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詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

千人のオフィーリア(メモ7)

2016-11-01 01:44:14 | オフィーリア2016
千人のオフィーリア(メモ7)



階段を降りていく禿げ頭を見ていた
階段を上がって来る禿げ頭を見ていた

純粋だったのはどっちのオフィーリア?
禿げ頭と罵った方?

禿げ頭から何を思い出すかによるわね。
眼鏡の縁が上から見えたわ。耳のゆがみも。

私は頽廃の頽という字を思い出しちゃうの。
それから倦怠の怠の音も。

えっ、
それって何?

階段の禿げ頭には聞こえている
ふたりのオフィーリア声が。

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