陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

作品アップとお知らせ。

2022-06-30 | Weblog


とても暑い日が続いています。
皆さま体調管理には気を付けましょう。

minneに作品アップしました。

トップ画像は柳に燕のヘアゴム(小)



紫陽花のヘアゴム(小)
淡い緑系の釉薬の上に描いてあります。


白磁に銀ラメ雪の結晶模様の帯留め。



お揃い柄の根付。

雪の結晶模様は、江戸時代から涼しさを演出するために夏に使われたり、雪輪模様は年中使う柄だったり。
日本人の好みに合った模様なんですね。



牡丹モチーフのブローチ。
金ラメと銀ラメの2色アップ。



金と白の管菊柄の帯留め。
こちらに使用している転写紙は、重ねて焼くことは出来ませんが、一回焼いた上に重ねてもう一度焼くことで絵柄を重ねた表現が出来ます。

<<お知らせ>>

認知症の父、無事に特養に入所しました。
昨日、施設付の新たな担当医師との面談を行い、入所の手続き関連が終了しました。
兎に角ほっとしています。

母も私もずっと気を張ってきたのが抜けて、疲労が表に出てきました。

かなり腑抜けのグダグダ状態です(笑)
暫くゆっくり過ごして、心身共に回復の時間を取る予定です。

そして、色々な後片付け、介護中出来なかったこと、制作の遅れ等をまず進めます。


その後、イベント参加を復活する予定です。
何に申し込むかはこれから考えます。
準備も全くしてないので暫く先になると思いますが、リアルでお客様とやり取りできるのを楽しみにしています。


受注製作の受付も8月を目途に再開しようと思います。
改めてお知らせ致しますので、もう暫くお待ち願います。


<認知症介護まとめ>

以下興味ある方向けのお話です。

2019年、症状がそれなりに出てきたため地域包括センターに相談に行く。

2020年2月頃、本人をクリニックの「もの忘れ外来」に連れて行くことに成功。
長谷川スケール20点
(認知症疑いは20点以下なのでこの時は初期的な数字)

投薬治療開始。

医師や、他の方のサポートを頂き父の車を手放す。その暫く後免許返納。

2021年4月ごろ、要介護2の認定を受けて、ケアマネさんにサポート頂く形に。

福祉施設の利用をスタート。

運動機能回復のための半日リハビリからスタート。

デイサービス、ショートステイなど、慣れを見ながら少しずつ追加。

父の電動自転車を手放し、自転車そのものにも乗らないことを約束。
約束は基本忘れるため、家族の自転車や車の鍵は、徹底的に隠しました。

地域包括センターの担当者からご提案頂き、認知症専門病院に転医。

2022年3月に要介護3の認定。

2か月後に申し込んでいた特養で空きがでたとの連絡。

無事入所にこぎつけました。



父の認知症の症状は、専門の方から見てもかなり問題行動が激しいようで、対応は追い付かなかったです。

とても体力、腕力もあっての行動のため、家族は疲弊しました。

一例:エアコンがついていると、冷暖房問わず消してしまう。

色々工夫しても、この行動を止められませんでした。

リモコンを隠すと、コンセントを抜いてしまいます。

これで問題行動全体の2%くらいの印象。

他結構酷い内容が多いため、ここには書きません^^;



早めに地域包括センターに相談に行ってたことは、とても役に立ちました。

父は頑固な性格のため、病院に連れて行く、車の運転をやめる、自転車をやめる、深酒をやめる。

これらのことはかなりの難関と予想していました。

ですが、本当に幸いで沢山の偶然や奇跡的なタイミング等も重なり、一つずつ解決。

結局全部なんとかなりました。

色々な方に助けて頂いたことに、心から感謝しています。

また、父はショートステイ等を楽しみ、喜んで行く性格だったことはとても幸いでした。


認知症の進行はかなり早いタイプだそうです。

家族から見ても、本当にその通りと感じます。



ここ最近は、父の歩行困難が進み、外への徘徊の心配が一気に減りました。

その分、早朝や夜中の室内徘徊等が増えました。

まともに寝られないこと、いつ何をやらかすか分からない不安と緊張感は大きなストレスになりました。

母は寛解していた持病が再発してしまい、発作をおこしかけました。
医師には当面出来るだけ安静に過ごすよう指導されました。

私も睡眠不足とストレスからミスが増えたり、集中力の低下を感じていました。

そろそろ限界と思い、「専門病院に入院」という切り札を使おうと考えたタイミングでした。

(入院は安全のために車いす生活基本のため、数か月で歩けなくなる可能性が高いそうです)


渡りに船のタイミングで頂いた特養の空きの連絡。

嘘じゃないよね?と思うほどの驚きと喜びでした。


入所のために医師の診断書を作って頂くのにだいたい2週間かかります。

その間に色々と準備。

施設側のご提案で、お試しと慣らしを兼ねた、一泊のショートステイを入れて頂きました。

本人、とても楽しかったようで、翌日上機嫌で戻ってきました。

父が行きたがっていた場所に連れて行ったり、好物を食べに行ったりもしました。

入所当日は、それらの事前行動のおかげもあり、スムーズにことが進みました。

スタッフの方たちとの顔合わせの雰囲気には戸惑っていたようですが、相談員さんが上手に誘導してくださいました。


入所の数日後、特養での担当医師との面談に行ってきました。

医療方針等を決め、同意書等を作るためです。

親しみやすさと優しさを感じるお医者さんで、スタッフさん達の信頼も厚い様子です。



相談員の方から伺った話では、父は入所翌日勝手に外に出てしまったものの、(即対応頂いてます)その後は落ち着いて過ごしているとのことです。

趣味である囲碁や将棋、カラオケ等を楽しんでいるそうです。

スタッフの方たちがどれほど気を配り、良く対応してくださっているかが、お話から伝わってきます。

時々家族が顔を見せることで、本人が安定してケアもやりやすくなるそうです。

そこは協力したいと思います。

介護そのものは本当に大変でしたが、多くの人たち、事柄にはとても恵まれました。

感謝の気持ちで一杯です。

今、寝られること、エアコン付けられることとか、安心して出来る日常生活の一つ一つに感動しています。


簪アップ

2022-06-25 | Weblog


今日のお天気晴れ。
とても暑い一日で、エアコンさまさま。
夕方まで待って家庭菜園に行ってみましたが、それでも暑すぎて早々に退散しました。

minneに作品アップしました



柳に燕の簪。



白磁に銀ラメ雪の結晶模様の簪。
こういう繊細な色遣いを喜んでくれる方が多いのは凄く嬉しいです。



水色の長玉簪。
ターコイズカラーのアクセサリーとのコーディネートもおすすめ。



蓮の花模様の簪。



シンプルな青緑の簪。
ピーコックグリーン系の綺麗な色合いです。



なまずくん簪。
今回こちらは手描きです。



ピンクのなまず簪初登場!

お手に取ってくださる方がいらっしゃればと思います。


私は素晴らしいお客様に恵まれているなと感じています。

相応しい作家でありたいと、大きなモチベーションになっており、感謝しています。

ありがとうございます。

紫陽花柄の作品等アップ

2022-06-22 | Weblog

今日のお天気曇りのち雨。
お散歩した先で色々な紫陽花を眺めるのが楽しいまちゃぷです。

minneに作品アップしました。

トップ画像は紫陽花の帯留め。
三分紐用サイズです。



こちらは5分紐というか、15㎜くらいの平帯締めを通せるサイズです。



同じタイプのなまずくん帯留め。



紫陽花絵柄のパーツ。
ブローチ、ヘアゴム、帯留め、ポニーフックなどにアレンジ出来ます。



同じく紫陽花イメージですが、薄紫釉薬にお花だけ描いたもの。

パーツの状態での販売。
お買いものに慣れている方には便利機能と思います。
不慣れな方や、システムが分かりにくい方にとってはちょっと不便かも。
検索でヒットしにくく、見つけてもらいにくい可能性もありますね。
暫く様子見て動かないようなら金具をつけた状態での販売に移行するかもです。



紫陽花柄のヘアゴム。
今回は淡いグリーン系の釉薬の上に描いてみました。
アイボリー系に描くよりしっとりとした雰囲気かな。



紫陽花柄の根付2種類。
左が陶器、右が磁器です。



柳に燕の帯留め。
今回は柳が風に吹かれている印象に描いてみました。

同じような絵柄でも、毎回ちょっとずつ違ったりします。
手描きの面白さかなと思います。

作っていても、楽しいです。

更新頻度下がっていますが、今実家関連バタバタしているためです。
本人は元気にしておりますので、ご安心ください。

簪アップ

2022-06-16 | Weblog


今日のお天気曇り。
予報ほど暑くならず、ちょっと助かったまちゃぷです。

minneに簪アップしました。

トップ画像は練り上げ玉の簪。
グラデーション模様になっています。



青萩釉薬の簪。





黒と3色ラメの簪。


薄い青緑系のマット釉薬簪。



落ち着いた緑系のマーブル模様簪。



ピンク釉薬にハートを描いた簪。
可愛らしいけど、ちょっと控えめな感じを狙いました。



紺色釉薬の玉簪。
濃いめの紺色です。



藤絵柄の長玉簪。
丸玉より、ちょっと軽いのもメリット。



グレーと白のマーブル模様簪。
合わせやすいし、磁器素地の質感とのバランスで、品の良い色合いと思います。


暫く更新お休みしました。

ちょっと疲れが出ていたのと、介護関連でやることが多かったのと。


鳳整骨院
で施術して貰ってリフレッシュしたり、身体を休めたりして大分回復傾向です。


作品アップ

2022-06-10 | Weblog


今日のお天気晴れと曇りと雨。
関東は梅雨入りとのことですね。

minneに作品アップしました。

トップ画像はアゲハチョウのバレッタ。
紫、ピンク、青の3色にしてみました。
下の方はグリーン系をぼかし入れてあります。



こちらは青いアゲハのヘアゴム。
焼き締めで仕上げて、背景はグリーン系のラメと銀ラメをぼかしています。
焼き締め素地は、吸水性があるため紙に描くのに少し近い感触。
色のぼかしなどがやりやすいです。



黒柳に燕のバレッタ。
こちらも焼き締め素地に、銀ラメと緑ラメの背景、柳を黒のシルエットで表現してみました。

Creema に作品アップしました。



青薔薇の帯留め



おなじみ赤磁器の帯留め。
手びねりで作っていると言うと、たまに驚かれます(笑)
そのほうが、型で作るよりぷっくりとした雰囲気が出しやすいと感じています。




<介護ネタ>

ここ暫く、両親のやらかしの後始末がかなり大変な状態です。

認知症の対応に、母が心身共に限界になっており、そちらの世話やフォローが増えました。

父の薬や書類や予定など、色々な管理がめちゃくちゃになっています。

自分が管理したほうが、はるかに楽だという状態が続いてました。

今回、立て続けに重要なものを失くしたことがきっかけで、ようやくこちらに色々なことを任せてくれるように。

もう少し早く納得してほしかった・・・


不安定な母の影響で、父の症状も悪化すると言う悪循環。
こちらの内容はここには書けません!

工房にもあまり行けておらず、睡眠も邪魔されがち。
制作は大分遅れています。

この状況はある程度予想していたため、受注等を休止していました。

そんな中、朗報がありました!
きちんと決定してからこちらに書く予定です。

とりあえずは、自分が元気で居られることを最重要として(笑)
休んだり楽しんだりする時間を大切にします!

バレッタなどアップ

2022-06-04 | Weblog


今日のお天気晴れ後曇り。
庭に来る雀の中に、幼さが少しだけ残った小雀を見つけて和んだまちゃぷです。

minneに作品アップしました。

トップ画像は茶そば釉薬のバレッタ。
この形で釉薬単色って出してなかったかも。

陶器の持つ風合いが素直に出てくれたと思います。



青緑釉薬に銀ラメお花風模様のバレッタ。
10㎝タイプのロング金具です。



季節じゃないけど、黒っぽい素地に銀ラメ桜模様の帯留め(大)



薄青釉薬に雪の結晶模様の帯留め。



赤い釉薬の帯留め。



白磁の簪ですが、軸がちょっと太いです。
理由は、メッキがかなり分厚くついている個体が仕入れに紛れていたからです。

随分前にも一度あったのですが、当時ロングヘアだったので使ってみました。
特に問題はなく、極端に髪が多い自分にとっては滑りにくさもあり、むしろ使いやすかったです。

直径で0.4㎜くらい、重量で3gくらい違います。
この品限りのお得価格で出しています。



黒柳に燕の根付。



柳に燕の根付。


今日は母と一緒に家庭菜園に行ってきました。
ちょっと放置している間に草が伸びまくっていました。

畑の手入れに夢中になって、なかなか帰ろうとしない母の様子。
これ、最高のリハビリだなぁと感じました。

最近歩行困難が進み、更に歩くことを面倒くさがる方向になっていました。
やっぱり自然に触れ合うのが好きな人にとって、こういう時間は凄く大切なんだなぁ。
少しでも長く続けられるようにと思います。

作品アップ

2022-06-03 | Weblog


今日のお天気晴れと雨。
夕方お散歩に出かけたら友人と会えて嬉しかったまちゃぷです。

minneに作品アップしました。

トップ画像は耳かき簪。
珊瑚風磁器玉の作品です。
この玉もラストだったので次の焼成までに成型する候補の一つです。



こちらは以前作ったものですが、写真が酷かったので撮影し直ししての再アップ。



青い釉薬の斑模様の玉の簪。
焼き物らしさを感じられる風合いです。



藤絵柄の根付



藤絵柄の帯留め。

Creema に作品アップしました。



珊瑚風陶器の簪



赤玉簪。
軸の色違いもアップして、銀、金、アンティークゴールド、黒ニッケルメッキの4種類揃いました。



上絵付中の光景。

白タイルの上で絵の具を溶いて、絵付けしています。
粉の絵の具に水溶性メディウムを加えてパレットナイフですりつぶすように混ぜて絵の具を調整。

久しぶりに桔梗描いています。
焼き締め素地なので、紫がくすむとは思いますが、それもまた良いかなぁ。


上絵付ひとつとっても、やり方はいくつかあります。

九谷焼などが代表の、和の上絵付があり、ガラス質の和絵の具を使い、骨描きの上に絵の具を乗せるように描くもの。

チャイナペインティングのように、洋絵の具を用いてオイルで絵の具を溶いて、筆跡等を活かして描くもの。

私は洋絵の具を使って、日本画を習っていた時の描き方を参考に、水性メディウムで絵付けしています。
両方のやり方の、中間的な感じになると思います。

YouTubeで和絵の具の扱い等見てみると、これもやりたいなぁ等と思ったりも。

和絵の具をポチりそうになっている自分がいます(笑)

陶芸って本当に沼だなぁ。
19歳のときに趣味でスタートして、今もずっと好きなまんまです。