陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

退院二日目

2013-11-30 | 肺縦隔腫瘍
今日も、良いお天気。

どうやら昨日の歩行練習をやりすぎて、収まりかけていた筋肉の痛みがぶりかえしてしまったまちゃぷです。

下半身は何ともないはずなのに、こんなにも歩けないとは思いませんでした。
ご近所一周でバテバテ・・・3時間ほど横になったまま動けませんでした。

歩いているうちに、足が前に出なくなり、息があがり、傷も痛んでくる。
歩行ってやっぱり全身運動なんだなと思った次第です。

傷跡近辺や、背中等はまだ痛みますが、昨日よりは楽です。

また、気になっていた右手のむくみ。
こまめにもんだりしていたら、改善してくれました!
血管は拡張したままですが、これなら心配ないと思います。ほっ。

ホルネル症候群のまぶた下がりは、朝の起き抜けは少しましなようです。
疲れてくると、視界をふさぐほどまぶたが落ちてきます。
暫くはこのまま様子見です。
今後、必要な時はアイプチか何かで対応できそうな気もしますので、そのうち試してみます。

日中、散歩に行ってみると、昨日よりは歩きやすくなりました。
今度は無理しないよう、近くをぐるぐる。
「ちょっときつい」程度ですぐに戻り、しっかり休みました。

昨日より体は楽ですし、明日はもっと楽になっているはずですね。

退院日は体が受け付けなくなっていたコーヒーも、今は美味しく飲めるようになりました。

慌てないで、のんびりと療養&リハビリしますね。

退院後一日&後遺症

2013-11-29 | 肺縦隔腫瘍
今日は良いお天気。

ゆうべは、もうお風呂にも入れたので気持ちは少しすっきりです。

仕事復帰はもう少し後になることをまずご連絡致します。

体調は・・・まだ背中と傷口が痛いです。

術後すぐから、背中の痛みが結構強く、寝ていると背中が当たって痛いので困っています。
横向くと傷のほうが痛いし・・
看護師さんに確認してもらうも、異常はないので筋肉を傷めたかなにかだろうとのことでしたが、傷口より痛いので困っています。
帰宅後は、うつ伏せの体勢が出来るようになったので、時々それで痛みを緩和しています。

パソコンの前に座っている体勢も、まだ30分が限界かな。
2回に分けて書いた文章を投稿しています。

●正式な病名

肺上縦隔腫瘍
神経鞘腫
とのことです。
自分のかかった病院は、呼吸器系の手術実績がかなり多いほうですが、それでも年に4~5人程度しかいない、症例の少ない病気だそうです。


<<出てしまった後遺症について>>

ホルネル症候群
まぶたが勝手に下がってきてしまうこと。
瞳孔が縮小したまま広がらなくなること。
の二つが主症状のようです。

私は、右目に出ました。(手術直前の造影剤CTの結果、リスクが高いと言われていました)
まぶたが少し下がるだけ・・・と思っていたところ、視界をふさぐほどまぶたが落ちてから気が付くのでちょっとこまります。

また、鏡を見てびっくり。
目がどよーーーんと、生気ないように見えるんです。これは・・・正直印象わるいです。
感情のない目というか・・正直見て気持ち良くないと思いました。

片目が小さく見える程度に考えていたのですが、これは予想よりかなり気になります。
がんばると、なんとか8割くらいまで目が開くのですが、すぐにまぶたが下がってきます。

この後遺症は、人によって自然に治る人と治らない人にわかれるそうです。
半年、経過観察して、治らなければ・・・放置もしくは整形で対応することになるそうです。

自然に治ってほしいなあ。
右目の目つきが印象悪く見えますが、軽蔑の目で見てるわけではないんですよー(切実)



◆右手の血管が収縮できなくなること。右手に汗をかけなくなること。

血管の収縮については、最初の診察で可能性があると説明されていましたが、あんまり気にかけていませんでした。
家族立会いの手術前の説明でも、この部分の説明はあらためてありませんでした。

退院直前に、右手がやけに暖かく、むくんだようになっていることに気が付き、「あっもしかしてこれがその症状かな?」と思いました。
痛みや、動けないこと等に気を取られていたし、かなりバタバタしていたので気にかける暇がありませんでした。
まだ主治医に確認していないので、次の診察できちんと確認してみます。


こちらも大したことなさそう・・・って思っていましたが、指の太さが明らかにかわり、パンパンにむくんだような感じで、感覚も鈍いです。
これって・・・治るのかな? 
手術の傷が右の脇の下で、右腕を動かすと痛いのでまだあまり使っていないこともあります。
一時的なもので、ある程度でも落ち着いてくれればいいなと願っています。

とりあえずは、暫く様子見るしかありませんね。

汗をかけないことは、確実に起きる後遺症で、治らないものとして最初に説明されていました。
入院中、左手に汗かいてても右手だけさらさらなので、ちょっと不思議な感じでした。
こまめにハンドクリームを付けるなどで対応してくださいとのこと。

たしかに、すぐにカサカサになるので、そこは不便ですが、サラサラなのは、握手とかする時には良いかも。


あとは、なるべく歩くように指導されたので、暖かい日中、完全防備で近所を歩いてみました。
普段の1/3ほどのペースでしか歩けないうえ、すぐに息切れ。痛みもでてきてしまいます。
まだ、時間かかりそうですので、気長に構えておきます。

無事退院しました

2013-11-28 | 肺縦隔腫瘍
予定の中では、「それはないんじゃ?」と思っていた最短の3泊4日で戻って来ました。
手術して二日後に退院なんて、ホントにあるんですね。
自分もびっくり。

帰宅して、まずは休んでから報告です。

手術は順調過ぎるほど、予定より早く終わりました。

出るかも?と予告されていた障害はいくつか出てしまいましたが、日常生活の大きな支障にはなりません。

割と症例の少ない病気のようなので、あとで詳しく文章にしてみるかも。

まずは、痛みもまだ結構あるので体を休めます。

オンラインショップなども再開はもう少し後にしますね。

まずは、無事に戻ってきたことを報告いたします。

ご心配おかけしました。

どうもありがとうございます。


入院による一時休業のお知らせ

2013-11-25 | Weblog
本日11月25日より、入院手術のため、オンラインショップ等お休み致します。

ご迷惑、ご不便をおかけしてしまいます。

尚、復帰日については、退院後の体調等考慮して決定し、こちらのブログでお知らせ致します。

どうぞ、よろしくお願い致します。




画像は、納品した帯留め。

ほぼ全面の銀彩に黒の麻の葉模様。

まだ、ラインの出し方が下手で、試作品に近いレベル。
一部線が抜けていたりしていますが、雰囲気は気に入っています。






帯留め

2013-11-24 | Weblog
今日も爽やかなお天気。

おかげ横丁のしろがね屋さんに、帯留めを納品(発送)しました。



今回は一部デザインがかぶってしまいましたが、入院前ということで数揃えることを優先。



梅の帯留め、枝の部分を「たらしこみ技法」で描いたら良い感じになりました。

今後、このデザインはもっと作りたいです。




中川洋 アトリエ展示会

2013-11-23 | Weblog
爽やかなお天気が続きます。

陶芸作家の中川洋氏のアトリエ展示会に行ってきました。

とても美しい青白磁を制作していて、デザインなども独特です。

いつか、「これ!」というものと出会えたら欲しいなと思っていたところ、今回出会えました♪



ラインが美しい花瓶です。
そのまま飾ってよし、花を飾っても良し。

そして、見どころはこちら。



釉薬のたれが足になっているんです!

しかも、しずくの底は、丸くてつるつるで、焼成時に棚板に着いた跡は全くないんです!
まるで奇跡のような作品です。

このシリーズを最初に見たとき、なんて凄い作家さんがいるんだろうと驚きました。



以前購入した波打ち際シリーズのお皿とツーショットです。

また、キノコやタケノコが鎮座したおちゃめなデザインのものや、使いやすそうなカップ等、色々な作品があり、目の保養になりました。

また、場所が工房なのも個人的には見どころの一つでした。

興味のある方、是非行ってみてください。



場所 神奈川県茅ヶ崎市松浪1-11-4
会期 2013年11月23日(土)~11月30日(土)
時間 13時~19時
   毎日在廊

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Lサイズキューブ試作 本焼き

2013-11-20 | Weblog
今日は気持ちよい晴れ。

一昨日焼成したキューブの窯だしです。
素焼きに引き続き、本焼きも普段の1.5倍の時間をかけました。

トップ温度はやや控えめで練らしを長めにしてあります。



残念ながら全部成功・・・とはいきませんでした。

釉薬を薄めにかけたのですが、荒い土には薄すぎたようで、ちょっと半端な外見に。

一番左の楽土系のまぜ土は、荒さが目立ってちょっと手触りがいまいち。
風合いをうまく活かせればなんとかなるかな。

左から2番目は、もぐさ土。
風合いが良く、今回一番のお気に入り。
持った感じが少し軽いのも嬉しいところ。
作りにくい土なんですけどね^^;

左から3番目の五斗蒔土は、歪みもなく、程よい荒さがあって、安定した焼き上がり。
ただ、他よりも色が沈んで見えるので、それを活かした扱いが必要そうです。

右上の中空にした仁清土は、予想外に歪みも出ず、安定した形で焼きあがりました。

右下黒土は、予想していましたが、やっぱり歪みが出てしまいました。
成形時は、どれも同じサイズなのですが、黒が一番小さく見えるのは、それだけ縮んだということなんですね。



画像では分かりにくいですが、気持ちの良くない歪みがあるものはパスして、そうでないものは上絵にまわします。



同時に焼いた、陶玉と帯留め。
帯留めは、丁度作りかけたときに追加依頼をいただきました。
タイミング良すぎです。
入院前に絵付けを仕上げて送りたいと思います。

また、来年5月のデザインフェスタ、申込しました。
当落通知が12月2日に来るそうです。


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Lサイズダブリングキューブ 素焼き

2013-11-17 | Weblog
しばし間が空いてしまいました。
色々とあったのですが、ようやくそちらは落ち着いてきたかな。

自分個人としては、美容院で髪を切ったり、マッサージ(正式には施術)に行ったり、クリスマスシーズンのディズ○ーに遊びに行ったりと、充実した日を過ごしています。

Lサイズダブリングキューブ試作続きです。
じっくりと時間をかけて乾燥させたキューブは、これまたゆっくりと素焼きしました。



普段制作している作品の1.75倍の時間をかけました。
これは、厚みのある作品を焼成するためのことです(慣れてないから余分に時間かけてます)
温度差による歪みが出ないようにすることが目的。



素焼き後は、全体をさっと水で洗い、軽く乾燥させてから釉薬かけ。

焼き締め素地で仕上げるものは、数字部分だけ釉薬を施してあります。

Lサイズは、持った時の重量感が相当ありますね。

海外向けに考えていますが、日本人受けはどうなんだろうなあ。
持ち運びには重いと思われるかもしれません。

見た目は存在感があって良さげです。

また乾燥させてから本焼きします。

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しずくタイプのアクセサリーパーツアップ。

2013-11-11 | 新着情報
だんだんと寒さが増してきたこの頃。
体調管理に注意が必要な時期ですね。

オンラインショップに、しずくタイプのアクセサリーパーツをアップしました。



練り上げの桜



練り上げの紅葉



ピンクマーブル桜



練り上げの矢羽模様



青に桜



青マーブル


今回の作品は、以前に制作して、アクセサリーに加工するつもりで保管しておいたものです。
Aカンなどを使って、ペンダントトップにするのが簡単だと思います。
紐を使って編み込んでお使いになる方もいらっしゃいますね。

アクセサリー作りをする方に、いろんなアイデアで使って頂ければいいなと思います。

もちろん、当方で加工も承ります。
ただ、金具の種類などは限られてしまいます。

また、今回商品写真をひとつにまとめてみました。
小さい作品等は、この方が見やすいかな?と思いまして。


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Lサイズダブリングキューブ5種類め

2013-11-01 | Weblog
今日は気持ちの良いお天気でした。



また、同じような画像になってしまいます。

今回は、サイズを比較できるように、普段作っているものを並べてみました。
右側の小さいほうが、通常の大きさです。
成形時で5㎜違うだけですが、大分存在感が違います。

今度は、「茂木土」を使用(基本的に商品名で書いてます。)

焼き縮みが少なく、大物制作向きの土です。

やや荒目で、先日紹介した楽土となべ土よりは細かめ。
可塑性が高くとても扱いやすいです。

これが、今回のLサイズキューブ試作の本命かなと思っています。

もう一つは、黒土。
これは、そのままでは厳しいので、穴をあけた形で試作予定です。


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