありがとうございます。

作品アップ

2022-04-17 | Weblog


庭の藤が、綺麗に咲きました。
あちこちで色々なお花が楽しめる、心地よい季節です♪

minneに作品アップしました。



三日月とススキのポニーフック。
なまこ釉薬の色合いも綺麗に出ました。



紫系のマーブル簪。
こちらは、簪の玉にはちょっと大きかったかなと思ったのですが、サイズの合う金具(個体差)があったので組み立ててみました。
普段の作品より1g重いだけなのですが、重量感はそれ以上かも。
天然石みたいな風合いで、色味は気に入っているのですが、軽いのが良い方にはお勧め出来ないお品です。



栗のヘアクリップ。
今回7.5㎝の大きめのクリップ金具につけてみました。
ボリューム感あります。



どんぐりヘアクリップ。
こちらも同じく。



桜の帯留め。



桜の根付。



「今の生活、大変なことも多いけど、良いことも沢山あります。
それについては、また今度書いてみようかな。」

と先日書いてそのままになっていました。


なんか長くなってしまったし、重たい内容も入ってしまいました。

興味のある方だけ読んでください。



良い面については。

私が実家で陶芸作家をやっていることです。

結構奇跡的なことだと思っています。


もの作りを仕事にしたいという気持ちは、子供のころからありました。

が、両親、特に母は大反対でした。

自分も正直自信がなく、若い時には結局踏み出せなかった。


両親の生活サポート、実は十数年前も行っていました。

出戻り再出発を計画していた頃に、両親がそれぞれ大病。


実家の生活サポートが必要になったどさくさを利用。

アルバイトをやめ、在宅ワークと言う名目を掲げて個人事業主を立ち上げました。

どこまで出来るかなんて、全く考えていませんでした。

一年で廃業してもいいからと、とりあえずのチャレンジでした。


色々思うようでない部分もあるけど、今好きなこと仕事に出来ていることは、とても幸せです。

「そんな仕事、ご近所や親戚には隠しておきなさい」と言った母も、今はすっかり協力的になりました。

多分、実家を出ていたら、陶芸を仕事に出来る余裕はなかったと思います。

不思議なご縁や、つながりのおかげです。



また、老いて子供帰りが起き、色々なものがむき出しになってきた両親を見ています。

子供時代の痛みが原因で、子供を傷つける連鎖。

観察して理解することで、自分の気持ちを整理できたと感じています。

幼少時の自分が恐れていたものの正体。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」といった感覚になれました。

自分にとって、これを経験出来たのは良かったことだと思っています。


他にも、介護スタートの仕方が分からないと言う方の役に立てたり、良い面って色々あるんだなと思いました。


簪アップ

2022-04-11 | Weblog


今日のお天気晴れ。
minneに簪アップしました。

トップ画像は紺色釉薬の簪。
なまこ釉薬使用。

釉薬が重力に沿って流れて、下に溜まっています。
玉が変形するほどになっていますが、色はとても奇麗。


というわけでこのままアップしました。



レモンイエローの簪。
わりと鮮やかめの黄色です。



クローバーの簪。
四つ葉がひとつあります。



青萩釉薬の簪。
優しい色合いです。



鮮やかな青の簪。

先日、Twitterで竹簪制作に関して長さのアンケートを取らせて頂きました。

結果は半数以上が15㎝程度がお好みとのこと。

で、短いほうがゼロ。

長いほうが2割ほど。

長さと太さのバランス、又は色々な長さというご意見も2割ほど。

竹という素材は軽さやしなやかな丈夫さが魅力。

良いものにしたいと思います。



ピンクマーブル作品と簪アップ

2022-04-08 | Weblog


今日のお天気晴れ。
minneに作品アップしました。

トップ画像はピンクマーブルヘアゴム。



こちらは小さいサイズ。



同じく帯留め大



三分紐用サイズの帯留め。
今回、瑞雲模様みたいな面白い雰囲気で出来ました。



サイズ比較に並べてみたもの。



白磁玉簪



紫釉薬簪。


青釉薬簪。



青緑釉薬簪。

釉薬物の単色、色の風合いにムラ等あっても、そこを魅力と受け取ってくださる方が多くて良かったなぁと思っています。
個人的には濃淡とかあるの好きです。



今年も坂本青少年広場の桜、観に行ってきました。
なかなか行くタイミングがなく、大分葉桜になっていましたが、この一本だけある白い桜が綺麗に咲いていてくれました。
ほとんど人が居なかったので、気持ちの良い散歩が出来ました。
自分にとって、陶芸の先生を偲ぶ場所になっています。


<<介護ネタ>>

父が要介護3になったため、特養申し込みました。
地元の地域の特養は全部申し込みする予定です。

申し込んだ場所で伺ったお話では、現在入所者のほとんどが要介護4か5で、3の場合は入所はまだ難しいようです。

3でも入れた実績がそれなりにある場所もあります。
そこは個室でケアも手厚いのでお値段が他より高いため、申し込み人数が他より少ないそうです。

国の方針で、介護レベル高いほうから順番に入れるというのが基本だそうです。
それはちゃんと理屈通っているとは思います。

ただ、介護する側が一番大変なのって、認知症の場合介護レベル2とか3くらいというのも現実のようです。
実際寝たきりになったら介護楽になったというご意見が多いそうです。
ケアマネさんや、関係のスタッフさんから伺った現場の声です。

父の通院、今回自分が代理診察を受けました。

あんまりにも楽過ぎて、普段どれだけ両親に気を使っていたのか実感しました。

薬を受け取った帰り、フロントガラスに桜の花びらが一枚張り付きました。

それを見たとたんに、やっぱり行こう!
と思って遠回りして坂本青少年広場の桜を見て帰りました。
行けて良かったです♪

なまずくん抹茶茶碗等アップと簪軸試作品紹介

2022-04-07 | Weblog


暫く更新が滞りましたが、元気にしております。

minneに作品アップしました。

トップ画像は鯰抹茶茶碗



茶碗をぐるりと包むような感じになまずが描いてあります。



以前作った練り上げ薔薇系の陶玉。
長さが3㎝ほどある、大きめのものを作ったものの、自力で使い道が思いつかず放置していました。

穴の直径が4.5㎜弱程度あるので、紐を通しやすいと思います。

とんぼ玉でもあまり売ってないサイズなので、お好みに合う方が居ればなぁと思います。

作品アップは今日はこれだけです。


昨日、鳳整骨院に行ってきました。

身体はやっぱりガチガチで、特に左肩が重くなっていました。
毎回ですが、本当に丁寧に施術して頂き感謝です。

趣味で木工をやっていらっしゃるので、先日簪の竹軸の加工をお願いしてみました。

すると、簪を作るご予定があったそうで、これもタイミングと言うことで色々な試作をしてくださいました!



こちらが、依頼した煤竹の箸を加工したもの。
ですが、今は直径6㎜の煤竹箸が見つからない・・・
画像のものは、以前入手して仕舞いこんでいたものです。

細いのはありましたが、強度的には少ししっかりしたものが良いと思い、新たに素材探し。

以前販売していた竹簪は編み棒や煤竹箸等を活用していましたが、折ってしまったというお話を複数頂き販売中止した次第です。



ご提案頂いたのは、ヒノキの棒や、木製のお箸を加工したもの!


太さや、先端の加工もそれぞれ。

更にはとても綺麗に磨きまで入れてくれました!

2000番まで磨いてくださったそうで、ほんとつるっつるで綺麗です!
ですが・・・有難いけど簪滑りすぎないほうが良いんです!!ごめんなさい^^;

そこはやっぱり使う側の目線が必要と感じました。



食器にも使えるステインで染めも試してくださったそうです。
メーブルとウォルナットの2色。

竹は木より色が入りにくいそうです。
色々勉強になるなぁ。



更に試作品(制作途中)のもの。

色々凄すぎで、なんと言っていいのやら。
有難すぎる!

で、先日ようやく直径6.5㎜の程よい竹軸素材を見つけることが出来ました。

これらを参考に、素材や加工のしやすさなど含めて自分のパーツと組み合わせて販売するものを決めていきます。

細いものは、飾り簪向けですし、太くて丈夫なものは、金属製が合わない方にお勧めだと思います。

より良いものになって、復活出来そうな雰囲気です。



こちらは頂き物のお皿たて。
簪部分を取った残りの端材部分を活用したとのこと。
色合いが綺麗なので、催事等の会場で名刺立てておくにも良いかも。
ありがとうございます!