陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

どんぐり作品等アップ

2022-10-28 | Weblog


今日のお天気晴れ。
minneに作品アップしました。

トップ画像はどんぐりの簪。



丸いどんぐりの簪。



どんぐり箸置き



横から見ると、こんな形になっており、箸が転がってしまわないようにしてあります。



栗ヘアゴム。
裏に穴がU字に開いているタイプです。
コロンと丸みのある形で、去年大変好評いただきました。



なまこ釉薬のヘアゴム。
ちょっと傷みたいなのが出てしまったのでB級品扱いですが、色は綺麗です。



とりはなまずくん帯留め。

漸くどんぐりと栗作品の上絵付が仕上がり始めました。

基本的に成型ではどんぐりの方が、絵付けでは栗の方が手間がかかっています。
トータルでは似たようなものかしら。

どんぐり作品、焼きあがったものは他にもありますので、近日中に接着などの仕上げをしてアップ出来るかと思います。
栗作品のほとんどはもう1~2回焼いて仕上がりかな。

予定より大分遅くなってしまいました。
なかなか予定通りならないなぁ。

って、いつも予定より遅れてる気がするのは気のせいじゃないです^^;

簪アップ

2022-10-26 | Weblog


今日のお天気晴れ。
minneに簪アップしました。

トップ画像は練り上げ薔薇の簪。

前回の本焼き時、玉を吊り下げる窯道具不足の都合で入れられなかったものを小型窯で焼成したものです。
今回はピンホールのない綺麗な仕上がりになり、とても嬉しいです!

磁器練り上げ作品に合わせた焼成方法をイメージして試したのがうまく行きました!
本当に毎回勉強です。


グラデーションの縞が流れる感じの模様の玉簪。


細長い玉のものは、模様の感じが少し違います。
縞よりちょっと凝ったデザインになっています。





黒っぽい素地に蜻蛉柄の簪。


紺色釉薬の簪。
素地との相性もあり、綺麗な紺色に出ています。


Creema にも赤玉簪アップしました。


窯出しした玉たち。
小さい玉もあるので、そのうち加工してアップします。



ここ暫くはひたすら上絵付中心の作業中ですが、長時間は持たないので他の作業も。
上記画像は轆轤引きしたマグカップの本体部分。


棒引きした、最後の土でなんとなく作ったミニ花瓶。


一部を叩いて平らにして、吊り下げ用に。
くびれた部分に紐を結んで使う感じに。
そのまま置いても安定する形なので、こちら向きでも使えるかな。



横から見るとこんな感じ。
意図せず何となく作ったものに愛着が湧くのは良くあることです。


どんぐり作品等アップ

2022-10-22 | Weblog

今日のお天気曇り

上記画像は、最近ちょっと教えている生徒さんの作品。
初めての上絵付の作品で、ブローチを制作。
元々絵心のある方だったので、センスがとても良いです♪
どれもそれぞれ魅力のある仕上がり!
紙とは違う絵の具の扱いには苦戦していたようですが、だんだんとコツを掴んできていらっしゃいます。


minneに作品アップしました



どんぐりの紐ネックレス。



チェーンネックレス。
今回は金色メッキの金具です。



どんぐり根付



どんぐりストラップ



薔薇の根付。



新しく導入した九谷焼調の上絵の具。
やや盛り上げて使うことが出来ます。

色味は、これまで使ってきたものより暗い感じですが、ぷっくり感をだせるので木の実とか色々活用したいです!


黒の線の上に乗せてみると・・・

黒消えない!凄い!嬉しい♪
普段使っている上絵の具の赤は他の色と混ぜたり重ねたりすると色が消えてしまいますので、これも活用の幅が広い!


テストピース焼成前



焼成後

同じく赤と白を黒地の上に。
黄色っぽいのは金下盛絵の具。
本来金彩を盛り上げた表現に使うものですが、改めて他の使い方をしても良いかなと思ってのお試し。

これだけ盛れると、黒の上に描いても表現が出来ますね!

黒地に赤の椿とか、濃い色ベースの作品の幅を広げられます。
買ってみて良かった♪

九谷焼などに使う上絵の具は、ガラス質が高く透明感が結構強いと聞いていたのですが、赤と白はそれなりに不透明度で良かった!

今度、購入した他の色も試してみます。

因みに試し描きの土台は、変形してボツにした作品だったりします。


先日、全国旅行支援を活用して、母を連れて箱根に遊びに行ってきました。
本人の希望に沿って、前にGotoで行ったのと同じ宿。
自分は他が良かったけどそこは妥協。

私は岡田美術館行に行きたかったで、それ以外は全部母の希望対応。

私の意見は通らない家庭環境だった習慣の名残で、今回美術館寄りたいと言うのに緊張しました(笑)
父が一緒だったら、やっぱりあきらめてました。

岡田美術館は、もう私の趣味にピッタリの場所でした。
重要文化財が沢山あるし、陶芸・漆芸・絵画・ガラスどれも素敵なものばかり。
駐車場の警備員さん含め、スタッフの方たちの対応がとても良かったです!
設備の凄さ、展示の素晴らしさ、照明具合、空間の使い方。
控えめに言っても最高♪

空いているのも嬉しかった。
また今度、お目当ての作品のある時にゆっくり見てみたいです。

作品アップと上絵付など

2022-10-16 | Weblog


今日のお天気曇りのち晴れ。
歩行が回復してきた母を連れて家庭菜園に行ったら、楽しいようでなかなか帰ろうとしない・・・
帰宅後はパタッと寝てしまい、子供帰りだろうなぁと思ったまちゃぷです。

minneに作品アップしました
トップ画像は栗のヘアゴム。
今回は小ぶりでころんとした形。


こちらは帯留め。


ポニーフック


落ち着いた色合いの竹ヘアゴム。


ジャックオランタン帯留め


舞落ち葉のポニーフック


赤磁器帯留め。


チョコレートのテンパリング中
ではなくて・・・


粉末の上絵の具をタイルの上で水性メディウムで溶いているところです。
微粉末状態なので、パレットナイフできちんとくっついた粉を分離させてメディウムと混ぜていきます。

メディウムがないと、陶器にくっつかないし、多すぎると焼成の邪魔になって泡立ちなどの原因になってしまいます。


右が描いて焼成前。
中央が焼成後。
左が二回目重ねて焼成した後。

こんな感じで、3回か4回くらい重ねて焼きます。
絵の具は乾いた上から重ねて描こうとしても、ベースがつるつるのため重ねられないんです。
そのため、焼いては重ねを繰り返して仕上げていきます。

現在、どんぐり、栗グッズ色々制作中です!





先日、横浜のそごう美術館に、上絵磁器を見に行ってきました。
オールドノリタケ×若林コレクション
アールヌーヴォーからアールデコに咲いたデザイン

こういうの見るの好きですが、今回は上絵の参考という目的も大きかったです。
上絵の中でも最高レベルの技法が詰まっていて、現在では再現が難しいと言われているものもあるとのこと。

自分が一番気になったのが盛り上げ。
英語圏でもmoriageで通るそうです。
本焼きをした後に、クレイで絵柄を盛り上げて装飾されているため、とてもゴージャス!
更にそこに上絵の具で装飾を重ねたりもしています。
細かなガラスビーズの乗ったもの、エナメル装飾が施されたもの等様々!
こんな技法で帯留めとか出来たら楽しいだろうなーーーと思いました。


撮影スポットもちゃんとありました。

で、帰宅後調べてみたら、名古屋絵付け凸盛りという名前で技術が引き継がれている様子。
やってみたいっ。

そういえば、先日発注した九谷焼調の無鉛盛絵の具も届いたところ。
濃い色の素地に上絵付を出来るやり方を探していて、実験用にお取り寄せしたものです。

凸盛りは、台白という、土系(アルミナとガラス、焼いた磁器の粉等のミックス)で盛り上げるようですが、市販されている様子は見当たらないです。
これで龍を表現した器がとても素敵でした。

台白の入手方法、もしくは調合など、もしご存じで教えても良いよと言う方、
いらっしゃっいましたら教えてくださると嬉しいです!

そこまで大きく盛り上げなくていいなら金下盛り等である程度行けるかなぁなんて思っています。

色々試したくてうずうずしてきました。
こういうの、スイッチ入ると周りが見えなくなるタイプなのでちょっと気を付けながら(笑)


こういうマイナーな技法話は書くか迷うことが多かったですが、案外面白がってくれる方もいらっしゃるようなので気が向いたとき書いてみようと思います。


そして、バックギャモンのオンライン世界チーム戦を応援観戦。
お酒飲みながら、チーム戦参加者の解説を聞きながら贅沢に楽しみました。
結果は後は勝たないと終わっちゃう!という状態ですが、日本チームは強いので期待です。

落ち葉絵柄等作品アップ

2022-10-12 | Weblog

今日のお天気曇りのち雨

3連休は、バックギャモンの王位戦に顔を出してきました。
自分は最近ほとんどプレイも勉強もしていないので、観戦メインと気楽なサイドイベント遊んだりしました。
メインは、のんびりとお宿に滞在することだったりします(笑)
美味しい食事とお酒も楽しんで、とってもリフレッシュになりました♪
全部相棒に出してもらって、感謝しかない!

今回は雨の予報もあり化繊の着物にしましたが、暫く着てなかったせいかうまく行きませんでした^^;
まぁ、細かいことは気にせずで。

minneに作品アップしました。
トップ画像は赤椿のバレッタ。
手描きです。


三日月とススキ絵柄のバレッタ。
楕円タイプ。


とってもシンプル。
なまこ釉薬のバレッタ。
色が綺麗に出てくれたので絵付けせずそのままです。


黒い釉薬に雲母ラメの落ち葉が舞うデザインのバレッタ。

黒い釉薬には、普通の上絵の具で描いても色が沈んでしまいます。
そのため、ラメ系の上絵の具を使用しています。

同じく帯留め。


黒系の焼き締め素地に舞落ち葉のバレッタ。
焼き締め素地に描くと、雲母ラメの輝き感がより綺麗に見えるので、やってみました。


同じくヘアゴム。



同じくヘアゴムの小さいタイプ。



なまこ釉薬が黒っぽく焼きあがったところにラメのトンボ。
勝ち虫とも呼ばれる縁起物の絵柄です。


茶そば釉薬に銀杏模様。



萩絵付けの根付。

最近の制作は、栗とどんぐり、その他上絵付中心です。
ほんともうちょっと早く出来上がらせたかったと言うは、いつものことなんですけどね。


父の介護が落ち着いたら今度は母が体調不良と歩行困難という状態でした。
今はかなり回復してくれたので、自分を労わりリフレッシュする時間をまず大切にします!

抹茶茶碗とマグカップアップ

2022-10-06 | Weblog


今日のお天気雨。
最近母が気に入った大型スーパーに行ってきました。
家からはそれなりに遠いのですが、広々としていて、ショッピングカートを押しながら気兼ねなく動ける環境。
歩行回復のリハビリに丁度良かったりします(笑)
色々安かったので普段より沢山買い込んでしまいました。

minneに作品アップしました。


トップ画像のマグカップと


紫釉薬のマグカップ。
色が違って写っていますが、同じ釉薬でほぼ同じ色合いです。
焼き直しした作品で、後から釉薬を足した部分にムラなど出ています。

それが程よい変化となって、単調になりすぎず丁度いいかなと思います。

それぞれ240㏄くらい入るイメージです。





こちらも再焼成したなまこ釉薬の抹茶茶碗。
なまこ釉薬の落ち着いた色合いと、青の斑紋両方出てくれて、味わいのある色味に。

内側の色合いが、轆轤目の渦巻きと相まってちょっと宇宙っぽいかも。
個人的にお気に入りの作品です。



再焼成したなまこ釉薬の作品、だいたい目的の色になったものと、やっぱり黒っぽいままだったものがあります。

今回使用した白みの強い土が、やや黒っぽく焼き上がりやすい傾向でした。
土との相性は本当に重要な部分。
こういうデータを積み重ねて、今後に活かしていきます。

釉薬をかなり厚めにした場合は青が出たので、そのあたりもバランスですね。



上絵付は、どんぐりや栗のざらざらした部分に色を入れて、一回目の焼成。
この後、実のつやつやした部分を描いて数回焼いていきます。



分かりにくかったので、左が色付け前、右が色付け後。
これでも分かりにくいですが、焼くと色が出てきます。


ネックレス等アップ

2022-10-04 | Weblog


今日のお天気晴れ。
昨日の焼き直しの結果が気になりますが、窯が充分冷める明日までは窯.を開けるのは待ちです。

あまり熱いうちに開けるのは、窯の電熱線や炉癖、作品にもあんまりよくないです。
最近は充分過ぎるくらい待つようになりました。

minneに作品アップしました。

トップ画像は練り込み磁器の薔薇根付(帯飾り)
裏まで模様が抜けた仕様です。


こちらは縞柄。
薔薇等を作る前段階で作ったグラデーション縞模様の部分を使っています。



薔薇のネックレス。


流れるような模様のネックレス。

横から見た形。

紐タイプのネックレスですので、金属アレルギーの方にもおすすめ。



茶そば釉薬の帯留め。



同じくヘアゴム。



同じ窯で焼いたときの色の違いが面白いです。



因みに先日アップしたこちらも同じ釉薬で同時に焼いたもの。
変化凄いですよね。

こういうのをこまめにデータ取りながら次に活かそうとしていますが、なかなか思うようにはいかないことの方が多いかな。
そこも面白みがあるのですが^^;



上絵付の方も進めています。
手描きと転写紙で絵柄部分を進めましたが、ちょっとぼんやり。


黒でリーフの縁に隈取を施しています。

これ焼いたら完成かな。
他にも、栗とどんぐりグッズがもう秋なのにまだ仕上がっていないのでがんばります!


帯留め等アップ

2022-10-03 | Weblog


今日のお天気晴れ。
土日はしっかり遊んでリフレッシュしたまちゃぷです。

minneに作品アップしました。


トップ画像はコーラルピンク系薔薇帯留め。
作った中でもかなり綺麗に仕上がった作品です。


コーラルピンク系渦巻き模様の帯留め。
濃淡のバランスが程よく出てくれたと思います。
焼く前は色が淡いので焼きあがるまで細かな風合いが良く分からなかったりします。


同じく渦巻き模様のポニーフック。
こちらは金具が国産の真鍮無垢タイプを使用。


真田紐にひっかけてみたのですが、このほうが見やすいかも。


同じく渦巻き模様のピンブローチ。
練り上げ作品は、個々で模様の出方等変わります。
画像の作品を発送する形で、一つずつ撮影もしています。



こちらは練り上げ陶器のグレー系にちょっとだけピンクの入ったマーブル模様のポニーフック。
特定の模様を作っていないものはお値段も割とお手頃設定です。



同じく帯留め
ほんのりピンクが入った部分があり、何となく夜桜イメージの色合いかなぁなんて思っています。


先日の本焼きで上手く焼きあがらなかった作品たち。
現在小型窯で、なまこ釉薬の作品を焼き直し中です。
焼き直しの場合は、温度上昇は急加熱OK。
トップ温度を下げ、冷却時の模様出すための練らし時間はしっかり取る。
手動窯のため、こまめに窯チェックしながらやっています。