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詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

地下街の夕方を

2014-10-27 08:52:30 | 
地下街の夕方を

地下街の夕方を歩いていると、色というものが遠くなり
あした私のなかにいるはずの私が
私を見捨てて過去へ引き返して行った
そう感じる空白が足先に。

天神地下街の色の少ない夕方、
ビルの地下へと幾つにもわかれてのびる通路は牛の巨大な胃袋で、
私は何度も反芻される藁くず。
行けども行けども同じ道をたどらされている。



*



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