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好きこそ物の上手なり

2010-02-02 | 人間心理
「才能とは持続する情熱である」
将棋の羽生善治の言葉です。
趣味としてのゲームでありながら、人並み外れた実力を身につけるためには、楽しくて何度でもやりたい、と思う気持ちがなければ出来ません。
子供に限らず人の成長にとって大切なのは、「楽しくて仕方がない」と思う気持ちそれ自体なのだと感じています。

趣味や習慣など、楽しくて始めたつもりが時間の経過とともに飽きがきてしまう事も間々あります。
何か一つの事をどれだけ長く楽しんでいられるか。
下手の横好きという言葉はあるものの、長く楽しめればそれだけ熟達もできるでしょう。
「素質がある」とは、飽きることなくいつまでも続けられる事と同一であって、手先が器用とか記憶力が高いとか、そういった得手不得手とは一線を画した心の問題なのだと思います。

人間が持っているはずの知る喜びを経験していれば自ら進んで学び続けるはずなのに、勉強は苦しく辛い事になってしまった現在は学びを放棄してしまう人が多くなるのも分かります。
ゆとり教育の弊害が話題になることも多いのですが、私は教科横断的な応用で知る事の楽しさを学べる教育に変わると期待していました。
応用を教えるための応用に、何かが抜けてしまった気がします。

「ウェブ時代をゆく」を読む 志村建世のブログより抜粋
そこで成功するための資質が「努力すること自体が楽しくてやめられない」性格だと言われると、少し抵抗を感じる人もいるでしょう。