「秋は夕暮れ。夕日にさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるが、いとちひさく見ゆるは、いとをかし。日入りはてて、風の音、虫の音など。はたいふべきにもあらず。」
今日、仕事から帰って窓から山を見たら、まさしくこの「枕草子」の秋のところが浮かんだ。
山の端(は)が夕日に光っていたのだった。月は半月。
日が落ちたら、いつもになく少し爽やかな風が吹いてきた。
やっぱり、秋がきている。
朝にあんなに騒がしく鳴いていた蝉もその声がしなくなったし・・・。
日暮れも早くなり、夜も長くなってくると何となくどこか寂しい気がする。
「月見れば ちぢに物こそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど 」
(古今集・秋) 大江千里
(歌意)月をながめていると、物事についていろいろと悲しさが感じられる事だ。私一人を悲しませるために秋が来ると言うわけではないのだけれども。
日本には四季があっていい。季節の移り変わりを五感で感じる事ができる。そういった平和な瞬間がこれからもずっと続けばいいなあ。
アスファルトの温度が下がってからワンコたちを連れて、ちょっとだけお散歩した。
今日、仕事から帰って窓から山を見たら、まさしくこの「枕草子」の秋のところが浮かんだ。
山の端(は)が夕日に光っていたのだった。月は半月。
日が落ちたら、いつもになく少し爽やかな風が吹いてきた。
やっぱり、秋がきている。
朝にあんなに騒がしく鳴いていた蝉もその声がしなくなったし・・・。
日暮れも早くなり、夜も長くなってくると何となくどこか寂しい気がする。
「月見れば ちぢに物こそかなしけれ わが身ひとつの秋にはあらねど 」
(古今集・秋) 大江千里
(歌意)月をながめていると、物事についていろいろと悲しさが感じられる事だ。私一人を悲しませるために秋が来ると言うわけではないのだけれども。
日本には四季があっていい。季節の移り変わりを五感で感じる事ができる。そういった平和な瞬間がこれからもずっと続けばいいなあ。
アスファルトの温度が下がってからワンコたちを連れて、ちょっとだけお散歩した。
枕草子も平家物語も漢詩集も書の本もお寺の本もすぐ手が届く所においています。
私ってやっぱりマニアックなんですよ。エヘっ。
こんばんは!
ホー・・・いきなり清少納言ですか!
少し・・秋を感じましたか・・
私は・・まだ夏から卒業できないでいます。
枕草子か・・・懐かしい感じですね!
書庫に眠っています。
でも・・日本は四季があっていい国ですよね。
では・・・又(^^)/~~~
ただいろんなことが好きなだけです。
ついつい好きなことだけして生きられたらいいけれどと思うけど、私ってほとんど好きなことだけしているのかも知れません。。。
今は、精神的にはとても満足した生き方が出来るようになりました。
歳をとるのも良いものですね。20代、30代には感じないものが少しわかってきます。古典にしても、特に無常観が~。古人はいつも、生死と背中合わせだし、寿命も短い。
しかし、せっかくこの恵まれた日本に生れたのに、自然の力による無常観を感じなさすぎてきました。これから私は出来るだけ、体で感じていきたいと思っています。自分でも自然に対する感謝はまだ足りないんですけれど・・・。
又宜しくお願い致します。
文才なしゅんさんのブログを読んでいると秋の風情が暑さを和らげてくれますね。
まだまだ残暑厳しい事と思います。
こちらはすっかり秋らしく爽やかな風が吹き抜け始めましたよ。
少しずつ日が短くなって夜風も何となく秋の色が混じってきたみたいですが、まだまだ日中は暑い日が続いてうんざりです。
まだ蝉の鳴き声がうるさく鳴いていますが、庭先から虫の鳴き声が聞こえてきたのは秋の足音がしているのでしょう。感傷に浸る日もそこまで来ているのかな。