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苦しさのスパイラル

2010-02-01 | 登校拒否について
順調に学校へ行きだしていた子供が、また登校を渋るようになりました。
先日そんな状態の子供に対して声を荒げてしまった私は1時間程一人で考えていたのですが、そんな事をしても子供にとっては苦しいだけなのに何故そうしてしまうのか、もしかしたら自分の態度が子供を追い込んでいるのではないか、と色々考えた結果、
「今日は美味しいものでも食べに行こう、明日は代わりにがんばろう。
 あなたに怒鳴っても仕方がないんだし」

一瞬安堵の表情を浮かべた子供は、いそいそと出かける準備を始めました。
この子もまた苦しい思いの中にいる、そう思うと涙が溢れそうになってしまいます。


個人的には学校は子供にとってとても大切な場所だと思っています。
勉強ができるようになるとかではなくて、同年代の子供との人間関係を作る場所としてなくてはならないものだと考えていますが、苦しくても我慢して行くのでは大切な学びを見つけられなくなってしまう気がします。
子供の中に何かの楽しみがなくては、学校の持つ全ての良さが反転してしまうような、そんな危なさを何となく感じています。
学校は大切なものだから何とか行かせなくては、と思う親の気持ちの中にもそんな危なさを見つけてしまった出来事でした。

試行錯誤の中で登校拒否と向き合う日々はまだ続いています。
でも親としての自分の中にも問題はあるということを、少しずつ気づかされてもいます。