第３３回献茶祭で藤枝茶の繁栄祈願！

さわやかな春空が広がった４月５日、桜が舞い散る中、蓮華寺公園内の頌徳碑の前で、市内の茶業関係者が一堂に会し、「第３３回献茶祭」を行いました。

ジュニアお茶博士ほかの皆さんがハウスで丁寧に手摘みした新茶を、藤枝・岡部の両手揉保存会の皆さんが心を込めて仕上げ、煎茶道清風流の先生によりお手前が行われました。その繊細な指先の動きに、公園に来られた多くの方々が立ち止まり見入っていました。藤枝市茶振興協議会の会長である私から神前にそのお茶を捧げ、今年の市内茶業の発展と繁栄を祈願しました。

藤枝もこれから本格的な新茶のシーズンを迎えます。今年は２月上旬以降、気温が低く推移したため、昨年より１週間ほど遅く、平年並みに戻る見通しとの事です。
消費者の茶葉離れが進むなど、茶業界を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、本市にとって茶業は産業の生命線。　　
１１月には「全国茶サミット」を本市で開催するなど、「茶どころ藤枝」の名声を全国に向けて高めていく絶好の機会と考えています。引き続き、生産者をはじめＪＡや茶商の皆さんと一丸となり、藤枝茶の生産基盤強化やＰＲに力を注ぎ、茶産地藤枝を盛り上げてまいります。