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続 貧者の娯楽

2010-02-10 | 家庭・経済
テレビが人に対して悪影響を与えるものの中で、テレビからの情報が必ずしも正しいものではない、という事の他には、常に人間の欲望を刺激するようにできている事があります。
CMでなくても「○○があればもっと楽しくなる」「○○になればもっと幸せになる」というメッセージに溢れていて、足りない何かに対しての飢餓感を煽られ続けます。
消費によって経済は回っていますから、多くの消費の喚起が経済に繋がるとしても、煽られかき立てられた飢餓感は現状への不満へと変化します。
欲しかった物を手に入れたとしても嬉しいのは一時だけで、また違う物に対しての欲求が湧き際限はありません。
不満だけを持っていては、いつまでも心の貧者のままになってしまいます。

欲しい物を手に入れる、なりたかったものになる、それだけではほんのひと時の達成感だけで幸せにはなりません。
幸せとは、自分が幸せだと感じる心の動きなのであって、何かの条件に作用されるものとは違います。
幸せになるために必要なのは「今」の中に嬉しさや喜びや明るい気持ちを見つけることだと思っています。
人生とは今の連続でしかありません。