未発表詩篇 遺稿ノートⅠ 詩集名(いつか晴れた日に)
* (宇宙は途方もなく厚く重い一冊の書物である)
「印刷」。何気ないことばだが、私は、つまずいた。「書物」を想像するとき、私は「印刷」ということばをめったに思い浮かべない。「文字」「活字」は連想するが、「印刷」は想像からこぼれ落ちている。
この「印刷」を、嵯峨は「書き手」と言い直している。
ここで、私は安心する。
「書物」は書かれるものであって、印刷されるかどうかは別の問題である。書いたときに、もう「書物」なのだと私は考えている。
言い直しているのは、嵯峨も、同じように考えているからだろう。
*
詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
オンデマンドで販売しています。100ページ。1500円(送料250円)
『誤読』販売のページ
定価の下の「注文して製本する」のボタンを押すと購入の手続きが始まります。
私あてにメール(yachisyuso@gmail.com)でも受け付けています。(その場合は多少時間がかかります)
* (宇宙は途方もなく厚く重い一冊の書物である)
あらゆることが印刷されているのか
書き手はだれなのかさつぱり分つていない
「印刷」。何気ないことばだが、私は、つまずいた。「書物」を想像するとき、私は「印刷」ということばをめったに思い浮かべない。「文字」「活字」は連想するが、「印刷」は想像からこぼれ落ちている。
この「印刷」を、嵯峨は「書き手」と言い直している。
ここで、私は安心する。
「書物」は書かれるものであって、印刷されるかどうかは別の問題である。書いたときに、もう「書物」なのだと私は考えている。
言い直しているのは、嵯峨も、同じように考えているからだろう。
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詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
オンデマンドで販売しています。100ページ。1500円(送料250円)
『誤読』販売のページ
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