藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

「節電チャレンジ・15」の報告が続々と

2011年09月12日 | ちょっと一言
この夏、国は先の東日本大震災により、東京電力・東北電力管内の企業や家庭に「マイナス15%の節電」を求めました。中部電力管内でも国の要請を受け、浜岡原子力発電所の運転が停止され、夏の電力供給の逼迫が大変心配される事態となりました。
これを受け、本市では「今だからできること、今だからすべきこと」として、この夏節電マイナス15%を目標としたアクションキャンペーンを実施し、市民、事業者、行政が一丸となった節電に積極的に取り組んでいただきました。
特に、7月から9月の間の電気使用量を前年同月比で15%の削減にご家庭で挑戦していただく、「節電チャレンジ15」を実施し、その報告が届き始めています。節電のために取り組んだ内容を見てみますと、エアコンの使用を控えた、照明のLED化、待機電力の削減、緑のカーテンの設置など積極的な取り組みをしていただいた様子が伺えます。中には、「家庭内サマータイムの導入」というのもありました。企業や自治体などで「サマータイム」を実施するというのはよく耳にしますが、家庭内というのは聞いたことがなく、大変興味深く拝見しました。
また、削減率は、20%を超えるものが多く、中には30%を超える削減を達成したご家庭もありました。
これらの報告を見ますと、ちょっとした工夫や意識することで節電に繋がることがよくわかります。電気使用量がマイナス15%を達成できなかったご家庭でも、きっと昨年に比べ削減ができているのではないかと思います。
9月も中旬になって、朝晩は過ごしやすくなりましたが、日中はまだまだ暑い日があると思います。体調管理には十分ご留意いただき、引き続き節電に心がけていただきたいと思います。

 ※「節電チャレンジ・15」の詳細はこちらをご覧ください。

(写真は、議会事務局が設置した緑のカーテン)