藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

校長会の研修会で講話をしました

2012年08月28日 | ちょっと一言
先日、市教育会館で行われた校長会夏季研修会に招かれ、市内小中学校27校の校長先生と教育委員の皆さんに、1時間余りお話をしてきました。
聴講してくださった皆さんは真剣な眼差しで耳を傾けてくださり、私も嬉しく感じ、私の考えている思いを一生懸命伝えました。
昨今、教育をめぐって、全国でいろいろな問題が取りざたされています。いじめ問題をはじめ、教職員の不祥事、学力低下、不登校、障害のある子どもへの支援対策等々、教育を取り巻く現状には多くの課題があります。
私は、大部分の先生は一生懸命取り組んでおり、本当に真剣にやってくれていると思っています。そうした皆さんの一生懸命さ・真剣さが報われるようにする、言い換えれば、教職員の皆さんがよい仕事が出来るよう教育環境をきちんと整えていくこと、そのことが行政の本来努力すべきことであると考えています。
本市は今、「教育日本一」をめざして、様々な施策に積極的に取り組んでいます。例を少し挙げますと、これからの時代は外国語が必須、そのため市内全校に外国人の英語指導講師を配置しました。また、学校図書館司書、学校生活支援員も全校に配置しました。
また、いつの時代でも障害を持って生まれてくる子どもが必ずいます。そうした子どもやそのご両親を支援するため、特別支援学級の整備を計画的に進めています。これについては、私自身、将来的には全校配置していきたいという思いがあり、これから特に力を注いでいきます。
また、基礎学力の向上はもちろんのこと、徳育や食育を含めた人間形成に大きな影響を与える教師の重要性は増していきますので、それに対応できる優れた人材の育成を図っていきます。
これからもいろいろな施策に取り組んでいきますが、私は、学びの環境を藤枝から作り上げ、子育て世代の若い夫婦が、ぜひ子どもを藤枝で育てたいと思ってくれるような市にしていきたいと思っています。  
そのためには、その指揮を執る校長先生、教育委員の皆さんの力が何よりも必要であり、一緒になって、一生懸命頑張っていきたいと思っています。

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