毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
形而上の話を形而下に

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400本記念

2010-02-16 | 青森
おかげさまでブログをはじめてからの日記数が400本となりました。
このブログを読んで頂いている方に感謝します。

毎日色々な事を書いていると、自分の不勉強なところがはっきりと分かってしまいます。
とにかく間違った内容を書かないようにと気をつけていますが、先日も大きな思い違いに気がついて、あわてて過去の日記を直した事もありました。
緯度は赤道上が0度で北に行くほど高くなるのに、北に行くほど低くなるとずっと勘違いをしていて、ブログ内検索をしてみたら案の定いくつか出てきて恥ずかしい思いをしました。

今までは毎日更新を目指してきましたが、もう少しきちんと検証してから書いてみたいという気持ちもあり、これからは毎日更新には拘らずに続けて行きたいと思っています。
更新のない日もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

書いた物が多くなると、自分でもどれが良かったとかが分からなくなってしまうのですが、
七戸城跡にカタクリを
これだけは声を大にして言いたいので、どなたか地元の方が見ていらしたらぜひ提案してください。
種の採取や蒔き方・育て方などのアドバイスなど、メッセージをいただければできる限りの協力をいたします。



毎日でなくなるとすれば、ブログタイトルの「毎日幸せに」が少し違ってきてしまいますが、「ほぼ毎日幸せに」や「週2で幸せに」ではちょっと情けない感じがしてしまうので、こちらをどうするかは決意保留ということで。





逆カクテルパーティー効果

2010-02-15 | 人間心理
カクテルパーティー効果とは、騒がしい中でも聞きたい人の話を聞き取ることができる、人間の能力を表わす表現です。
主に聞く時の能力について述べられていますが、私はこの能力には逆もあると考えています。
好きな人の話はよく聞こえて頭に入りますが、あまり聞きたくない人の話はなんとなく覚えることができなくなります。

視覚でも見たい物を見るのはよく知られています。
写真を撮っていて、綺麗な風景が撮れたと思っていても後で見ると写したくない物が写っていたりというのはよく体験します。
そこにあっても見ていないのでしょう。

聞きたくない事、知りたくない事に耳を塞ぐのはよくあることですが、人間は聴覚を自在に操って自分の聞きたい情報のみを聞いているのかもしれません。
人間の特性としてそのような能力があるのなら、逆に利用もできるはずですね。
学校の授業でも、好きな教師の授業ではよく耳に入ります。
興味がある、好きだ、楽しいなどの良い感情を持てば憶え易いのです。




冬の伝統行事

2010-02-14 | 青森イベント
青森の冬は凍結道路に阻まれて外出もままならないのですが、この季節は旧正月の伝統行事が目白押しです。
青森といえば恐山、イタコに続くオシラサマは、旧正月のオシラアソバセが知られています。
南部地方ではオシラサマの他に子安様もあり、祝い方の作法などを見ると元は同じだったと考えられます。
男鹿半島のナマハゲと同じ流れのナモミ・アマハゲ・アマメハギ・ナモミハギも、大晦日や旧正月の行事として残っている地域もあります。

調べてみると、ナマハゲに似た行事は日本各地にあります。
秋田県能代地方の ナゴメハギ、ナゴメ
石川県能登半島の アマメハギ
福井県の アマメン
沖縄県八重山諸島の アカマタ・クロマタ
これらの他にも青森県内では下北半島のカセドリ、津軽地方のカパカパ、風間浦のナガメヘズリ、大畑のチャホシなど、集落ごとに変化した来訪神の祭りが残されています。



伝統行事からはその地方の歴史や民俗や周りとの繋がりをうかがい知ることができて興味深いものです。
でも冬場は5Km半径の中で生活しているので、せっかくの伝統行事もまだ見たことはありません。
今年こそ「えんぶり」を見ようと思っていますが、天気によっては心変わりがあるかもしれません。
青森県南地方に春を呼ぶと言われる「えんぶり」は八戸近辺ではすでに始まっていて、15日からはおいらせ町でも始まります。




続 庭のお客様

2010-02-13 | 青森自然
庭にある木はまん丸のスズメの生る木になっていますが、いつもとはちょっと違うお客様も現れました。





キジなのかヤマドリなのかがよく分からないのですが、2時間以上も庭で餌を探していました。
窓越しの写真なのであまり綺麗ではありませんが、窓の内側だからこそ3~4m
の距離で観察ができます。
花壇にかぶせておいた枯葉は、冬場の鳥の餌も暖めてくれていたようです。
あちこちに穴を開けていましたが、観察料としては安いですね。



そばCafe 福

2010-02-12 | 蕎麦
外食の楽しみは味わうことの他に、場を楽しむことがあります。
雰囲気のよい場所で心温まるもてなしを受ける。
女性は食事をいただく場所で、男性はお酒を飲む場所でそれを感じているのではないでしょうか。

先日オープンしたばかりの十和田市のお店 そばCafé 福は、友人宅を訪問したような暖かいおもてなしのお店です。
座敷、テーブル席、カウンター席があり、喫茶店としてもそば店としても利用でき、別棟では蕎麦打ち教室もあります。
この日は遅い昼食を友人といただいたのですが、なんとなく長居をしてしまいました。
おもてなしの力なのでしょうか。
たのんだのは月見そば(650円)。そば粉の歯ごたえが感じられるそばでした。
手作りケーキ(350円)も、とちょっと欲張ってしまいました。





そばCafé 福
場所     十和田市三本木字下平256-1
営業時間   11:00~ラストオーダー16:00
定休日    月曜日

ホームページはこちら。
そばCafé 福 ~FUKU~






情報のクオリティ

2010-02-11 | 子供のこと
子育てで悩みを持っている方がネット上の情報を捜すことがありますが、その際に注意してほしい事は「不安を煽る情報は信じるに足りない」ということです。

私も情報を探したり相談できる人を探したりしたことがありますが、説明を聞いてみると「~をすれば自閉症は治る」「~をしなければ悪くなる」と言われる事がありました。
自閉症とは個人の個性のひとつであり、病気を治療するように治す対象ではありません。しかし会話など、人間関係を形成する力が弱いので、歯磨きや文字を教えるように人間関係を作る力を身につけられる様に育てる・躾ける必要があるだけです。
ある程度の知識も持っていたので「治る」というのが間違いだと分かりましたが、正しい理解ができていないままこのように言われれば、不安からその情報にすがりついていたかも知れません。

自閉症に限らず子育てにおいては正しい育て方など存在しないと思っています。
子供は一人一人が違うので、その子の個性に応じた最良の方法を探すことが大切です。
外からの情報は参考にはしてものめり込まない、子供を見つめていれば答えは子供が出してくれます。




続 貧者の娯楽

2010-02-10 | 家庭・経済
テレビが人に対して悪影響を与えるものの中で、テレビからの情報が必ずしも正しいものではない、という事の他には、常に人間の欲望を刺激するようにできている事があります。
CMでなくても「○○があればもっと楽しくなる」「○○になればもっと幸せになる」というメッセージに溢れていて、足りない何かに対しての飢餓感を煽られ続けます。
消費によって経済は回っていますから、多くの消費の喚起が経済に繋がるとしても、煽られかき立てられた飢餓感は現状への不満へと変化します。
欲しかった物を手に入れたとしても嬉しいのは一時だけで、また違う物に対しての欲求が湧き際限はありません。
不満だけを持っていては、いつまでも心の貧者のままになってしまいます。

欲しい物を手に入れる、なりたかったものになる、それだけではほんのひと時の達成感だけで幸せにはなりません。
幸せとは、自分が幸せだと感じる心の動きなのであって、何かの条件に作用されるものとは違います。
幸せになるために必要なのは「今」の中に嬉しさや喜びや明るい気持ちを見つけることだと思っています。
人生とは今の連続でしかありません。




人間関係を編む

2010-02-08 | 社会
村落共同体の中にある暗黙のルールは、高度経済成長時代に「良くないもの」としてのレッテルを貼られ、他人に干渉しない適度な距離感が都会的に洗練された人との付き合い方だとされていました。
他人と距離を置くことが良いとなると、その方向に行過ぎてしまう。それが現在ある色々な問題の原点だと感じます。
周囲から行動について指摘される息苦しさを感じるかもしれませんが、安心して所属できる集団の維持経費になっていたとも考えられます。
重い人間関係を嫌って捨ててしまった、その後ろには気が付いていなかった大切なものがあったのだと。

編み物は一本の糸を絡ませていくだけの作業ですが、絡ませ方によって様々な模様が出来上がります。
糸のままでは着る事ができないけれど、編むことによってセーターにも帽子にも手袋にもなります。
バラバラに切られた糸くずから、もう一度暖かさを保つ何かを編み上げる作業、今必要なのはそんな事だと感じています。



貧者の娯楽

2010-02-07 | 家庭・経済
長男が小学生の頃、
「おかあさん、赤い卵はおいしいんだよね ?」
唐突な質問に面食らったのですが、ちょっと考えてみると子供番組の放映時間によく流れていた、某養鶏場のコマーシャルがあったことを思い出しました。
「赤い卵はおいしい、赤い卵はヘルシー」
ただそれだけのコマーシャルなのに、子供にしっかりと定着している事が驚きでもありました。

一番手軽な娯楽であるテレビは、情報を一方的に受け取るだけの媒体です。
何気なく眺めていると睡眠学習とも言える状態になり、検証なしに既成事実のように受け止めてしまいます。
数年前のデータ捏造問題の他にも、恣意的な編集を指摘されることも多く、テレビ放映された情報を鵜呑みにすることは危険とも言えます。

一人暮らしを始める時に最初に揃える電化製品といえば、冷蔵庫、洗濯機、テレビでしょう。
最近はコンビニが冷蔵庫、コインランドリーが洗濯機の代わりをしているように、テレビの代わりは携帯・パソコンという方も多いのかもしれません。
必要性は薄らぎつつありますが、流れ出る情報には取捨選択と自分なりの検証が大切です。