書とお寺が大好きな春逕の「日々是好日」

日々思うこと、感じた事をつづります。

しゅんけいのお仕事。 看板。

2014-03-18 10:38:58 | 思う事

私が生まれ、育ったた町に私の「書」が掛けられた。

魚屋町の「秤屋(はかりや)」さん。

 

ここのおばあちゃんの事も知っている。

「はかり」の事を「ちきり」と教えてくださったのもここのおばあちゃんだった。

このお店は明治43年創業の老舗、

ここの看板の依頼を受けたのが昨年秋、施主の藤本さん、施工の宮本さんと私とまず木(板)を見に行った。

 

そして、「はかりや」さんの看板を書かせていただいた。

 

 

晴天の中大きな看板は6人がかりで設置された。

杉板は樹齢130年以上のもの、ここの老舗は110年・・・この看板はゆっくりゆっくりこの店にこの町になじんで行くのだろう。

 

こんな貴重な機会をいただいた私は本当に幸せものだと思う。

全てに感謝です。



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3 コメント

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素敵です。 (久保田)
2014-03-20 07:48:53
外に出す看板などは雨でダメにならない何かの加工をするのですか?
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看板 (久保田さんへ)
2014-03-20 09:12:15
書く墨も特別なものですが、その上に何度もUVや雨に負けない様な加工の塗料を何度も塗ってあります。20年は大丈夫ということでした。
経過次第ではまた考えますが・・・。
20年後に杉板が黒く変色したならば、文字のふちを彫ってもらい「白」「緑青」の色で彩色しようという事にしています。
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なるほど、なるほど。 (久保田)
2014-03-21 08:35:44
さすがですね。
そのような手を打っているのですか。
安心ですね。
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