陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

ゴーヤの肉詰め

2011-08-31 | Weblog
蒸し暑い日が続きます。
台風の動向が気になるところですね。
台風進路にあたる方は、くれぐれもご注意ください。

昨日のことですが、ピーマンの肉詰めを作ろうとして、中身を作った後、ピーマンを出そうとしたら、一部が痛んでいました!

えーっ!

ということで、急遽ゴーヤを輪切りにして、中に具を詰め込んで焼いてみたところ、思いのほか美味しかったです♪
ゴーヤのほろ苦さが、後を引く味になってくれました。

ゴーヤ二つ分作ったのに、家族3人でペロッと平らげてしまいました。
ビールにピッタリでしたよ♪

緑のカーテンとして育てたゴーヤが余ってる方、気が向いたら試してみてください。



こちらは、今日成形した、赤白椿のお皿。

縁をカットしたときに、葉っぱが少し切れてしまいましたが、まぁ許容範囲かな。

こういう、「色の境界線がフチに見えると面白い」というご意見もありますし。

焼成前のものなので、赤い椿と素地土の色がよく似て見えますが、焼くとまったく別の色になります。
(縁のバリは、少し乾いてから取ります)

そういえば、最近このブログのアクセス数が一日200~500くらいと、ずいぶん増えてきました♪
ほんと、ありがたいことです。

文章とか、書くのは苦手なほうでしたが、人に読んでもらっていることが励みで、最近はすっかり生活の一部になってきています。

催事場などで、「ブログ読んでるよ」なんて言ってもらうと、ほんと嬉しいですね。


あんまり力を入れすぎずに、マイペースで続けさせていただきます。

練り上げ陶器 素焼き

2011-08-30 | Weblog
最近、日中は暑くても、朝晩は涼しくなってきました。

外からは、秋の虫の音も聞こえてきます。





画像は、素焼き後の、練り上げ椿の作品。

今後改善したい部分がいくつもありますが、とりあえずは椿に見えそうです。

今回は、型押し整形の不慣れが原因で、かなりの数の作品をボツにしてしまいました。

焼成前で分かるものだったので、土に戻せるのが幸いでしょうか。

今回の失敗でだいぶわかったことも多いので、今後に活かせると思います。


本焼きの焼き上がり段階で、ヒビなどが入らないかなど、完成まで安心できませんが、本焼きの結果が今から楽しみです。








桜井ケンイチ氏催事のお知らせ

2011-08-26 | Weblog
「和みの秋 クラフト展」でも、一緒に参加していただく、桜井ケンイチ氏の催事紹介です。

せっかくの機会ですので、作家紹介と兼ねさせていただきます。

桜井ケンイチ 陶の世界とふくろうの森のうつわたち

会場:丹沢美術館

2011年8月30日(火)~9月4日(日)
11:00~18:00(最終日16:00)

桜井氏の作品は、独特の世界観を感じます。
素地の風合い、生き物の表情などは、そのまま物語が生まれそうな雰囲気。
眺めるだけで、ほっと和める気がします。

私自身とても好きな作家さんです。


丹沢美術館は、まだ行ったことがないのですが、秦野のギャラリー楓にて、偶然いらしていた館長さんを紹介していただき、お話させていただいたことがあります。

いつか行ってみたいと思っていたので、この機会に時間を作って行きたいと思っています。

この催事のお知らせを下さったのは、ご本人ではなく、友人というところも、桜井氏の人柄なんでしょうね。



こちらは、昨日の作業。

いろいろ試してみましたが、やはり型起こしがうまくいかないため、型を削って修正してみました。
腰の部分のアールを緩やかにして、タタラを押し付けやすくしてみたつもりです。

お茶碗は、見込みが広いほうが好きなので、ちょっと迷いましたが、自分で納得できる範囲に収めてみました。

それにしても、まっさらなタタラで練習してから、練り上げを作ればいいものを・・・
と、自分で突っ込んでしまいます。

これまでも、ものづくりに関しては、ぶっつけ本番で作業をすすめてしまうことが多いです。
失敗したときに、痛いのが自分だけだからでしょうね。

少しは自覚して注意してみるかな。

イベント参加のご案内

2011-08-25 | Weblog
今日は家族のドライバー役として出かけたのですが、雨が降ったり、青空が見えたり、めまぐるしくお天気が変わる一日でした。

次回催事のご案内です。
本日、案内のチラシが届きました♪



陶工房くれいの陶山さんにお誘いいただき、陶器市に出店させていただくことになりました。

日程:9月9日、10日の二日間

会場:エンラージ秦野ショールーム小田急線渋沢駅を出ると、すぐです。

時間:10:00~16:00

陶山さん、石垣さん、私(菅野)を含めた、8名の陶作家の作品がそろいます。
私は、両日共に会場へ行く予定(二日目は遅めの時間からになると思います)。

この機会にぜひ、足を運んでいただけると幸いです。




陶山さんが参加するイベントのお知らせ。


陶山さんの作品は、とても温かみがあり、大変人気が高いです。
陶工房くれいでの人気投票でも、前回も一位だったそうです♪



画像をクリックすると、大きく表示されます。



個性もそれぞれな、4名の作家さんが集まっています。
DMをみるだけでなんか、とても楽しい気持ちになれそうな雰囲気が漂ってきます。


会場の寄 荷風 は、私もお気に入りのお店。

名物のシホンケーキは、独特のふわふわ感がたまらない♪
お食事も、自然の材料にこだわりぬいているそうです。
自然を眺めながらのんびりしたい人には、とってもお勧めのお店です。


なごみの秋 クラフト展

2011-08-23 | Weblog
今日は、久しぶりに気温が上がり、暑さを感じる日でした。

とはいえ、猛暑と比べると、まだ楽ですね。

待っていたDMが今日、届きました。






10月21日から、武蔵小金井駅そばの武蔵野画廊にて、7人のグループ展を行います。

今回は、私がまとめ役をさせていただいております。
普段は、そういう役割からは全力で逃げ回る性格なので、(笑)かなりレアなことだと思います。

思い切って動いてみると、皆様とても親切で、本当にありがたいなと思いました。

DMは、画廊のオーナーさんが制作してくれました。
さわやかな秋の雰囲気の素敵なデザイン。
とても気に入っています。

武蔵野画廊は、武蔵小金井駅南口から徒歩3分の、商店街の中にあります。
場所柄や、オーナーの性格なども含めて、気軽に見に行ける雰囲気です。

時々、雑貨を置いていたり、地元に未着した感じが気に入っています。


催事はまだ先ですが、今後数回に分けて、参加メンバーの紹介をさせていただく予定です。





画像は、白椿の香合にする予定の土の塊です。

練り上げ椿の香合

2011-08-22 | Weblog
今日も、とても涼しい一日でした。
明日からは、暑くなるそうなので、個人的には残念です。

まだ、練り上げ作業は続きますので、気温が低く湿度が高いほうがほうが都合いいのですが^^。

練り上げでお抹茶茶碗にチャレンジしたのですが、深い形のタタラ成形に不慣れなこともあり、かなり苦戦しております。
(普段は、お抹茶茶碗などはろくろ成形が中心です)

形の好みを優先して、型から外しにくい形にしてしまったのもいけなかったようです。

出来上がったパーツを組み立てる作業は、一日2個程度しか出来ないです。
これが、軒並み失敗の予感・・・

完成時は、相当歪んでしまいそうな気配を感じています。



画像は、練り上げ椿の香合(成形段階)。

香合は、あまり作ったことがなかったのですが、細かいお約束があまりないようですので、この機会にチャレンジ。

作っていて、とても楽しいので、白椿も作ろうかな。

お香の作家さんと知り合い、お香に関心が高くなったのも香合制作のきっかけの一つかしら。

無事に完成してくれますように。




練り上げ陶器

2011-08-20 | Weblog
今日も、涼しく過ごせました。

昨日くみ上げたパーツを黒系の地に並べて埋め込んでみました。



この後、ふちをカットして、型に押し当てて成形していきます。

今回は、型とサイズがあっていなくて、縁の絵柄が切れてしまいました。
型制作に慣れていないのがバレバレですね。

失敗は成功の元。

模様を組んでいたのがひとつだけでしたので、失敗がひとつで済んでよかったと、気持ちを切り替えて。


画像の作品がそうなのですが、模様が裏に抜けないタイプの練り上げ作品は、薄くスライスしたパーツを素地に埋め込んで制作しています。

裏まで抜けるタイプとどちらが手間かといえば、こちらのほうが手間な気がします。

作る数にもよりますが、多い場合は抜けるタイプのほうが断然楽だと思います。

抜けないタイプは、柄を重ねるなどの作業が出来ることと、作品それぞれを、いろいろな配置で作れるところがメリット。

ただし、パーツを薄くスライスして、一枚ずつ貼り付けていくので、神経を使う作業が多いです。


練り上げは、やってみて本当に面白い技法だなと思っています。

この技法一本に絞る人の気持ちがよくわかります。

私はついつい、いろいろ手を出してしまうのですが、絞るならこれかなと思えるほど気に入っています。






練り上げ作業

2011-08-19 | Weblog
今日は、ここしばらくのお天気とはがらっと変わって大雨。
半端なお天気が少ない気がします。

気温は下がり、湿度が上がったので、「練り上げ」作業にはとても適した制作環境。

何日もかけて準備した、36色の色土を組み合わせて、椿の花を成形してみました。



白い椿と



赤い椿。
画像は、見やすいように、明るさやコントラストを強めに調整してあります。

あとは、葉っぱも成形しましたが、つい、いつものように仕舞ってしまいましたので画像はナシ。

この、金太郎飴状態を最初にカットする瞬間は、結構ドキドキです。
今回も、無事に予定通りの雰囲気が出てくれたようなので、ほっと一息。

今日一日かけて、花と葉っぱのパーツまでは出来ました。

今度は、これらを組んで、器に仕上げる予定です。



石膏型作り

2011-08-17 | Weblog
今日も、とても暑い一日でした。
明日は、もっと暑いそうですので要注意ですね。

練り上げで作品を作るには、型を利用する場合が多いです。
今回はろくろ作業を利用した型作りを紹介。



まず、土を厚めにして、ろくろで形を成形。
使うのは内側なので、普段作るものと内側を同じように意識して。
画像は、ご飯茶碗用。



半日ほどおいて、土が少し硬くなるのを待ち、水で溶いた石膏を流し込んで、30分~1時間ほど放置



石膏が固まったのを確認したら、外側の土をはがして、バリなどをやすりで削り落とします。
ろくろ目などを消したい場合は、水の中で目の細かい耐水ペーパーを使用すると良いようです。

数日乾燥させたら、石膏型の完成です。
ご飯茶碗、抹茶茶碗、サラダボウル用を作ってみました。

ちなみに、石膏型作りに使った土は、焼成には回さないようご注意。
焼成トラブルの原因になってしまうそうです。

私は、練りかえして石膏用の用途限定土として保管。
繰り返し利用しています。




陶玉ネックレス

2011-08-16 | Weblog
暑い日が続きます。

お盆時期の週末は、バックギャモンのアドミラル例会などで遊んできました。
美味しいものを食べたり、お酒を飲んだりして、非日常の時間を楽しむことが出来ました。

こういうお店で出てくる器や盛り付けなどは、ついついチェックに力が入ってしまいますが^^;



先日焼きあがった、青緑色の陶玉で、ネックレスを作る予定です。
画像は、それっぽい形に並べてみたところです。
大小取り混ぜて、重くなりすぎないように意識しています。


間に、スワロフスキーのクリスタライズなどをはさんで、ワイヤーワークで作っていく予定。

まだ、材料を頼んでいないので、出来上がりはもうしばらく先になると思います。