陶芸ブログ「ひとりごと」

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作品アップ

2022-04-17 | Weblog


庭の藤が、綺麗に咲きました。
あちこちで色々なお花が楽しめる、心地よい季節です♪

minneに作品アップしました。



三日月とススキのポニーフック。
なまこ釉薬の色合いも綺麗に出ました。



紫系のマーブル簪。
こちらは、簪の玉にはちょっと大きかったかなと思ったのですが、サイズの合う金具(個体差)があったので組み立ててみました。
普段の作品より1g重いだけなのですが、重量感はそれ以上かも。
天然石みたいな風合いで、色味は気に入っているのですが、軽いのが良い方にはお勧め出来ないお品です。



栗のヘアクリップ。
今回7.5㎝の大きめのクリップ金具につけてみました。
ボリューム感あります。



どんぐりヘアクリップ。
こちらも同じく。



桜の帯留め。



桜の根付。



「今の生活、大変なことも多いけど、良いことも沢山あります。
それについては、また今度書いてみようかな。」

と先日書いてそのままになっていました。


なんか長くなってしまったし、重たい内容も入ってしまいました。

興味のある方だけ読んでください。



良い面については。

私が実家で陶芸作家をやっていることです。

結構奇跡的なことだと思っています。


もの作りを仕事にしたいという気持ちは、子供のころからありました。

が、両親、特に母は大反対でした。

自分も正直自信がなく、若い時には結局踏み出せなかった。


両親の生活サポート、実は十数年前も行っていました。

出戻り再出発を計画していた頃に、両親がそれぞれ大病。


実家の生活サポートが必要になったどさくさを利用。

アルバイトをやめ、在宅ワークと言う名目を掲げて個人事業主を立ち上げました。

どこまで出来るかなんて、全く考えていませんでした。

一年で廃業してもいいからと、とりあえずのチャレンジでした。


色々思うようでない部分もあるけど、今好きなこと仕事に出来ていることは、とても幸せです。

「そんな仕事、ご近所や親戚には隠しておきなさい」と言った母も、今はすっかり協力的になりました。

多分、実家を出ていたら、陶芸を仕事に出来る余裕はなかったと思います。

不思議なご縁や、つながりのおかげです。



また、老いて子供帰りが起き、色々なものがむき出しになってきた両親を見ています。

子供時代の痛みが原因で、子供を傷つける連鎖。

観察して理解することで、自分の気持ちを整理できたと感じています。

幼少時の自分が恐れていたものの正体。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」といった感覚になれました。

自分にとって、これを経験出来たのは良かったことだと思っています。


他にも、介護スタートの仕方が分からないと言う方の役に立てたり、良い面って色々あるんだなと思いました。



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