今日は皆様にご報告です。
すでにいろいろ既出しご存じの方もいる状況なので、改めてという形になってしまいますが、僕シャバ駄馬男は、BJリーグに初参戦となる青森のプロバスケットボールチーム「青森ワッツ」のアリーナDJとして、初年度お仕事させて頂く事となりました。
本日ワッツのホームページで公式発表されました。
この日を迎えるにあたり、皆様にお話しておきたいことが山ほどあったわけですが、日を追うごとに連れ、様々な立場の方々や関係者、両県のブースターや友人知人など、僕自身の発言に語弊があったり、真意が伝わらなかったりしてはいけないと考え、活字にて今の思いをお伝えしたいと思います。
長文になりますので、興味のある方だけ読んでください。
まずこれだけは言いたいこと3つ。
・僕は秋田県民であり、秋田、そして秋田のスポーツを愛し、延いてはスポーツで東北全体を盛り上げたいという思いは、今までも、そしてこれからも何ら変わらないと言うこと。
・青森県は僕の個人的な第2の故郷であり、ずっと恩返しをしたいと考えていたと言うこと。
・僕はプロのしゃべり手であるということ。
もちろん今回のお話を頂いたとき、二つ返事で快諾したわけではありません。
僕なりにいろんな事を考えに考え抜き、出した結論です。
青森という地は、9年前、地元テレビ局の深夜番組のメインパーソナリティとして、青森では何一つ知名度のない僕を快く受け入れてくれました。そこで多くの仲間も出来、シャバ駄馬男という名前も少しずつ浸透し、ここで過ごした6年間は本当に最高の思い出となりました。
ひとたび離れ2年以上のブランクが空きましたが、その間ずっと多くの方々とはいまだに交流もあります。
本当によくして頂いた6年間の恩返しをいつの日か必ずしたいと考えていたときに頂いたのが、今回のワッツのお話でした。
僕が仕事で関わることによって、テレビやラジオなど、媒体とのコミュニケーションがスムーズに行くのではないか。
未だに「青森で番組見てました!また青森来てください!」といって頂けている方々に、今度はアリーナでお会いできるのではないか。
そしてなにより、またあの頃のメンバーと仕事ができるのではないかということ。
産声を上げた赤ちゃんを育てるのに必死な親がいて、頼られた親戚のおじちゃんはそれを見て見ぬふりが出来るでしょうか。
僕にはできませんでした。
今こそ、青森県のために、僕が出来ることをするときなんだと思ったのです。
ただし、そもそもなぜ僕にそのお話が来て、それを受けようと思えたのか。
それは、人気も、DJも、会場の雰囲気も、そしてブースターも、間違いなく全国ナンバー1である、秋田ノーザンハピネッツというチームがあり、セカンドアイコンながら、そのチームと共にお仕事もさせて頂いていたからです。
お仕事を頂けるのはもちろんありがたかったのですが、僕自身は、純粋に秋田県人として、地元のプロスポーツの熱狂的な1ファンとして歩んできました。
何にも代えがたいあの会場の熱気と興奮は、秋田県民のスポーツ観戦の概念を覆しました。もしこれを青森の人達が地元で感じることができたならと。
そしてなにより僕には、心の底から愛する、ブラウブリッツ秋田があったからです。
こればかりは、サッカーが好きで好きで、とにかく試合が見たい、応援したいという強い思いから、結果的に仕事に発展していきました。
サポーターと共有する勝利や敗戦のすべては、全て最高の思い出として刻まれ、上に見えるJ1への昇格という夢に、県民と共に歩んでいける幸せ。
会場はもちろんですが、ラジオ番組を通じ、各選手を身近に感じ、仲良くもさせて頂き、見学者ホールに来て頂くサポ
ーターの皆さんとのコミュニケーションも楽しい、まさに地域密着です。
この二つのチームが今回の僕に強く影響を与えてくれたこと。
それは、秋田が地元でもない、ゆかりもない選手達が、秋田県という看板を背負って、秋田に住み、秋田のために、秋田県民と共に、全力で戦っている姿に毎回感銘を受けていたからです。
もちろんそこに地元の選手が入ることによってさらに熱狂は高まる。
今回仕事でご一緒させて頂いた青森ワッツの北向選手と佐々木選手。
北向選手は、地元出身でありながら、高校は能代工業、BJリーグでは埼玉ブロンコスで活躍し、震災の時はレンタルで、ハピネッツにも少しの間在籍しました。
佐々木選手は、出身自体が秋田県大館市。高校以降は青森で過ごし、BJでは信州ブレイブウォリアーズで活躍しいよいよ地元凱旋。
僕も含めた3人、秋田という共通点もあったわけですが、なにより、地元に対するアツイ思いを常に抱きつつも、自分を必要としてくれる場所では、そのチームや地域の方々のために全力で戦う。
このスタンスなんだ。
この時、今回の件で真っ先に相談に乗って頂いた、秋田が誇る某プロスポーツ選手からの一言の意味がはっきりとわかったのです。
「自分自身、先方の提示内容に納得できたらいいんじゃないですか!」
その時はただその言葉通りにしか読み取りませんでしたが、彼が言うこの言葉の意味には「プロの意識」というものが込められていたんだなと。
自分の価値というものをちゃんと評価してくれ、その上でその力をぜひ貸して欲しいという相手に対し、納得した上で握手を交わす。
まさに、彼がこれまでそうやって渡り歩いてきた、これぞ「プロ」という姿勢が必要なんだなと。
僕はプロのしゃべり手です。そして、これ1本でご飯を食べている。そのプロ意識を改めて再確認させて頂いたからこそ、今回の決断ができたんだと。
岩瀬社長はじめ、ブラウブリッツ秋田フロントの皆さんからは、快く今回の決断に賛同して頂きました。
もちろん、シーズンがもろにかぶるようなものであれば、今回のお話は当然のことながらお受けしていません。
シーズンが真逆であることから、若干のバッティングはあっても、共に歩んでいけると。
「今度はJ3ですからね!」と、早くも来季のにおいも漂わせ。これからも一緒にがんばりましょう!
といってくださり、心の底から感謝する次第です。
ブラウブリッツ秋田サポーターの皆さん、何とか今回の決断をご理解頂いた上で、今後も一緒に闘わせてください!
ちらっと「ブラウ捨てるんですか!?」って言われたことがありましたが、絶対にそれはありません。
しがみついてでもJ1までついて行きます!
ちなみに青森ワッツのチームカラーは「青」です!
そして、先日公式発表前に訪れたハピネッツのプレシーズンマッチのさい、事前に(とはいえ直前になり大変ご迷惑おかけしましたが)、ワッツのDJとして仕事をさせて頂く、というむねをご報告してからお会いしたハピネッツフロントの皆さんにも、激励の言葉をたくさん頂きました。
今まで一緒にお仕事させて頂いたにも関わらず、形上は謀反を起こしたようなものであるかもしれません。
一部からは「納得できない」と言うお声も頂きましたが、その思いは僕にも痛いほどわかります。
だからこそ、改めて恩返しをする上で懸命にがんばり、ゆっくりでもいいので僕の今回の、決断に至った気持ちを少しでもご理解頂き、ともにがんばっていきたいと思っております。
そしてハピネッツブースターの皆さん!
先日お会いしたときは、公式発表前でしたので歯切れの悪い回答しか出来ず、またご心配ご迷惑おかけしてスイマセンでした。
今回僕は青森ワッツのアリーナDJとしてお仕事させて頂く事になりましたが、これからも何一つ変わらずハピネッツのブースターです。
秋田県人ですから!
ただ、ここまで読んでくれた方ならわかって頂けると思いますが、プロ選手のように僕もプロのしゃべり手。地元に思いをはせながらも、自分を必要としてくれる場所では、そのチームや地域の方々のために全力で戦います。
なんとかご理解の程お願い致します。
そして東北ダービー。特に秋田vs青森が特別なマッチになればと思っています。
その日を楽しみにしています!
さらには、常に東北のそれぞれのチームの結果が気になり「自分達のチームは負けたけど、あのチームは勝って良かった!」みたいな、もっとグローバルでボーダレスな東北になっていって欲しいと思っています。
地元の心配の前に、むしろ青森側で「なんで秋田県からくるんだよ!」と思ってしまわれるかもしれないですね(^^;)
6年間番組に出演していたとはいえ、2年半のブランクで、忘れてしまった人もいることでしょうし、そういう意味ではまた1からやり直し。
それを踏まえ、これからも賛否両論、いろいろ言われることもあると思いますが、全て覚悟の上です。
変な不安やわだかまり、負い目なんかを持ったまま青森で仕事しても、チームに失礼!
こうみえてメンタル面はすこぶる弱い僕が決断しました。
秋田のタレントとしての誇り、活動の場を少しでも広げられる可能性と、一歩前へ進む勇気。
男性ローカルタレント激少の中、それでもローカルタレントに憧れ目指したいと思ってくれる人の、夢の架け橋になれるように、がんばります!
長文お付き合い頂きありがとうございました!
これからもシャバ駄馬男をよろしくお願いします!
すでにいろいろ既出しご存じの方もいる状況なので、改めてという形になってしまいますが、僕シャバ駄馬男は、BJリーグに初参戦となる青森のプロバスケットボールチーム「青森ワッツ」のアリーナDJとして、初年度お仕事させて頂く事となりました。
本日ワッツのホームページで公式発表されました。
この日を迎えるにあたり、皆様にお話しておきたいことが山ほどあったわけですが、日を追うごとに連れ、様々な立場の方々や関係者、両県のブースターや友人知人など、僕自身の発言に語弊があったり、真意が伝わらなかったりしてはいけないと考え、活字にて今の思いをお伝えしたいと思います。
長文になりますので、興味のある方だけ読んでください。
まずこれだけは言いたいこと3つ。
・僕は秋田県民であり、秋田、そして秋田のスポーツを愛し、延いてはスポーツで東北全体を盛り上げたいという思いは、今までも、そしてこれからも何ら変わらないと言うこと。
・青森県は僕の個人的な第2の故郷であり、ずっと恩返しをしたいと考えていたと言うこと。
・僕はプロのしゃべり手であるということ。
もちろん今回のお話を頂いたとき、二つ返事で快諾したわけではありません。
僕なりにいろんな事を考えに考え抜き、出した結論です。
青森という地は、9年前、地元テレビ局の深夜番組のメインパーソナリティとして、青森では何一つ知名度のない僕を快く受け入れてくれました。そこで多くの仲間も出来、シャバ駄馬男という名前も少しずつ浸透し、ここで過ごした6年間は本当に最高の思い出となりました。
ひとたび離れ2年以上のブランクが空きましたが、その間ずっと多くの方々とはいまだに交流もあります。
本当によくして頂いた6年間の恩返しをいつの日か必ずしたいと考えていたときに頂いたのが、今回のワッツのお話でした。
僕が仕事で関わることによって、テレビやラジオなど、媒体とのコミュニケーションがスムーズに行くのではないか。
未だに「青森で番組見てました!また青森来てください!」といって頂けている方々に、今度はアリーナでお会いできるのではないか。
そしてなにより、またあの頃のメンバーと仕事ができるのではないかということ。
産声を上げた赤ちゃんを育てるのに必死な親がいて、頼られた親戚のおじちゃんはそれを見て見ぬふりが出来るでしょうか。
僕にはできませんでした。
今こそ、青森県のために、僕が出来ることをするときなんだと思ったのです。
ただし、そもそもなぜ僕にそのお話が来て、それを受けようと思えたのか。
それは、人気も、DJも、会場の雰囲気も、そしてブースターも、間違いなく全国ナンバー1である、秋田ノーザンハピネッツというチームがあり、セカンドアイコンながら、そのチームと共にお仕事もさせて頂いていたからです。
お仕事を頂けるのはもちろんありがたかったのですが、僕自身は、純粋に秋田県人として、地元のプロスポーツの熱狂的な1ファンとして歩んできました。
何にも代えがたいあの会場の熱気と興奮は、秋田県民のスポーツ観戦の概念を覆しました。もしこれを青森の人達が地元で感じることができたならと。
そしてなにより僕には、心の底から愛する、ブラウブリッツ秋田があったからです。
こればかりは、サッカーが好きで好きで、とにかく試合が見たい、応援したいという強い思いから、結果的に仕事に発展していきました。
サポーターと共有する勝利や敗戦のすべては、全て最高の思い出として刻まれ、上に見えるJ1への昇格という夢に、県民と共に歩んでいける幸せ。
会場はもちろんですが、ラジオ番組を通じ、各選手を身近に感じ、仲良くもさせて頂き、見学者ホールに来て頂くサポ
ーターの皆さんとのコミュニケーションも楽しい、まさに地域密着です。
この二つのチームが今回の僕に強く影響を与えてくれたこと。
それは、秋田が地元でもない、ゆかりもない選手達が、秋田県という看板を背負って、秋田に住み、秋田のために、秋田県民と共に、全力で戦っている姿に毎回感銘を受けていたからです。
もちろんそこに地元の選手が入ることによってさらに熱狂は高まる。
今回仕事でご一緒させて頂いた青森ワッツの北向選手と佐々木選手。
北向選手は、地元出身でありながら、高校は能代工業、BJリーグでは埼玉ブロンコスで活躍し、震災の時はレンタルで、ハピネッツにも少しの間在籍しました。
佐々木選手は、出身自体が秋田県大館市。高校以降は青森で過ごし、BJでは信州ブレイブウォリアーズで活躍しいよいよ地元凱旋。
僕も含めた3人、秋田という共通点もあったわけですが、なにより、地元に対するアツイ思いを常に抱きつつも、自分を必要としてくれる場所では、そのチームや地域の方々のために全力で戦う。
このスタンスなんだ。
この時、今回の件で真っ先に相談に乗って頂いた、秋田が誇る某プロスポーツ選手からの一言の意味がはっきりとわかったのです。
「自分自身、先方の提示内容に納得できたらいいんじゃないですか!」
その時はただその言葉通りにしか読み取りませんでしたが、彼が言うこの言葉の意味には「プロの意識」というものが込められていたんだなと。
自分の価値というものをちゃんと評価してくれ、その上でその力をぜひ貸して欲しいという相手に対し、納得した上で握手を交わす。
まさに、彼がこれまでそうやって渡り歩いてきた、これぞ「プロ」という姿勢が必要なんだなと。
僕はプロのしゃべり手です。そして、これ1本でご飯を食べている。そのプロ意識を改めて再確認させて頂いたからこそ、今回の決断ができたんだと。
岩瀬社長はじめ、ブラウブリッツ秋田フロントの皆さんからは、快く今回の決断に賛同して頂きました。
もちろん、シーズンがもろにかぶるようなものであれば、今回のお話は当然のことながらお受けしていません。
シーズンが真逆であることから、若干のバッティングはあっても、共に歩んでいけると。
「今度はJ3ですからね!」と、早くも来季のにおいも漂わせ。これからも一緒にがんばりましょう!
といってくださり、心の底から感謝する次第です。
ブラウブリッツ秋田サポーターの皆さん、何とか今回の決断をご理解頂いた上で、今後も一緒に闘わせてください!
ちらっと「ブラウ捨てるんですか!?」って言われたことがありましたが、絶対にそれはありません。
しがみついてでもJ1までついて行きます!
ちなみに青森ワッツのチームカラーは「青」です!
そして、先日公式発表前に訪れたハピネッツのプレシーズンマッチのさい、事前に(とはいえ直前になり大変ご迷惑おかけしましたが)、ワッツのDJとして仕事をさせて頂く、というむねをご報告してからお会いしたハピネッツフロントの皆さんにも、激励の言葉をたくさん頂きました。
今まで一緒にお仕事させて頂いたにも関わらず、形上は謀反を起こしたようなものであるかもしれません。
一部からは「納得できない」と言うお声も頂きましたが、その思いは僕にも痛いほどわかります。
だからこそ、改めて恩返しをする上で懸命にがんばり、ゆっくりでもいいので僕の今回の、決断に至った気持ちを少しでもご理解頂き、ともにがんばっていきたいと思っております。
そしてハピネッツブースターの皆さん!
先日お会いしたときは、公式発表前でしたので歯切れの悪い回答しか出来ず、またご心配ご迷惑おかけしてスイマセンでした。
今回僕は青森ワッツのアリーナDJとしてお仕事させて頂く事になりましたが、これからも何一つ変わらずハピネッツのブースターです。
秋田県人ですから!
ただ、ここまで読んでくれた方ならわかって頂けると思いますが、プロ選手のように僕もプロのしゃべり手。地元に思いをはせながらも、自分を必要としてくれる場所では、そのチームや地域の方々のために全力で戦います。
なんとかご理解の程お願い致します。
そして東北ダービー。特に秋田vs青森が特別なマッチになればと思っています。
その日を楽しみにしています!
さらには、常に東北のそれぞれのチームの結果が気になり「自分達のチームは負けたけど、あのチームは勝って良かった!」みたいな、もっとグローバルでボーダレスな東北になっていって欲しいと思っています。
地元の心配の前に、むしろ青森側で「なんで秋田県からくるんだよ!」と思ってしまわれるかもしれないですね(^^;)
6年間番組に出演していたとはいえ、2年半のブランクで、忘れてしまった人もいることでしょうし、そういう意味ではまた1からやり直し。
それを踏まえ、これからも賛否両論、いろいろ言われることもあると思いますが、全て覚悟の上です。
変な不安やわだかまり、負い目なんかを持ったまま青森で仕事しても、チームに失礼!
こうみえてメンタル面はすこぶる弱い僕が決断しました。
秋田のタレントとしての誇り、活動の場を少しでも広げられる可能性と、一歩前へ進む勇気。
男性ローカルタレント激少の中、それでもローカルタレントに憧れ目指したいと思ってくれる人の、夢の架け橋になれるように、がんばります!
長文お付き合い頂きありがとうございました!
これからもシャバ駄馬男をよろしくお願いします!
ブラウブリッツの試合で待ってます。
シャバさんの選んだことだから
きっと大丈夫です
シャバさんが心に決めたことだから
『そして僕は途方に暮れる』でした