陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

第二回 癒し和み展

2011-01-28 | Weblog
今日も、乾燥した一日。
リサイクルして、水抜き作業中の土が、思った以上に早く乾いてくれます。

近藤氏主宰の、第二回癒和み展のお知らせをさせていただきます。



場所は、神奈川県秦野市菩提にある、ギャラリー楓です。

一度行ったことがありますが、落ち着いた雰囲気でいいところです。

日程:2011年2月2日~2月20日10:00~16:00(最終日15:00まで)

●近藤祖雄氏:陶器(素朴で優しい風合いの作品が、お手ごろ価格です。)

●工房南矢名:綴れ織り・絵(自閉症を抱えた酒井氏の、素朴で純粋な目線で描かれたオイルパステル画や、繊細な綴れ織りは見ごたえあり!)

●米田民穂:絵・猫グッズ(なんとも、いたずらっ子そうな猫ですね、本物を見てみたいと思います)


私は、その次の第三回癒し和み展に、参加させていただく予定です。



上の画像は、今日削りを行った豆鉢。

5個、それぞれ違う形にしてみました。

豆鉢は、型抜きで作られたものが多いので、ろくろで、足まで削りだしたものは珍しいかしら?

この土は、よく植木鉢に使っています。汚れも目立たないですし、植物との相性がなんとなくいい気がしています。

ぬりぬり

2011-01-27 | Weblog
今日は、爽やかに晴れたお天気。
乾燥してるので、風邪に注意ですね。

先日のかんざし棒に、ウレタンニスを塗りました。
木目を活かす色合いのため、黒でも色が淡かったので、何度も重ね塗りしました。

薄く、回数を重ねるのが基本なのですが、うっかり、乾いたと思って短時間に何度も塗りすぎてしまい、一部に「たまり」が出てしまいました。
失敗~。

失敗したものは除いて、一応無事に完成したものもあります。



まだ、接着剤でとめてはいませんが、こんな感じ。

予定より太いものを作ることになったのですが、実際つけてみると、このくらいの太さは自分にとっては使いやすいみたいです。
金属より軽いのも気に入りました。

かんざしの形状に対する好みは、髪質や、量、つけ方等によって大きく分かれます。
木のかんざしが欲しいと言っている方の気持が良く分かりました。

そして、今日の作業



ろくろで、お抹茶茶碗と、豆鉢を製作中。
板の上に、新聞紙を敷いて、ろくろから移動させたものを置いています。

掃除も楽ですし、新聞の上で乾いた土は、簡単にはがれるのでリサイクルにまわすのも楽です。

あと、特に赤い土の場合は、染色防止のためもあります。


今後のイベント参加予定

2011-01-25 | Weblog
今日も一日寒かったです。

昨日の木工旋盤について、気になったのでメールで購入場所へ問い合わせてみました。
すると、すぐに電話で連絡してくれました。
対応早いっ!

やはり5mm棒を固定できないのは、メーカーの仕様だそうです。
別売の付属品を使えば可能とのことでした。

最初から分かっていれば、付属品もまとめて購入していたと思います。
初心者向けのセット商品と思いましたので、説明がもう少し詳しかったら良かったなあ。

今日また、木工旋盤をいじってみましたが、昨日よりは慣れてきました。
とはいえ、まだまだ遅い回転速度で、少しずつ、ゆっくり削っています。

こういう作業は、ろくろとも共通した部分があって、面白いです。

近くでは、わりと規模の大きなホームセンターに行き、工芸漆を探したのですが、さすがに見つからず、ウレタンニスを購入してきました。
食器にも対応できるタイプがあったので、迷わずそれを選びました。

口にくわえて髪をまとめる人は結構多いと思いますし、子どもがなめてしまうこともありますから、食器対応のものにしておくほうが安心ですね。

今後のイベント参加予定と申し込み情況です。

●3月20日コミックシティ(東京ビックサイト)申し込み済み
●3月27日〜4月3日秦野にて、グループ展
●5月4日コミックシティ(東京ビックサイト)申し込み済み
●4月28日~5月8日の一部 OZONEクラフトマーケット 申し込み予定

4月に内定していた催事がひとつ、中止になってしまいまして、替わりに5月のコミックシティと、OZONEクラフトマーケットに申し込むことにしました。

OZONEクラフトマーケットについては、数名の方から、是非参加してみるといいよと言っていただけたことがきっかけです。

ありがとうございます。

コミックシティのイベントも、OZONEクラフトマーケットも、当選、落選がございます。
きちんと確定してから、正式に参加予定として掲載させていただきますのでよろしくお願いします。

ウッドレースDXお試し

2011-01-24 | Weblog
今日は、一日とても寒かったです。

昨日届いた小型旋盤、ウッドレースDXをお試し。
(結局買ってしまいました)

開梱して、説明書をじっくり読んでから、準備しておいた竹の丸棒を削ってみます。
全くの初心者なので、慎重にいきます。

まず、いきなりつまずきました!

「コレットチャック」という、細い丸棒を固定用するパーツに、準備していた直径5mm程度の丸棒がつけられないんです。
固定できなければ、加工も当然出来ません。

「直径2~10mmの丸棒加工が出来ます」として、直系2,3,4,6,8,10mmの6種類のコレットチャックがセットになっていたので、全部の幅に対応できるものだと思い込んでいました。

思い込んだ私も悪いかもしれないけど・・・そういうところはちゃんと説明しておいて欲しかったなー。

4mmには通らないし、6mmだとスカスカで、一番奥までねじ込んでも固定されませんでした。

その後、6mmの棒を準備しなおして、再びチャレンジ。

と、またそこでつまづきます。

刃物を固定するための台は、位置は自由に動かせるのですが、高さの調整機能がついていないんです。
削るものから、2mm程度の距離に固定すると書いてあるのですが、径の小さいものは、高さの問題で全く寄せられないんです。

試しにそのまま削ってみましたが、やっぱりこのやり方には問題を感じましたのでやめ。

思い立って、固定台の下に、小さな板切れを挟み込み、無理やり高さを出してみると、これならなんとか大丈夫そうです。

最初は、一番遅い回転にして、こわごわゆっくり削ってみたところ・・・

なんとか、削れました。



仮に、玉をさしてみました。

この雰囲気なら、まあまあ大丈夫かしら。
この後、工芸漆か、ウレタンニスでつやつやの黒に仕上げたいと考えています。

使ってみた感想は、思っていたより手間かかるかも?
おそらく、もう少し直径の大きいものの加工を基本として作った道具なのでしょうね。
慣れるともっと応用がきくような気がします。

そして、やっぱり面白いです♪
家族には、私が男に生まれてくればと言われたこともありますが、こういう工作系は、子どもの頃から好きなんです。

5mmの棒の使い道は、また考えていきます。
ドリルチャックみたいなものを取り付ければ、加工は出来ると思うのですが・・・。
無駄にするのはもったいないですし。

ど素人なので、使い方のミスや勘違いもあるかもしれません。
気が付いた方、お知らせいただけると嬉しいです。


髪留めデザイン変更

2011-01-21 | Weblog
神奈川県は、晴れの日続きです。
空気も乾燥しているので、風邪などにご注意ください。



今日は、本焼きをしながら、髪留めなどの小物成形。

以前から、作りたいと思っていた、これまでより一回り小さいデザインの髪留めを作っています。

今回は型をオーダーメイドしてしまいました♪

お洒落用というよりは、普段使いで、外したときに手にはめておけるようなイメージかしら。

私は、かなりのくせ毛で、量も多いです。
作業のため、ひとまとめにしていることが多いので、髪留めやバレッタをよく使っています。

基本、自分が使って良いと思うものは、安心して人に勧められますね。

でも、さらさらストレートヘアで髪が少ない人は、バレッタは落ちてしまうようなので、おすすめは出来ません。

プレゼント探しのときなどは、普段バレッタをつけない人には、バレッタは避けたほうがいいかもしれません。

ヘアゴムは、男性から女性への贈り物で、選んでいただく確率がとても高いです。

喜んでもらえたと、ご連絡いただけることもあり、本当に嬉しく思います。

やってて良かったなと思えることが、沢山あって、続けてこられています。
皆様のおかげです。感謝。


満月

2011-01-20 | Weblog
今日は、ここ暫くの中では、比較的暖かかったです。
犬の散歩をすると、梅の木にふくら雀が一杯寄り集まっていて、可愛かった♪

あとは、満月が綺麗でした。

今日紹介するのは、陶玉の穴あけのようす。



どうやって穴を開けているの?と聞かれたことは結構あります。

焼いてからではなく、土のうちにあけてしまいます。

使う道具は、ハンドドリルやポンス

ハンドドリルは、ホームセンターなどで売っています。
ポンスは陶芸用品店で購入。


丸めておいた玉に、まずは細いドリル(画像は1ミリ)で中心に穴を開け、それを2ミリのドリルで広げて・・・の繰り返しで大きくしていきます。

いきなり大きいので開けようとすると、玉の形が崩れやすいです。

こまめに、ドリルの隙間に入った土を取り除きながら作業すると、綺麗な穴になります。

地味に時間がかかりますが、これが結構無難なやり方な気がします。



穴を開けたら、変形したり、転がらないように、柔らかい布の上で乾燥させます。

ちなみに、これは焼くと淡いピンク色のマーブル模様になる予定です。
相変わらず、模様は見えませんが。


昨日確定申告の用紙が届きました。
また、この時期が来ました。
手間がかかりますが、これは避けて通れないものですね。

去年は、なんとか無事に終えられて安心しました。

今日の作業と苔玉その後

2011-01-17 | Weblog
今日も寒かったですが、日差しが本当に暖かく、空が澄んでとても綺麗でした。
これぞ冬!と言う感じがします。

今日の作業は、素焼きしながら、陶玉を丸めたり、帯留めを成形したり。

素地は、淡いピンク色のマーブル模様です。


素焼き中の中身も、同系のマーブル模様で、こちらはフリーカップなど。

これから、春に向けて優しい色合いのものを意識してみました。

昨日の記事の木工旋盤については、もう少し考えてから決めようと思います。






上の画像は、苔玉教室で作ったばかりのもの。



上の画像が今日撮影したもの。
ワイヤープランツが、随分と大きく育ちました。
裏から、根もはみ出てくるほど元気です。



そして、何故か増殖しています(笑)

知り合いが、山から苔をいただいてきてくれたので、ミズゴケを購入して、11月に作りました。
ちゃんと、根付いたようで安心。

苔も、3種類全部違うんです。
折角なので、並べて飾ってあります。

器は、以前オーダーいただいたときに、うまくいかなかった残り物。
なんとか、活用の道がありました。

魅力的な

2011-01-16 | Weblog
今日は、とても寒い一日でした。

寒がりなうちの犬は、散歩に出かけたとたんに回れ右して「帰りたい」と主張(笑)
結局は歩くのですが、帰宅後はまっすぐお気に入りの毛布の中へ。


今日、ほぼ一日引きこもってやっていたことは・・・木の棒との格闘(笑)

木のかんざしを作る予定です。
イベント会場などで、欲しいというご意見が多く、折角なので作りたいなと。

今回は「茶銘木」という焦げ茶色の棒を入手。

ナイフで削ってみたのですが、なんだかさまにならない。

玉を通す部分を削っても、角ががたついて、隙間が出来てしまう。

持っていたルーターなど使ってみても、なんかピシッと収まらない。

私ってこんなに不器用だったっけ?

ふと、手元にあったPROXXONのカタログを広げると、なんか魅力的な物体が!

木工用の旋盤って、凄く高価で大きいものというイメージがあったのですが、小さいものがあるんですね。

ウッドレースDXというものがきになっています。
ミニは、細いものの加工にむいてなさそうな感じ?

重量的にもスペース的にもなんとかなりそうじゃないですか。

安いお店を探せば、定価の半額近いものもあります。

うわあ。欲しいなあ。
でも、今の私にとって棒のために2万ちょっとの出費は大きいなあ。

洋服とか雑貨のカタログじゃなくて、こういう物を見てわくわくしてしまう自分って・・・。
と、自分で突っ込んでおきますが^^;


「手元にあるもので何とか出来ないかな?」

なんて下手な考えも浮かびます。
釉薬攪拌用のドリルドライバーに、木の棒を差して回しながら削ってみたり、色々やっているうちに一日たってしまいました。

結局これだ!という作り方には至りませんでした。

旋盤を買うか、市販の軸を買うか、迷うところ。
好きなデザインで出来るのが、やっぱり自分でやる最大のメリットなんですよね。

陶芸から、離れたところであまり手間かけるのもなあと思いながら、こういう作業に対する興味も強いんですよね。
純粋に面白そう。

結局、何にも進まないような一日でしたが、まあこういうこともあるかな。


かなり以前、ほんの一時的に作っていた竹のかんざしを、リニューアルして復活させようという計画のほうが、すぐに実現しそうです。


バレッタ追加しました。今度は幅広タイプ。

2011-01-14 | Weblog
今日も爽やかな晴れ。
日差しの暖かさがありがたいです。

日中、家族の用事であちこち出かけてきました。
ドライブ日和で良かったです。

目的のひとつだった電話機の買い替えも、無事終了。
古い物はなんと、18年も使っていたようです。
びっくり。


オンラインショップに、バレッタを6個追加しました。
今度は、幅の広いほうの楕円形タイプです。



おなじみ、練り上げバラシリーズ。
なかなか、他ではないものではないかと思います。



白地にピンクの桜模様。
色合いが上品です。
透明釉に、細かな貫入が入って、陶器らしい風合いが出ています。



マーブル模様にお花。

流れるような模様が綺麗に出ました。
小花模様は、季節を選ばず便利です。

他にもございますので、気になる方は、バレッタのページをご覧ください。


前回、テグスが切れた場合の対応を書かせていただきましたが、けして切れやすいというわけではありませんので安心してください。

バレッタ製作初期(10年前くらい)の作品については、一部切れやすい作りのものがありましが、今は改善させていただきました。

自分でよく使っているものは、5年は全く切れずに、現在も使い続けています。

もし、バレッタの金具付け直しを依頼したいという場合は、往復送料と手数料をご負担願います。
ご希望の場合は、あらかじめメールでご連絡願います。


バレッタ追加しました。

2011-01-11 | Weblog
今日は、日中、わずかですが雪がちらつくのを見ました。
寒さはすっかり苦手になりましたが、雪を見るのは好きです。

幼い頃に、雪国で育ったせいもあるかもしれません。
なんとなく、懐かしい気持ちになります。

珍しく、連続でオンラインショップに作品をアップしています。
今回は、シンプルタイプのバレッタです。



練り上げ薔薇の、ピンクバージョンです。



茜色に、白で桜を描いたバレッタ。
和風の色合いですが、結構色々な服に合わせやすいです。
茶色の髪にも相性が良さそうです。



シンプルな陶器の色を活かした上に、雲母系の、ラメ絵の具で小花を描いてあります。
あわせやすく、目立ちすぎない、さりげない可愛らしさを狙ってみました。

他にもありますので、宜しければ、バレッタのページを確認していただくと嬉しいです。

何度か書かせていただいていますが、バレッタ金具は、接着剤ではなくテグスで止めてあります。
テグスで2重に留めて、一箇所切れてもすぐに落ちる心配がないようにしてあります。

もし、使っているうちにテグスに不具合が生じた場合は、2号か3号のテグスを購入していただいて、靴紐のように通して、隅っこをしっかり結んでいただければ、直せます。

テグスは、手芸用品店、ホームセンター、100円ショップ、釣具やさんなどでご購入できます。

金具も、大きな手芸用品店などにおいてありますので、陶器部分が割れなければ、長くお使いいただけると思います。