春学期の授業の2回目.履修者数が50人前後ということだったので小さい教室に変えてもらいました.出席者数は30人くらいですから,話をするのにはちょうどいい大きさです.黒板がホワイトボードに変わったのはちょっとやりにくいですが.
財政論のはじめということでマスグレイブの3機能の話をしたのですが,ついでに無政府状態の例として九龍城砦の話をしました.こういう探検記を読むと,無政府状態ってすごいねと思います.国防と外交が要らない地理的条件で,外部性の問題だけが極端に出ちゃった感じでしょうか.
防衛といえば,なんとなく買ってしまった本が意外とおもしろかったです.国防はどんな小さな政府でも必要な機能だと思うのですけど,はて.
防衛破綻―「ガラパゴス化」する自衛隊装備 (中公新書ラクレ) 価格:¥ 798(税込) 発売日:2010-01-10 |
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