藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

藤枝市農商工連携・6次産業化推進ネットワークが発足しました

2011年09月09日 | ちょっと一言
1次産業は農林水産業、2次産業は製造業、3次産業はサービス業・・・と聞いて社会科の授業を思い出された方もいらっしゃるのではないかと思います。
では「6次産業」はご存知でしょうか?
農業を単に農畜産物の生産という1次産業にとどめず、2次産業(加工や食品製造など)や3次産業(流通・販売など)にまで踏み込むことで、新たな付加価値を創造し、地域に新たな雇用の場を創造する活動のことです。
「1次産業×2次産業×3次産業=6次産業」となるわけです。
藤枝市農商工連携・6次産業化推進ネットワークは、藤枝市と大井川農協、藤枝商工会議所、岡部町商工会が中心となり、藤枝の農林産物と企業の技術や販売のノウハウを有効的に結びつけ、新たな商品やサービス、販路、藤枝ブランド創出を目指すもので、農商工連携や6次産業化を組織立って支援するのは県内では初の試みです。
各産業から集まるネットワーク会員同士の効果的な連携と研究開発・販路開拓の支援に加え、セミナーや交流会の開催、専門家の派遣など側面的な支援も企画しています。
先日ブログに書いた「エコノミックガーデニング」と同じく、地域が主体となる経済開発戦略です。「絆」を大切に地域が人や産業を育て、人や産業が地域を育てる互恵関係を築いていきたいと思います。
農商工連携並びに6次産業により、農林業をはじめとする産業がますます活気づき、本市の産業振興に繋がるものと期待しています。