千人のオフィーリア(メモ14)
私の前にだれがこのことばを読んだのだろう。
存在しないオフィーリアよ、
私はカップに近づけていた唇をとじる。
--ことばにすると、どんな姿態も淫らではなくなる。
だから唾でよごれる声は飲み込みなさい。
意識の喉がしろくふくらむ。
夜の鏡のなかで。カーテンを開けた夜のガラス窓のなかで。
そのころ、存在しない百三十七人目のオフィーリアは、
ウィンドーの内部のマネキンの長くのけぞる、のど。
*
詩集「改行」(2016年09月25日発行)、予約受け付け中。
1000円(送料込み/料金後払い)。
yachisyuso@gmail.com
までご連絡ください。
私の前にだれがこのことばを読んだのだろう。
存在しないオフィーリアよ、
私はカップに近づけていた唇をとじる。
--ことばにすると、どんな姿態も淫らではなくなる。
だから唾でよごれる声は飲み込みなさい。
意識の喉がしろくふくらむ。
夜の鏡のなかで。カーテンを開けた夜のガラス窓のなかで。
そのころ、存在しない百三十七人目のオフィーリアは、
ウィンドーの内部のマネキンの長くのけぞる、のど。
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詩集「改行」(2016年09月25日発行)、予約受け付け中。
1000円(送料込み/料金後払い)。
yachisyuso@gmail.com
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