シャバ駄馬男「シャバでひとつ…」

秋田のタレント、シャバ駄馬男のたわいない日常ダイヤリー

本性 ~とある忘年会にて~

2008年12月01日 | プライベート
 「本性を現す」

 ……正体、実体を現す。本来持っている性質。特性。


 先日とある忘年会に参加した。

 なぜ「とある」という形で伏せなくてはいけないのか。それはこれから俺が記述する当時の状況が、もしかして個人や団体を傷つけてしまうことになるかも知れないので、あえて「とある」…

 いや、別にいっかぁ!みんないい大人だし。

 というわけで、今年初参戦させて頂いた、秋田市内リーグ2部、こしゃるずFCの忘年会に参加した!毎年恒例のMVPや得点王の発表などもありながら、居酒屋で10数人で大盛り上がり大会を見せた。

 ほどよく酔いも回り、マネージャーの女性1名がいるものの、一同はバタカワのスナックへと移動することとなった。

 「人数も人数だし、T-もつさんの行きつけだし、メンバーで引き続きどんちゃんしながら飲めそうだ」

 某ビル○階のその店の扉を開けると…

 「うわ!めっちゃクラブやん!しかもお姉ちゃん達キワいしかわいいやん!」

 今まで、いろんなところでいろんな仕事関係の人といろんな距離感で飯喰ったり飲んだりしてきたけど、最終的にはけっこうありのままの自分を出してきたつもりだ。が、このチームに入れてもらい、サッカープレイヤーとしては自分より遙かに上のスキルを持った人達とプレイを楽しみながら、そして、俺というキャラクターを理解して頂きながらつきあってくれているメンバーのみなさんには、当然、以前からお付き合いのある人は気兼ねなく接することはできても、チームを通じ始めてお会いした人達とは、まだ1年弱の交流でもあり、両者が何となく遠慮しながら接してきているので、俺のありのままの姿を見せれずにいた。

 試合後の打ち上げなどにもなかなか参加できず、ちょっと顔を出しても最後までいることがなかなかできなかった自分。

 しかし、2次会であるその場所は、俺という人間が最も本性をあらわすにふさわしい場所だったのである!である!

 でもー…。このお店は初めてだしー、そこで、

「テレビに出てる人ってやっぱアホね」

って、みんなひっくるめられて思われるのも忍びない。

 ここは状況をみながら少しずつ攻めるとしようか。そうそう!しかも、せっかくこしゃるずメンバーとそういった距離感を縮めるためのいい機会なんだから、まずは楽しくサッカー話でも。

 「○○さん!なかなか俺得点にからめなくてすいませ…」っておい!

 間にお店の子が割って入る。

 「いらっしゃいませ~」

 「わお、めっちゃタイプ…。でもガマンガマン…」と俺…。

 まずい。このままだと本性を現してしまう!まだだ!まだ早い!よし、となりの△△さんに話聞こう!


「△△さん!いつもさすがのプレイっすよね!中学はどこだったんすか?」ってわーお!

△△さん…、お店の子のどこ触ってん!

 俺の中ではおそらく、最もサッカーが好きで、上手で、そしてストイックだと思っていた△△さんが、欲望の戦士となっていた。

 そして他にも●●さんや■■さんや、※※さんや…。

 まさに本性まるだし大会である!

 とはいえ、その「本性」は俺にとってのみのインパクトであり、以前からつきあいの長いメンバーにとってみれば、ごく日常茶飯事のことなのだ。

 そんな宴が2時間以上続く…

 「いやいや!なんだか一人だけカッコつけてんの馬鹿らしくなってきた!よし、そろそろ俺の本性現しスイッチを押すときがきた!」

 非常にその状態を楽しみながらも、あいかわらず一歩引いたところで構えている自分に腹が立ってきた!

 「よし!逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!アホになれ!アホになれ!」

 意を決っし、シャバ駄馬男、暴走モード突入!と思ったその瞬間!?

「シャバさーん!いつも観てるよ!応援してますよー!」

 向かいのボックスに現れたお客さんで、見た目絶対に道ばたで肩とかぶつかりたくないタイプの素敵な男性チームの一人に声をかけられる。

「あ、どうも!アリガトウございます!」

 案の定、暴走突入前に終了。

そのあとラーメン喰って帰りました。

 でもでも!

 自分のことはさておき、とにかく楽しかった。いい意味で、こしゃるずメンバーの人柄を(深く)知ることができ、めっちゃ盛り上がれたからね。ぶっちゃけ、やっと名前と顔が一致した人もいたり、たくさんのおめでたい話に触れることができたと思いきや、ディープな爆弾発言の場に遭遇できたりもして。やっぱ誰に何言われても、飲み会はできるだけ最後までいようと思ったのだった。

「本性」

 それは、素直で、ありのままの自分である。が、それは得てして攻撃的だ。だから、それを現すことができるのは、信頼関係のある、心の知れたファミリーやフレンドの中だけである。byダバダバーダ

 こしゃるずFC。このチームに、俺は遠慮する必要ないんだなと確信した。だって、同じ匂いがするから!

 これからいろいろぶっちゃけていきたいと思いますので、来年もよろしくお願いします。

 というわけで次回は!

「恐怖!3分以上おしっこをし続ける男!」お楽しみに~!!