陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

作品アップなど

2023-11-09 | 肺縦隔腫瘍




今日のお天気晴れ。
トップ画像はオーダー制作したイルカの箸置き。

箸置きというよりオブジェに近いものになりました。
イルカ好きのお子様用にとのことですが、ご本人のイルカ愛の強さに触れ、ついつい気合が(笑)
ご依頼者にはお任せ頂いたので、好きにやっちゃいました。
箸置きとしての機能はきちんとあります。

例えば本人のイルカ愛を知らなければ、もっと無難なものになっていただろうなぁ。

もの作りってご縁の影響も大きいです。

minneに作品アップしました。



緑どんぐりヘアゴム。



栗ヘアゴム。



紫釉薬抹茶茶碗。





青いぐい呑み。



金彩釉薬ぐい呑み。

ぐい吞み二つは少し古い作品。
押入れの奥に仕舞いこんでいました。

制作環境を整えるために、家の中色々整理しているところです。


<肺縦隔腫瘍神経原生腫瘍摘出手術その後>

昨日、手術後の定期検査(CT)に行ってきました。
頑張れば日帰り出来る距離ですが、今回も前泊遊びがてらのお出かけ。
東京のお宿がかなり高沸している中、確保してくれた相棒に感謝。

今回も問題なし!
10年目ですので、そろそろ術後対応は終了ですがということです。
当時一緒に見つかった肺の小さな影は、経過観察的に癌化のリスクは少なそうとのこと。

今後、この病院へのつなぎになるからと、人間ドックをお勧めしてもらいました。
有難い話なのですが、遠方で人間ドックってかなり大変なので即決出来なかった。
もう一年検査してもらって終了になると思います。

<現在ある後遺症の状態>

腫瘍摘出のため交感神経を切断した影響が、色々出ています。

右手と右の肩あたりから上の上半身に汗をかけない。
右手が常に乾燥している。
のぼせた時も、顔の右半分だけは赤くならない(真ん中から色が違うw)
右手が冷える。
血管が収縮していることが多い。(本来は逆の症状が出ると言われていた)
血流の問題か右手が細く力も入りにくく疲れやすい。

爪が薄く、伸びが早い。
皮膚がやや薄く、乾燥も含めて傷つきやすい。

右瞼のホルネル症候群による眼瞼下垂。 右まぶたが落ちてるときがある。
右目の縮瞳はつかれた時など出ている。

肋間神経痛と低気圧痛 動けない日もあります。

年々症状は少しずつ変化してきています。
右手の血管の拡張しっぱなしの初期から、収縮しっぱなしの数年。
そして、数か月前から血管の拡張時間が増えてきて、右手の状態が楽になってきました。
血流が増えたおかげか、何してもつかなかった筋肉が付き始めた。
まだ左手より大分弱いけど、希望が見えてとても嬉しい状態です。

右手の乾燥レベルも、初期よりは改善しています。
初期は、新聞紙触るの辛く、水すら染みる状態でした。

交感神経というものの働きを身体を持って実感する次第です。
状況にあわせて変化対応していこうとする身体の働きって凄いなと思います。
今、健康であることが、本当に有難いと感じます。


珍しい病気を経験したので、記録として残しています。
自分も他の人のブログを参考にさせていただきました。
同じ病気でも、個人差もかなり大きいようです。
肺縦隔腫瘍という項目をつけてあるので、興味ある方は項目で見て頂くことも可能です。

簪アップ

2022-11-13 | 肺縦隔腫瘍


今日のお天気晴れ。
ゆうべminneに簪アップしました。
トップ画像はピンク地に黒猫、白足跡模様の簪。
黒猫は表と裏両方にいます。





おなじみどんぐり簪。
遊び心ある装いにお勧めです。
写真より実際見るほうが良いとのコメントを沢山いただいております。
撮影のヘタな部分もありますが、写真では伝わりにくい風合いみたいなものもあるかなと思います。
逆じゃなくて良かったと言うのはちょっと本音^^;


赤玉の二股簪。

当方では一本軸タイプの方が人気高いですが、二股のタイプが良い方も当然いらっしゃいます。
自分は初心者の頃は二股で、慣れたら一本が楽でしたね。
今はショートの楽さと似合いっぷりにおちついてます(笑)



コーラルピンク系のマーブル磁器簪

Creema にも簪アップ



珊瑚風の陶玉簪
磁器タイプと陶器タイプ、風合いがそれぞれ違います。
つるんとしたガラス質の質感と色合いの磁器タイプ、素朴な風合いの陶器タイプ。
好みや合わせ方で分かれるかなぁと思います。



白磁の長玉簪。
この長玉と言う表現がしっくり来てないのですが、この形に丁度いい表現って何だろう?
紡錘形?


先日、肺縦隔腫瘍手術後の検査行ってきました。
珍しい病気を経験したため、ブログにカテゴリーを作っています。
興味のある方はカテゴリーを選択するとまとめて読むことが出来ます。

CT検査の結果、問題なしです。

今年で9年目。
来年の予約も入り、その後問題なければ一年おきにしましょうとのこと。

交感神経を切断したための副作用経過。

右目のホルネル症候群、右手や右の顔等に汗をかけない症状等継続中

右手血管の拡張しっ放しは収まっていますが、急に収縮して冷えたりと安定感はないです。

肋間神経痛は気圧差の激しい時に出る感じ。

9年もたちすっかり慣れたので、それに合わせた生活に落ち着いています。

手術した頃より、今の方がずっと健康でいられています!
とても有難いなと思っています。
お世話になった皆様に感謝です。


手術後8年

2021-11-11 | 肺縦隔腫瘍


今日のお天気晴れ。
珍しく作品アップせずの更新です。

2013年に肺縦隔腫瘍の摘出手術して頂いてから8年。
恒例の一年検診に行ってきました。

何年経ったかとか数えるのをすっかり忘れて、古いブログを読みかえしてみたりしました。
あれから、本当に健康になったなと感じます。

今回も問題なし。
去年のCTの検査の結果と比較しながら説明して頂きました。
で、また来年も予約を入れましょうとのこと。

そろそろ終わりかな?
と思いながらも続いてます。

それにしても、建て替え後の新しい病院は、お医者さん以外の人と一切接することなくお会計まで済んでしまいました。
今時だなぁ。

相棒が徒歩圏に前泊のお宿を確保してくれたのもほんと有難い♪

東京なので、日帰りでも行ける距離ですが、ラッシュに被るし割としんどいんですよね。

新型コロナ関連で、東京に行ったのは本当に久しぶり。
慣れていた筈の乗り換えまですっぽ抜けた等、珍道中でした。

珍しい病気だったので、その手術経験が多い病院を紹介して頂けたのは本当に有難かったです。
紹介してくれた友人に感謝感謝です!

術後障害は、交感神経を切断した影響が残っています。
(腫瘍を取るために必要だったものです)

〇ホルネル症候群。
右目の瞼が落ちてしまう。
要するに眼瞼下垂が片目だけ出てしまう状態。
保険適用で手術は受けられるのですが、片目だけやってその後のことを考えると(笑)
アイプチで対応出来るし・・ということでスルーしてきました。

最近ちょっと眼精疲労出やすく、右目だけ瞼ががピクピクすることがあります。
もし悪化するようなら、また考えようかと思います。

〇縮瞳
疲れた時など、右目の黒目だけが小さくなります。
最近はあまり出てないですが、鏡あまり見ないので気づいてないだけかも(笑)
出た時は、目つきがヤバイ感じになるのですみません^^;
対応は出来ません。
本人的にはなんともないので、見た目の問題だけです。

〇右手に汗をかけない。
ご時世柄アルコール消毒の影響もあり、右手のカサつきは悪化しやすく大変だなと感じています。
スマホが反応しない時もあります。
セロテープを取るときは、必ず左手!という癖が付きました。
表皮にくっつき皮膚を傷めてしまうためです。
スーパーでビニール袋がなかなか開けられないのに、ハンドクリームを忘れてスーパーに入ることはよくやってしまいます(笑)

〇右手の血管が開きっぱなし。
になると言われましたが、ちゃんと収縮するようになりました。
ただ、普段から左右の温度差、血管の開き具合の差が激しいのでバランスは崩れている様子。
因みに右手の爪はもろくて、結構早く伸びる状態のままです。
年数経って慣れたおかげで、色々対応や加減しながら生活しています。

〇肋間神経痛
これも、ある程度まで改善した後、ここ数年はあまり変わらず。
低気圧痛などがハッキリ出る体質になったという感じの受け止め方してます。

〇体の冷え
これは特に言われていませんでしたが、手術を経験した後異常に寒がりになりました。
数年続いたものの、少しずつ改善。
少しずつ筋肉をつけるようにした今年は、特に改善を感じています。

こういう病気を経験したことで、健康のありがたみとか、健康診断の大切さとかが分かりました。

また、同じ病気の経験談等探して、あまりなかったことと、経験談を読ませて頂いて役に立ったことをきっかけにこの記事を書いています。

古い生地は、このブログの「肺縦隔腫瘍」の項目を選んでいただけるとまとめて読むことが出来ます。


で、家庭菜園ネタも一緒に入れちゃいます。
トップ画像は、やっと巻いてくれたラディッキオ♪
去年は全く巻かなかったので、嬉しい!



ナスタチウムの花。
去年と比べて今年は大きく育たなかったですが、今頃になって元気になってきました。



こぼれ種から出てきてくれたパープルフリル。
紫色のからし菜で、サラダの彩にとても良いです!
採りたてはピリッとした辛みも結構強めです。



畑の隅に植えてるダリア。
切り花でも楽しんでます。



怪しい物体に見えますが、四角豆です。
種採り用にずっとそのままにしていたら、やっと黒くなってきました。
もう少し黒くなったら収穫して来年用の種にします。

転写紙

2020-11-12 | 肺縦隔腫瘍


今日のお天気曇りと晴れ。
通販関連のことが落ち着いたと思ったらもう夕方・・・という状態のまちゃぷです。

製作販売について、制作時間と販売に使う時間のバランス感覚が未だにずれてるのを実感したりします。

minneにヘアゴムアップしました。

トップ画像はピンク釉薬に黒いラインの麻の葉模様。



こちらは、アイボリー系の素地がラインになっていて、黒い部分が上絵になっている麻の葉模様。



なまずくんヘアゴム。



黒菊のヘアゴム。



ピンク釉薬に白と金ラメ足跡模様のヘアゴム。

今回、黒単色のシルクスクリーン転写紙をオーダーしたものが出来上がり、初回の焼成が焼き上がりました。
上記作品の足跡以外のものがそうです。

デジタル転写紙では、濃い色の表現が苦手なため、グレーに焼き上がりますし、艶が出ませんので、後から加筆していました。

上絵転写紙の種類と特徴をちょっと解説。
マイナー過ぎるネタですけど(笑)

〇シルクスクリーン転写紙

文字通り、専門の業者さんにデータを送り、シルクスクリーンの原板を制作。
それを元にして上絵転写紙を刷って頂くもの。

刷って頂く枚数分の料金の他、原板の制作費、刷りの基本費用がかかるため、少数の注文には向かないです。

一色ごとに原板を作って頂くため、多色刷りになるほど高価。

細かなデザインは出来ませんが、上絵の具がそれなりの厚みになるため、単色のくっきりしたシンプルなデザインにはこれが良いです。

数年前に制作依頼した業者さんに今回も依頼しましたが、仕上がりが美しくなっていてとても嬉しいです。

〇デジタル転写紙

一枚から依頼出来ます。
その分、単価は高いですが、細かなラインや、カラーデータが出来ます。

淡い色合いは出来ますが、濃い色が苦手。

転写紙の伸びが少ないので、立体物には貼りにくい。
(自分の作品は丸っぽくカーブがきついものが多すぎると言うのもアリ)

焼成がとてもシビアで、長時間かけて丁寧に焼く必要があります。

私は上絵専用の自動焼成窯を持っていないため、手動対応しているせいか、結構失敗してます^^;

〇市販の転写紙

これは、ポーセラーツなどで使われる転写紙が市販されているものです。
商用利用可能なものは少なめ。

焼成も貼り付けも容易で、扱いやすいです!
トランプのスート柄や、紺色の麻の葉模様の作品などに使っています。


話はころっと変わって。
7年前に手術した、肺縦隔腫瘍のその後の検査(年一回)で東京に行ってきました。
結果は異常なし♪

右目のホルネル症候群と、右手の爪だけ早く伸びて脆い、右手がとても乾くなどの症状は変わらず。

基本的な健康状態は良いです。

もうそろそろ毎年のCT検査も終わりかなと思ったら、また来年とのことでした。




久しぶりに東京まで行くタイミングに、コレ!
テイクしかないでしょ。

というわけで、東京国立博物館に行ってきました。

人数制限付きの予約制でしたが、予約のチケットは売り切れの気配なく、割と直前でも簡単に取れる状態。
事前購入が必要なこと、2400円に料金が上がっていることや、予約した30分の範囲で入場する必要がある等、強く行きたいと思う人しか行かなくなる環境を作っていますね。

自分が見たかったのは、上記画像の狩野永徳筆「唐獅子図」。



そして、長谷川等伯筆「松林図屏風」

横の黄色い看板の上に止まっているカラスは、オブジェではなくホンモノです!

どちらもとても有名な作品ですが、いつか是非現物を見たいと思っていました。

会場全体がかなり空いていました。

本来なら人だかりの隙間からしか見ることが出来ないであろう作品を、広々ゆったりと眺めることが出来たのです!

幸せ~♪

同じチケットで見れる本館や東洋館などは、ほんとにガラガラでした。

手術から4年たちました

2017-10-26 | 肺縦隔腫瘍
今日は久しぶりに気持ちの良いお天気。
お散歩が快適でした♪

4年前に経験した肺縦隔腫瘍のネタのその後経過です。

症例が少ないものでしたので、記録として残しています。

興味のない方はスルーしてくださいね。

興味のある方は、このブログ内のカテゴリーの肺縦隔腫瘍の項目を選んでいただくとまとめて読むことが出来ます。

昨日、病院に行ってその後の検査をしてもらって来ました。

全く問題なしとのことで、安心しています。
また、1年後に検査は予定しています。


どんなものかというと、肺縦隔の位置にある交感神経の一部?あたりに腫瘍が出来てしまったというもの。
検診をきっかけに見つけてもらいました。

当時はまったく無症状でした。
放置して肥大化すると神経を圧迫して、最悪下半身不随等になりかねないものとのことで、手術にて摘出してもらいました。

悪性の可能性は最初から低いと言われており、術後の検査で良性腫瘍だったと診断されました。

腫瘍摘出と同時に、交感神経を切断したため、いくつか後遺症が出ました。

今でも残っているもの

<<ホルネル症候群>>

見た目は、本人の意思とは無関係に右のまぶたが落ちてきてしまうこと。
疲れている時や、夕方~夜の時間に起こりやすい。

対応:基本放置。
長時間接客の時などは、右目だけ二重シール貼って置くときもあります。

見かけた方、不機嫌とか眠いとかじゃなくて、単なる症状なので気にしないで頂けると助かります。
教えていただくと更に有り難いです。

意識すれば目、開きますのでw

<<右手や右の顔の一部に汗をかけない>>

汗をかけないなら、都合が良いかなぁと思ったら、結構乾燥してしまうので、ハンドクリームが手放せません。
今はその程度まで改善しました!

術後数か月は皮膚が乾き過ぎて土も触れず、爪はボロボロで、ちょっとしたことで割れて剥がれてという、本人的には恐ろしい状態になってました。
当時は改善するか不明でしたので、仕事変えるしかないなぁと思っていました。

<<右手の血管が収縮出来ない>>

これも、最初は血管開きっぱなしで、常に右手があたたかい状態で、その反動なのか体が異様に冷える状態でした。
数年かけて変化が現れています。

逆に収縮して冷えてしまうときもあり、不安定ですが、以前のような極端に血管が浮き過ぎて気持ち悪い状態にはならなくなりました。
年々改善していると思います。

<<肋間神経痛>>

肋骨の間に道具を入れての胸腔鏡手術でしたので、結構症状出ますと最初から言われていました。

これも、年々改善していくと言われており、その通りになっています。
最近は気圧の変わり目に痛みが出る程度です。
痛み止めは効かないですが、カイロなどで温めると楽です。
お風呂に入ったり布団にもぐって全身温めるのがかなり効きます!

<<縮瞳>>

瞳が縮んだ状態になってしまう症状。

手術後数日は酷かったですが、その後回復。
ただし、酷く疲れた時などに突然発症することもあります

右目の瞳(黒いところ)だけ小さくなるので自分でもちょっとびっくりします(笑)

かなり目つき悪い感じになってしまうので気になりますが、予測が全然出来ないです。
対応もありません。

見かけた方が、不快な思いしてしまったり、誤解されることもなくもないなぁと思っています。
そういう症例があるものだと知っていてくれれば有り難いです。



同じ手術を受けた方でも、症状や回復のペースははかなり個人差あるもののようです。

腫瘍の位置でかなり変わって来るようですね。

他の方のブログ等探してみても、同じ症状が見当たらないものが多かったです。


今現在は、とても健康に過ごしています。
ご安心ください。



手術後2年

2015-11-14 | 肺縦隔腫瘍
2013年に手術してからそろそろ2年。

油断をしていたら、術後の後遺症が復活してしまったのでその他含めて報告。

マカオのポーカー大会に行ったときのこと。

滞在の後半、トーナメント参加中の自分の写真がアップされているのを見て、気が付きました。

ホルネル症候群が強く出てる・・・
私の場合は右目に症状が出ます。まぶたが本人の意思とは関係なく落ちてしまうというもの
本人は普通に目を開いてるつもりなんですね。

最近は、あまり気にしないで過ごしていたので、びっくり。
普段から、少し下がっているのですが、今回のこれは結構ひどい。

更には、回復して、もう大丈夫と思っていた「縮瞳」(瞳孔が縮んだまま戻らない)も出てしまいました。
これが、印象悪いんですよね。

そういえば、右側に座っている方に「眠そうだけど大丈夫?」って聞かれたときも、そうだったのでしょうね。

まぶたに関しては、手術を受ける選択があるのですが、基本的に手術にはリスクもあるので避けて通りたいのが本音。
とはいえ、今回のはちょっとショックで、再び検討しようと考えます。

鏡見るときは無意識に目を開いているわけで、普段どのくらいまぶたが落ちてるのか気が付いていなかったわけで・・・


相方に相談すると、「自分は気にならないし、術後に違和感が出る人もいるらしいから、本当に必要と思う状態でなければやらなくていいのでは」
とのこと。

見た目のことだけに、こう言ってもらえたのは良かった。

縮瞳については、帰国後数日で戻ってくれました。
疲れたり、体調が悪かったりすると症状が出やすいと言われていたけど、本当にその通りでした。

まぶたが落ちてる状態は、基本自分では気が付けないので、遠慮なく教えていただけるとありがたいです。
(顔の右側が筋肉痛状態になって気が付くことはあります。)
意識すれば、目あけられますので^^;


また、ほぼ同時期に肋間神経痛も出ました。
出発前から、痛みは多少あったのですが、滞在後半に悪化してきました。
一番強く出たのは、帰りの飛行機の中。ただ耐えるだけでした。
やっぱり気圧の変化が影響するのでしょうね。

これまで、飛行機乗ってもそれほど酷いことはなかったので、こちらも油断していました。

帰国後も、痛みが出ていますが、日々楽になってきています。


出国前は、ある程度疲れていた自覚はありましたが、到着後は沢山寝ていたし、試合中はそういう自覚はありませんでした。

改めて、体調はきちんと管理しておかなくてはと思った次第です。



それとは別にもう一つ変化。
前回、右手の血管が収縮できるようになって、術後障害がひとつ改善しましたとお知らせしました。
今度は、右手が冷たいという現象が起きています。
数か月前からです。

理由は謎ですが、もしかしたら頚椎症の関連もあるかも?

人の体って不思議・・・

そのほかは、変わらず。
ハンドクリームは手放せないという程度の平和な生活を送っています。






術後障害改善♪

2015-03-03 | 肺縦隔腫瘍
一昨年の件ですし、術後報告は終了と思っていましたが、嬉しい改善があったので書きます。

去年の12月末に、右手の血管が収縮したのに気が付きました。
左右の差はやはりあるものの、改善がみられたのは、とても嬉しかったです。

その後もそういう現象を確認することがだんだん増えてきました。
2か月ほどたつと、通常に近い状態になってきました。
右手だけ暖かい状態も、明らかに減り、ほとんど気にならないレベルに改善♪

もうひとつ、個人的にはこちらが凄く重要。
1月末ほどから、右手の乾燥状態が改善してきました!

右手が乾いてひび割れるため、土をまともに触れなかったという件を書きました。
たとえば、紙を折ったりするような作業も苦痛で、出来る限り避けてきました。

爪ももろくなり、些細な刺激でパキパキ折れる状態でしたが、しなやかさが戻って来ました。

日常生活の細かなストレスが大きく改善。
当然、土を触れる時間も増えました。

使い慣れている土も、また使えるようになるかと思うと本当に嬉しいです。

気乗りしなかった鋳込みへの移行も、不要に思えます。

1年3か月たって、このような変化があるとは嬉しい驚き。
このまま、更なる改善を強く願っています。


ちなみに、どちらの症状も「治らない」と言われていたものでした。
また、言われていたよりも、症状は重いと感じていました。

たしかに治ったわけではないけど、最初にお医者さんが言っていたくらいの状態には改善したと思います。
今の状態なら、日常生活にあまり支障はありません。

ホルネル症候群の出るタイミングも、私の場合は手術翌日が一番極端でしたが、医師が言うには数日たってから
出ることが多いとのこと。

こういう、交感神経切断の影響はかなり個人差が多いそうです。
自分の場合は、たまたま症状が強く出てしまったのでしょう。

あらかじめそういうものだと理解しておけると良いですね。
これからが楽しみです。




ちなみにここ数日の上絵付けより。

パンダが妙におっさんぽい雰囲気になってしまいました。
これはこれで良いかなということで修正なしでいきます!

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グ村





1年と1カ月検査

2014-12-26 | 肺縦隔腫瘍
外はクリスマスのイルミネーションと、お正月の準備が入り混じっているこの時期。

肺縦隔腫瘍摘出手術後、1年1カ月の検査に行ってきました。

CT検査の結果等は問題なし。

術後障害についても、今のところは対処療法で継続中です。

ホルネル症候群が原因と思われる顔右側のコリなども、大きな不便を伴うほどではないので暫くこのまま様子見します。

もう一つ、術後からここまでずっと気になっていたことがあったのですが・・・
術後から右側の鼻の中がとても乾きやすく、乾燥がつらい状態になっているのですが、手術が原因なのかどうかということ。

聞いてみたのですが、症例的には聞いたことないそうですが、ありえなくもないですし、個人差が大きいものなので何とも言えませんとのことでした。
(そもそも症例そのものが少ないですし、症状と自覚して訴える可能性も低いですね)


ここしばらくの気圧の変化の激しさ&寒さの影響で、肋間神経痛が強く出る日が結構多くありました。
布団にもぐって暖かくして休んでいるのが一番楽になりますw
年々楽になっていくらしいので期待しています。

その他は、これまで書いてきたことと特に変わらないかな。

今は元気に生活しています。
健康でいられることってありがたいですね。


症例の少ない病気のため、報告ついでに記録に残しています。
興味のある方は、このブログのカテゴリーから「肺縦隔腫瘍」を選択するとまとめて読むことが出来ます。

手術後1年

2014-11-18 | 肺縦隔腫瘍
肺縦隔腫瘍(神経原生腫瘍)摘出手術から1年が過ぎました。

体力的には完全に回復!元気に生活しております。

現在は、定期的に経過観察を続けているところです。
今のところ、再発の気配もありません。

現在の状態を書いてみました。


〇ホルネル症候群

縮瞳(瞳孔が縮んだままの状態)はほとんどなくなりました。
まぶたは落ちてきますが、酷く視界をふさぐほどではありません。

ただ、本人鏡を見るときなどは気を付けてまぶたを上げているようなのですが、先日免許証写真を撮った時、意識して目をしっかり開けていたつもりなのに片目だけが半目になって、なんか「かったるそう」な顔。

普段、こんな状態なのかしら・・・
目という部分だけあって、印象の悪さは気になってしまいます。

また、右の肩こりと、軽い頭痛と歯を食いしばる癖がしばしば再発。
歯の矯正が済んで何年もたち、ずっと治っていた筈なのに何故?
と思っていましたが、これもホルネル症候群関連で起きる症状に当てはまっていました。

これを改善するための手術は保険適用で受けられる状態ですが、手術には必ずリスクもあるので迷うところ。
1週間くらいは瞼が腫れ、仕事等に支障が出るレベルの様子。

半年前くらいまでは、このままで良いと考えていましたが、次の診察で聞いてみようかな。
(その前に、買っておいたアイプチ試しておかなくては)

あと、夏場に気が付いたのは、顔の一部に汗をかけないことでした。


〇右手に汗をかけない状態

神経を切断したため、治らないものなのですが、とにかく右手だけ乾燥します。
日常的にお手入れが必要です。

陶土との相性がホントに悪く、直接陶土を長時間触っているのは無理なようです。

市販のハンドクリーム等のほか、皮膚科で処方していただく薬も、数種類試させていただきました。
どれも、それなりの効果は感じますが、「これならOK」というものは見つかりません。

なんとか、誤魔化しながらいくしかなさそうです。
細かい部分以外は「綿の手袋」をつけて作業するのが今のところ効果的なようです。

〇右手の血管が収縮出来ない状態

これも同じく治らないものですが、常に血行が良いおかげで右手の肌のきめが細かいです(笑)
土を触っても、ダメージからの回復は早い気がするので、そこはありがたいです。

ただし、このために体が冷えやすくなっていることも実感しています。
冷えた時などは、左右の手の温度差、見た目も違う状態になります。
大分慣れては来ましたが、時々違和感を感じます。


〇肋間神経痛

手術内容の都合上、胸の肋骨の間の神経を傷つけてしまうため、強く出る可能性が高いと言われていました。

初期と比較すると大きな改善を実感しています。

気圧が大きく変化するときに痛みが出るときがあります。
「気圧が下がるときに限らない」ということに気が付きました。

また、体調管理をうまくしておかないと、疲れた時など痛みが出やすいです。
体を冷やすのはアウトですね。

「年々楽になって行きます」と言われているので改善は年単位レベルなんでしょうね。

痛み対策には、「貼るカイロ」が効果的。
夏にも切らさないようにして、冷房がきつい場所に行くときなどは必ず持っていくようにしています。



<感想>

1年たって、ようやく術後の体に慣れてきました。

制作については、これまで作ってきたものを、時間かければ作れるという状態に復活しました。

計画していた磁器制作へのシフトや、鋳込みの導入等は結局ほとんど進んでいません。

方法を変えなければ制作量の復活は無理なようです。

慌てても仕方ないので、出来ることを出来る範囲で、気の向く方向で動いていきます。

気持ち的には、とても楽観的でいられています。
多くの人たちに支えていただいているおかげで、有難いことと思っています。


手術後8か月

2014-07-25 | 肺縦隔腫瘍
暑い日が続きます。

久しぶりに前回の手術関連の話です。
術後半年検査の予定が伸びて、今日検査を受けてきました。

結果は順調。再発の気配などはないようです。
時々、再発があるそうなので、半年、一年と継続して経過観察するとのことです。

また、右手の発汗停止のため、仕事に支障が出たことも気に留めていただいてました。
陶土から磁器土での制作に転向することで、ある程度対応のめどがついたことをお話ししました。

季節柄もあるのか、肋間神経痛なども(今は)ほとんど出ていないこと、ようやく生活が落ち着き、今後の生活の目途が良いものであることを伝えると、喜んでくれました。

「頑張って手術しましたから」と言った担当医師の言葉は、本当にそのままなのだろうと思いました。
良い人に担当していただけて良かったなと思います。


〇ホルネル症候群:
あいかわらず、右まぶたは下がっていますが、その分二重の幅が広がって見栄え的に問題なさそうです。
最近は視界をふさぐこともなく、瞳孔もゆっくりですが反応しています。
(最初は縮んだまま反応なしでした)
ただ、時々まぶたが落ちてくるときもあり、その時は右目の雰囲気がちょっと嫌な感じになります^^;
冷たい目で見てるような印象を感じさせる気がするので、見た人が、誤解したり、不快な思いをする場合もあるかもと思います。
そうならないよう願っていますし、この文章を見た人はそういう症状なんだと理解していただけるとありがたいです。

症状を改善するため手術はあり、本人の希望次第で紹介状書いていただけるようです。
ただ、内容を調べてみたところ、片目が不自由な時間も長く、結構大変そうな印象を感じたので、受けない方向で考えています。

〇肋間神経痛:
雨が降る前などの気圧が下がるときはやはり痛みは出ます。
また、飛行機で高度が下がるとき等、時々胸が痛みます。

〇右手に汗がかけない:
陶土を触るときだけ、右手皮膚の乾燥が極端になり、ヒビが出来たりするという症状を抱えて、制作を見直し中です。
磁器土だと症状が出ないので(普通に乾く程度)ゆっくり置き換えていく予定。
一応、陶土の取り扱いは継続予定ですが、少なくなっていくと思います。

ハンドクリームやボディーローション、手袋が手放せない生活です。

これが一番不便を感じている部分ですが、大分慣れてきました。

また、代替発汗(体の一部から汗が出なくなると他で出るようになる症状)がワキにきてしまいました・・・うーん残念^^;

〇体の冷え:

夏なので、今はあまり感じていません。冷房で冷えないよう、気を付けています。



症例の少ない病気のため、継続的に記事にしてみました。
左側の「肺縦隔腫瘍」というカテゴリを選択すると、まとめて読むことが出来るようになっています。
今後も、半年、一年と継続して検査していきますがここでひと段落かな。

他の人のブログに助けられましたが、ホントに情報が少ないと感じました。
このような症状を抱えていることは、公開してしまったほうが自分が楽という面もありますね。