文字は面白い。
一日雨なので、「雨」の字源を調べた。
天の下の雲の下から落ちる水。
「雨」
こういう古代文字(甲骨・金文)は今から3400年ごろ前のものもある。
清末の学者で思想家であった龔自珍(キョウジチン)が詠んだ漢詩に
古人製字鬼夜泣
後人識字百憂集
我不畏鬼復不憂
霊文夜補秋灯碧
「古人が最初に文字を発明した時、鬼神が泣いたという。後世の人が文字を学ぶと、胸が憂いでいっぱいになった。私は学者だ。幽霊も恐れないし、憂いも抱かない。しかし秋の夜更け、古代の漢字を研究しているあいだじゅう、机の上の灯火が、不気味な碧色に輝いていたのだった。」とある。
お守りのお札も漢字や梵字だし、お経も漢字だ。
漢字には祈りがあるし、魔力があるというのは大昔から言われている事だ。
知れば知るほど面白いし、そして難しいかが解る。
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