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まずは相談してみよう

2010-02-27 | 登校拒否について
先日顔見知りの方に会ったので挨拶をすると、子供のことを色々と質問してきました。
聞けばその方の子供も登校拒否で、親としてどうしていいものか悩んでいる様子でした。
控えめに話していましたが、やはり担任や学校に対しての不満が見えてきます。

子供が登校拒否に至るまでは様々な事情もありますが、その間の学校側の対応に不満を持つことはごく自然な流れです。
前兆を素早くキャッチして適切な対応ができていれば登校拒否に至る事もなかったはず、そう思うことも分かります。私もそう考えていました。
でも人の心の内を完全に理解することなどできることではなく、教師もまた人であれば常に完全な指導ができるわけでもありません。
過去の事を挙げて責任の所在を突き止めても、現在進行している事態にはあまり関係はなく、現状だけがそのまま取り残されてしまいます。

過去に不満はあるとしても、今がどのような状況で、ではどうして行けばいいのかの方向性は、子供に関わるなるべく多くの人と考えていく事がベストな対応だと思います。
学校はその子供に対しての情報をたくさん持っています。
担任に話しづらいのであれば、教務・教頭・校長など教育のベテランもいますし、子供を育てていくという目的は親とも同じはずです。
何より親が学校に対して不信感を持ったままでは、親の気持ちが子供に反映されてしまわないか心配です。

先日お会いした方にも
「不満もあるかと思うけど、まずは教頭か校長先生に相談してみたらいいと思う。私はそれで良い方向に進んでるよ」
親と学校側が共同戦線を張れたら、それは大きな力になれると思うのです。