goo blog サービス終了のお知らせ 

日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

侍・越中、最高だって!

2007年05月09日 | プロレス
今日発売の「週プロ」は表紙が越中、開いてみるとこれまた越中。
越中、越中、越中のオンパレード!

ここ3週間ぐらい越中は大きく扱われてきてました。
そのピークが先週5月2日の後楽園ホールで行われた永田とのIWGP戦です。
残念ながら敗れはしたものの、越中人気は永田を圧倒!
アウェイにもかかわらず、新日本体の永田より全然上でした。

僕はこの試合、観戦に行きたかったんですが仕事が長引いたため断念。
でもこの日は、超満員札止めで当日チケットもなかったそうです。
そんなわけで、土曜深夜の「ワールドプロレスリング」でこの模様をチェック。

ナント!
越中は会場からの“大”越中コールで男泣きしてました。
今まで、闘いに敗れて悔し泣きをしたレスラー、そういう場面は何度も見たけど、
入場中に涙を流してリングに向かうレスラーというのは初めて見ましたよ。
でね、この男泣きが越中にはよく似合ってんですよ。

いろいろあったプロレス人生。
お笑い芸人によってのモノ真似で人気に火がついたと言えども、元々人気があった。
いや、くすぶってた火にお笑い芸人が点火したと言った方が妥当かな。
形はどうあれ、越中を今一度みんなが見直し、新日本上層部を動かしたわけです。
それが11年振りのIWGPへの挑戦。

越中も感極まったんでしょうね。
この日の入場姿は羽織袴の出で立ち。
特別な試合に向け、越中らしく侍魂をたずさえ泣きながらリングに向かう姿は最高でした。

「週プロ」にはこんなふうに書いてあります。

“ときは21世紀 昭和の侍 大爆発  
 プロレス一筋28年 
 こだわりつづけた白袴と尻爆弾”

“男・越中 侍泣き 
 それでも「俺は泣いてないって」”

こういうドラマを持った男がいるからプロレスは熱くさせてくれるんですよ!
TVでの観戦になりましたけど、越中の熱いハートがビンビン伝わってきました。
なんかねー、下手に斜に構えて気取ってる奴なんかより、こういう熱い男の方が
どれだけカッコイイか。
分かりやすいというのもひとつのキーワードですよね。
喜怒哀楽がしっかり表現出来る、そして男くさいレスラー。

そんな越中、最高だって!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「アントニオ猪木酒場」

2007年05月03日 | プロレス
「アントニオ猪木酒場」に行って来ました。

東京は池袋駅から歩いてすぐのところにある猪木酒場。
17時OPENと同時に入りました。
入る時に「今日は2時間制」と言われまして、そんなに混むんかいな?などと
思っていたら、知らぬ間に待っている人も・・・。
GWということもあるのか、アッと言う間にほぼ満席状態。
恐るべし人気の猪木酒場。

ここは猪木をモチーフにした居酒屋なんですが、居酒屋というよりテーマパーク
という色が濃く、特に猪木のことを知らなくてもそこそこ楽しめる雰囲気です。

今回、野球の友達と6人で行ったんですが、みんな大喜び。
特に僕らの世代は金曜8時にやっていた「ワールドプロレスリング」をリアルタイム
で見てたので、その時の映像も流れたりしてそれを見てるだけでも飽きないのです。
むしろじっくり見入ってしまうぐらい。

店内には猪木のガウンやリングシューズ、IWGPのベルトなど猪木に関連するもの、
そして猪木の写真が所狭しと飾ってあって、まさに猪木一色。

改めて、猪木ってカリスマなんだなぁと感心してしまいました。
こういうお店、猪木以外のレスラーじゃ成り立たないですから。
馬場の全日本系、鶴田や天龍じゃ地味だし、かと言って、藤波、長州でも無理。
やっぱり猪木って、そういう面じゃ唯一無二の不世出なキャラなんでしょうね。

昔の映像見てても、今のプロレスとは全然違いますしね。
狼とか獣のような雰囲気があります。
あの昭和プロレスを代表するレスラーの“目”というのは、今のレスラーに求めても
酷だろうなぁ・・・。

楽しい2時間もアッという間に終わってしまい、まだ夜の7時。
ホントは最後までここで飲んでいたかったんですが、その後は普通の居酒屋に。

猪木酒場も楽しかったし、久し振りにみんなとの飲み会も楽しかったです。
たまには野郎同士集まって、プロレスや野球の話で盛り上がるのもこの上なく
愉快愉快でした♪

元気ですかぁー!
いくぞぉー!
1,2,3,ダァー!!!






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は後楽園ホールに行きたかった・・・。

2007年05月02日 | プロレス
新日本プロレスの後楽園ホール興行があったんですけど、マジで生観戦
したかったカードがふたつもありまして・・・。

まずは、IWGPヘビーのタイトルマッチ。
「チャンピオン永田vs挑戦者越中」

これはね~、結果が分かってるとはいえ今が旬のカードです。
永田はやっとIWGPに返り咲いたところだし、越中はTVの影響とはいえ、
その前から会場での人気は凄いありましたからね。

越中のあの“ケツ”は最高ですよ(笑)
ヒップアタックだけであれだけ会場を盛り上げられるのは彼しかいない。
それに反選手会同盟や平成維震軍、そして今はGBH(グレートバッシュヒール)
と、常に反体制、反骨精神みなぎるファイトはマジでカッコイイ。
先週と今週の「週プロ」は続けて越中をクローズアップしてますからね。
新日もその人気に便乗して?越中Tシャツ作ったぐらいですから(笑)
この「やってやるって!」Tシャツ、欲しい♪

越中は年齢的にもタッグが多くなってきてるので、今回のシングル、しかも
IWGPのタイトルマッチは見たかったんだよなぁ・・・。

先程ネットで結果を確認しましたが、やはり永田が勝ってました。
まぁね、これで永田が負けたら永田は選手生命終焉と言ってもいいぐらいですから。
予想してたとはいえ残念ですが、越中には今後もマイペースで頑張って欲しいです。

そしてもうひとつ。
IWGPのJrタッグ選手権。
チャンピオン邪道・外道 vs 挑戦者ディック東郷・TAKAみちのく

この闘い、つい最近もあってその時はノンタイトル戦だったんですけど、挑戦者組が
勝利してましてね、今回はどうかな~って思ってたんですよ。
いずれが勝つにしてもいい闘いになると想像のつく試合です。
まぁ、今回はタイトルマッチだから、やっぱ邪・外が勝つのかなぁ~と。

で、結果ですが・・・。

やりました!
チャレンジャーの勝利!!!
約20分の闘いだったようですから、激戦だったんでしょう。
ディック東郷の必殺「ダイビングセントーン」でタイトル奪取!

いやぁ~、見たかったなぁー!
僕はディックもTAKAも好きなので、このタッグには凄い感情移入できるから
ホントに嬉しいです♪

永田vs越中はTV放送あるからいいんですけど、このJrタッグはTVあんのかなぁ?
是非ともやって欲しい。

残念ながら今日は観戦出来ませんでしたが、6日に新木場で「ロックアップ」観戦
を予定してます。
ここには、長州、越中、ディック、アパッチ等、面白いカードが揃ってるんで、
今から楽しみです。


ちなみに、“越中口調”というのがあって、「やってやるって!」Tシャツにあるように、
「~だって!」というのが特徴。
まぁ、今週号の「週プレ」では「俺、そんなに言ってる?」と本人は否定してましたが
マスコミ等で誇張されてしまった模様(苦笑)

越中、それも味だって!
取り上げられてるうちが華だって!
ファンは付いていくって!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アントニオ猪木新団体IGF旗揚げ

2007年04月09日 | プロレス
つ、ついに!
猪木が動き出す!!!!!
元気ですかぁーーーーーーーーーー!!!!!!!

な~んて、あんまりこちらが気張る必要もないかな・・・?

新団体設立の発表はあったものの、その具体的な内容は不明だったのですが、
いよいよ6月29日に両国で旗揚げという発表がありました。
詳しくはこちら

しかしまぁ、猪木という人は凄いとしか言いようがないです、いろんな意味で。
この往生際の悪さ、見習うところありですよね。
ホントに前向きだ。

現在の新日本プロレスをああいう状態にしてしまい、親会社が変わっていろいろ
立ち入り出来なくなったから今度はまた自分で立ち上げるという。
そっちがダメなら、こっちがあるさ、迷わず行けよ、行けばわかるさ、ダァー!
とばかりに豪快に笑っています。

まぁね、くよくよした猪木なんて猪木じゃない。
やっぱり猪木は「元気ですかぁー!」の猪木がしっくりくるわけで。

今回のこの団体がプロレス界で今後どのような役割を担っていくかは相当不明ですが、
あまり期待せず見てみたいと思います。
何となく旗揚げ戦は行ってみたい気もするし・・・(笑)

猪木の場合はもう我々も「だって猪木だもん」で通用してしまうからなぁ~。
そう思わせる猪木ってやっぱ凄いです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『週刊ゴング』休刊宣言

2007年03月14日 | プロレス
今日のこの表紙を見た瞬間に「え゛!?マジかよー!」と思いました。
そしてペラペラとページをめくるごとにその事実を受け止めざるを得なくなり、
深い悲しみに・・・。

毎週水曜日には必ず『週刊ベースボール』を買うということが10年以上続いてました。
ところがここ数年は、その『週ベ』から『週ゴン』に切り替わっていたんです。
『週ベ』は立ち読みになり、『週ゴン』を買っていました。

別に野球がどうとかの話ではなく、単純に『週ベ』で得られる情報は別の方で、
例えばネットなどから得るようになりました。それでも買いたくなる記事や内容の号は
買っています。

なぜ僕が毎週『週ゴン』を買うことにしたかと言うと、プロレスの流れを仕入れて
おきたいということでした。
各団体の流れや動きを1週間かけて、車の信号待ちで見たり眺めたりするのが
たまらなく好きになってたんです。
試合結果などの情報はその日のうちに知るということはもちろん出来るのですが、
雑誌という誌面上での写真と記事を見ながら理解していくというのが好きなんです。

『週ゴン』は内容悪くなかったし、読みやすかったから好きだったんですよね。
『週刊プロレス』より硬派な感じがしたんですよね、何となく・・・。

まぁ、来週からは『週プロ』に変更せざるを得ないよなぁ~。
僕にとってせめてもの救いは『週プロ』があったということです。
プロレス雑誌は『週プロ』が最後の砦になってしまったのか・・・。

でも『週ゴン』も一時休刊、前向きな休刊ということで、しばらくは充電して、
そしてその後は復活のゴングを鳴らして欲しいと思う。
このまま完全廃刊ということはしないで欲しい。
いちプロレスファンからの切なる叫びだ。

この件に関して、元週刊プロレス編集長のターザン山本氏がラジオで言っていた。
「やっぱり淋しいですよぉ~!プロレスそのものも淋しいですよぉ~!
 プロレスほど面白いものはないんです、ギリシャ神話の愛憎劇を現代でやってる
 のがプロレスなんですよぉー!」

プロレスの人気低迷は、K-1やプライドの存在が大きく関わっているのもあるが、
やはりここはプロレスそのものをもっともっと面白いものにしていくしかないと思う。

でも、それをやるにはどうしたらいいんだろうか?

あの頃、藤波対長州をワクワクした気持ちで待ってた日々、猪木の試合をドキドキ
しながら見てた時代、シン、ブッチャー、アンドレなど怖くて強い悪役レスラーを
本気で憎くったらしく思ってTVの画面に食いついていた、ああいうのを現代では
再現できないのだろうか?

ターザンの言う“ギリシャ神話の愛憎劇”を今一度甦らせてくれ!

『週刊ゴング』の復活を心から待ちます!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新日本プロレス、サイモン猪木社長辞任?

2007年03月12日 | プロレス
サイモンが辞任するらしい。

義父であるアントニオ猪木の新団体設立の発表直後ということで、そっちの方に
関わっていくのでは?と推測されている。
新日にとっては、これで完全に猪木色が消えてまた新たな出発ということに
なるのだろうか?

現場外の話題に関しては常に猪木絡みで、今回もそういうことだから選手の方も
「またか・・・」という感じであんまり意に介していないようだ。

まぁ、サイモンが社長になって一番の大仕事って言ったら、長州を現場監督として
招聘したことか、元WWEのブロック・レスナーと一瞬であったが新日のリングに
上げたことだろうか?
でもレスナーは結局、本人のわがままか何か知らないけど、途中で来日することも
なくなり、せっかく作ったIWGPの新しいベルトもそのまま持って行ったままだ。

今後に関しての新体制はこれから発表になるらしい。
まぁ、どういう方向でいくのか知らないが、選手の駒は変わらないわけだから、
現場サイドが盛り上げていくしかないと思う。

それにしても、アントニオ猪木は今度の新団体をどういうふうにしたいのだろうか?
かなり大きなスポンサーを見つけたらしいけど・・・。

猪木についていくかどうかは分からないけど、フリーの選手を全部集めただけで
そうとう魅力的な団体になると思うんだけどなぁ。

いずれにしろ、プロレス界が盛り上がってくれたら嬉しい。

柴田勝頼が格闘路線にいっちまったからなぁ・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NEO WORLD 2007

2007年02月18日 | プロレス
今日はプロレス好きのいつものS君に頼まれ、朝から会場作りのお手伝いで川崎体育館に。
朝9時っすよ、集合、しかもこの日は冷たい雨が・・・。
まぁ、S君たっての頼みなので行きました川崎に。

熱烈NEOファン、超マニアックなボランティアが15名ぐらいいたでしょうか。
S君もすでにマニアックなので、何人かの顔を「あの人いつもいますよ」という感じで僕に
説明してくれました。が、僕はいつもの服装でありながらここでは完全に場違いで・・・。
関係者、レスラーも朝から会場作りでやって来ていました。
レスラーからも「この人誰?お手伝い?」みたいな目で僕を見ているのが分かったぐらいです。
ジーンズにアバクロのジャージにニット帽って出で立ちだったんだけど、何か?
まぁ、そんなことを感じつつ、リングの鉄柱を運んだり、パイプ椅子を並べたり、いろいろ雑用を
したりしながら、イベントを作る楽しさを久し振りに味わっていました。

それにしてもプロレスの場合は選手が近くていいですね、身近に感じますよ。
ジャージ着て、ホント、体育会系のノリで気持ちいいです。
リングに上がってる時とは違うギャップがいいです。

さて今回、NEOが社運を賭けて開催する?3年振りの川崎市体育館での大きい大会。
このチケットは去年の12月に、S君に誘われるままに買ってしまったんですが、結論から言うと、
行って良かったです。感動でした。

今年に入って続々とカードが発表され、タイトルマッチが2試合、そして他団体のエースを
巻き込んだセミ・ファイナルのタッグマッチ、エンタメ路線の時間差バトルロイヤルなど、
NEOの本気度が伝わってきました。

前半5試合、後半3試合の計8試合ですが、午後3時ゴングから終わったのがナント、
8時前という長丁場。
それでも全然飽きさせず、各試合充実していました。

僕が良かったと思ったのは、やはり後半の3試合でした。

☆ハードコア・ルール時間無制限一本勝負☆
※凶器持込み自由、場外カウントなし
三田英津子(NEO)vs木村響子(フリー)

木村は新人の頃、誰よりも三田のことが怖かったとブログで書いている。
木村響子ブログ
だが、近年の三田は膝の故障もあり昔のような戦いが出来なかったようで、どちらかと言うと
お笑い系に走った戦いをしていた。
それに我慢が出来なかった木村が今回シングル対決で、しかもハードコア・ルールというのを
突きつけて、それを三田がOKした形だ。
ちなみに三田は37才、木村は29才。

この試合、三田は普段のコスチュームを脱ぎ捨てジーンズにタンクトップというスタイルで来た。
しかも入場時には片手に椅子を持って・・・。

ラフファイトだったら得意の木村も負けてはいない。
チェーンにフォークのようなものを持ち、振り回しながらの入場。

試合開始早々、お互いが流血。しかも試合のほとんどが場外戦。
なかなかリングに上がらないで場外で暴れている。
普通に場外で暴れるのだったら今まで何度でも見たことあるし、特に何とも思わないが、
「コレ、プロレスじゃねーだろ?殺し合いじゃねーの?」って、観戦して初めて怖く思った
シーンがあった。
それは、2階のスタンド席まで木村が三田を連れて行き、それからナント、2階から1階に
突き落とそうとしたシーンだ。
三田だって落とされたくないから本気で抵抗していた。そして結局落ちてしまったのは木村だ。
幸い、足から落ちたからいいものの、身体が横向きになっていたり、頭からだったら大怪我じゃ
スマンだろうと思った。
この場面はホントに怖かった・・・。

結果は、お互い気力だけで戦っていたのだが、最後は三田が必殺のデスバレー連発でピン。
三田が勝ってホッとした。やっぱり目標とされてて憧れとされてて、ここで実際にまだまだ
負けないという意地を見せてくれたからだ。


☆セミ・ファイナル 時間無制限1本勝負☆
元気美佐恵(NEO)
高橋奈苗(プロレスリングSUN代表)
vs
日向あずみ(JPW代表)
里村明衣子(SENDAI GIRLS代表)

この試合も、こんな顔触れちょっとないだろーという試合。
元気以外はみんなそれぞれの団体の代表で、その看板を背負っての戦いなのだ。
しかも時間無制限ということは誰かが必ず負けるということを意味するので、負けることは
許されないのだ。
そういう意味で、S君と戦前の予想をした時に「強いて言えば、(負けは)元気かなぁ」
と話していた。

けれども、このメンツを集めたのは元気。
かつて長州力が、アントニオ猪木との世代抗争で藤波や前田に呼びかけ“俺たちの時代”
ということで盛り上げた時があった。
それを元気がこれからの女子プロは“私たちの世代”ということで、日向、里村、高橋に
呼びかけしたのだ。

この試合は本当に感動した。S君は泣いていた。
4人ともファイティング・スタイルは違うのだが、それがしっかりと噛み合っていた。
それぞれがプライドを賭けて意地の戦いをしていた。
最終的に、予想通り元気が仕留められてしまったが、他の3人も何度も危ない場面は
あったのだ。

勝利した日向・里村チームは、里村が日向に握手の手を差し出したのだが、日向はそれを
握らなかった。一瞬の出来事だったから見逃した人も多かったと思うけど、女のメンツを
見た気がした。特に日向はプライドが高い。
おそらく元気と高橋もしていないだろう。高橋は元気がフォールされたらすぐに引き下がって
行ったぐらいだ。

このタッグマッチは、本当にプロレスのタッグマッチの醍醐味を存分に味わわせてくれた。
これがメインの方が良かったんじゃないの?と思ったぐらいだ。
メインを見るまでは・・・。

☆NWA認定女子パシフィック&NEO認定シングル選手権60分1本勝負☆
王者:田村欣子(NEO)
vs
挑戦者:浜田文子(伊藤道場)

田村は去年12ヶ月連続防衛をしてきたほどの王者だ。
それに対し、浜田も今まで幾多の修羅場をくぐり抜けてきた選手。
S君予想は、7:3で浜田有利とみていた。今回はヤバイと。

12月に日向あずみと60分戦ってのドロー防衛に納得がいかず王座返上を示唆したものの、
今回の大会に大物の浜田文子を挑戦者として用意するという会社側の留意に、相手が
浜田ならベルトの価値を高めることが出来ると承諾。そして今日のメインとなった・・・。

僕はこの田村欣子という人には興味があって、それは初めて地元で観戦した時がキッカケ
だった。
リングでのスタイルと、撤収作業での素の部分にあまりにも大きなギャップを感じたんです。
今日も朝から会場作りにいましたけど、リングでの表情とは全然違う普通の地味ぃ~な感じの
人で、僕はこっちの田村もいいと思っている。
まぁ、レスラーってヒールやってても、実際はものすごくいい人だったりするんで・・・。

今回は午前中に素の田村を見て、午後はリングで化粧をし、コスチュームをまとった田村を見て、
全然違うなぁー、変わるもんだなー、宝塚か?などと思ってました。ただね、ファンサービスは
入場の時でもしっかりやってるんで、こういう所に人の良さが出てるんだと思う。

で、実際の試合の方ですが、いい試合でしたよ。
カウント2.99の攻防。
どっちが勝ってもおかしくないって試合でしたが、最後に田村が勝ったんですが、これは彼女の
王者としてあり続ける意地とプライドがそうさせたんだと思う。
最後のエルボーの乱れ打ちはまさにそれでした。
クールな田村が歯を食いしばってエルボーを何発も浜田に見舞っていった。
これは負けられないと同時に、やっぱりプライドだと思うなぁ~。
ギリギリの所でも肩を上げ、3カウント入らない。
それの繰り返しで、そういう姿に感動してました。

セミではタッグの醍醐味を味わい、メインではシングルの醍醐味を味わいました。
久し振りに、セミとメインがこれだけ充実したプロレスを見た気がします。
まぁ、それだけ各選手がこの大会を、そして女子プロレス界を盛り上げようという意識が
強かったから、こういう結果になったんだと思います。

実際に観客もたくさん入っていたし、おそらく成功だったんじゃないでしょうか。
会場作りしたもんだから、客入りとか心配しちゃったりしてね、でも良かったですよ。

最後、すぐに帰らないでしばらく会場で余韻にひたっていました。
田村には感動を伝えたかったから、ホントに一言でしたけど話して握手してもらいました。

女子プロレス、熱いです。
プロレスの醍醐味を堪能しました。



売店でファンサービスの田村。
あれだけの試合後なのに、不安サービスはしっかりやるというところが偉いです。



時間差バトルロイヤルには、ナント!アパッチプロレスより黒田てっちゃが!



休憩中の売店は人だかりで凄かったです。
このスタンドから木村は三田を突き落とそうとしたんですよー。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロックアップ at 後楽園ホール

2007年02月04日 | プロレス
只今、後楽園ホールにいます。長州力プロデュースのロックアップがいよいよプロレスの聖地後楽園ホールに進出!詳細は追ってまた。

ということで詳細です。

今まで「LOCK UP」といえば、新木場1st Ringだったのですが、
今回からいよいよ“聖地”後楽園ホールに進出!
新木場のあの至近距離とホールの距離感がどう影響するかでしたが、特に問題はなかったです。
強いて言えば、若干空席があったぐらいで・・・。

前日の「K-DOJO」と比べると、やはり選手の身体が違うのと、闘い方というか、
ゴツゴツした感じがあります。まぁ、長州プロデュースですからね。
観客サイドもそういう闘いを観に来ているから、野性味溢れるゴツゴツ感が無いと
「LOCK UP」って感じがしないですから。

今回の大会も見所満載でした。

まずはリキプロの和田の復帰戦。
対戦相手もリキプロの宇和野ということで同門対決、一緒にお酒も飲んだことのある
2人ですが、数年間のリハビリを経ての復帰戦ですから自然と和田を応援してました。
実際に和田を応援してる人が多かったです。隠れファンがたくさんいたのね。
まぁねー、WJからリキプロになって、リキプロ誕生してから一度もリングに上がっていなくて
いつも売店でTシャツやチケットを売ったり、裏方、雑用をやってきた和田の姿は
みんな見て知ってましたからね、自然と肩入れしたくなるでしょう。

そんな和田でしたが、やはり試合をやり続けてきている宇和野には勝てなかったです。
予想通りの結果なのですが、逆に宇和野はもっと早く仕留めないといけない。
危ない場面もあったぐらいで、宇和野はなかなか成長しないなぁと今回も実感。
要するにしょっぱい!
和田は気迫が凄いから、試合勘戻ってきたら越されちゃうぞって感じですよ。

僕の好きな職人レスラー、ディック東郷も参戦。
ディックのプロレスを観れるのは幸せです。

長州力は、ブードゥーマーダーズ(以下VM)と対戦。
これは今年の1.4東京ドームからの因縁が繋がっているわけですが、この極悪非道のVMは
去年のプロレス大賞の最優秀タッグチームを受賞。
単なるヒールということでなく実力も兼ね揃えたチームなのです。

去年の全日本プロレスの両国大会。
馳浩の引退試合があったのですが、馳は政治家なのでその関係者が両国に来てました。
そこに森元首相もいたらしく、このVMは遠慮なく森元総理に突っかかっていったそうです。
これは多くのプロレスファンから喝采を浴びたのですが、全日本側は相当文句を言われた
らしくて、社長の武藤は後処理に困ったと言ってました。
まぁ、VMはそういう連中なのです。

長州がキレないわけがないでしょう。
パワーホールが鳴ったと思ったら、長州が先頭で入場。
普段は一番最後に出てくるのに、これだけで長州の怒り具合が分かります。
全身から伝わってくるものがありましたから。

試合前半はその長州が怒りのリキラリアット連発でしたが、味方の裕次郎が完全に捕まり、
VMのタッチワークの良さ、分断攻撃で試合をうまく運んで勝利。
この因縁対決もまだしばらくは続きそうな感じはするので、今後どうなるのか・・・。

メインは注目の金網デスマッチ。
タイトル戦で、チャンピオン真壁刀義(新日本)vs挑戦者はマンモス佐々木(アパッチ)。

今のアパッチは、何とかしてベルトを取り戻そうとして完全にこの真壁に標準を定めています。
ところが、いつも返り討ち。アパッチの連中は誰も真壁に勝てない。
今回はそんな中、アパッチの中でも最も重くヘビーなマンモス佐々木が挑戦。
しかも金網デスマッチという形で決着をつけることになりました。

観る側としては、マンモスが勝てなかったら誰ももう勝てないじゃんって感じで、
マンモスに一縷の望みを託していたのですが、やはり真壁も真壁でそう簡単に
負けられない。新日本なんだし、そういうプライドもあるでしょう。

結局マンモス佐々木、いいとこ無しでカウント10が入って完敗。
その後、アパッチの選手が雪崩込んで来ましたが、真壁は余裕も余裕。
まぁ、乗り込んできた全員を倒してるんだしね。
「おぃ!俺は弱い者イジメが大得意だからよ!いつでもかかってこい!」と
余裕のコメントで引き上げていきました。

まぁ、この抗争もしばらくは続きそうです。
真壁は何かアパッチとの対抗戦で新たなポジションを確立してきているから、
充実した感じです。観てて憎たらしい感じが出てきてるから、ヒールとしては
大成功でしょう。
でも、ブードゥーマーダーズほどじゃないんだよなぁ・・・。
あそこまでに成り切れないのは人の良さがあるんだろうなぁと思います。

初めての金網デスマッチ、楽しめました。
その昔、ラッシャー木村が“金網デスマッチの鬼”と呼ばれていたのを思い出します。
今の時代いろんな形のデスマッチがありますが、それ故、新鮮な感じを受けましたよね。
もっと活用してもいいんじゃないかなぁ~。

ロックアップは毎回ハズレがないんですが、今回も良かったです。
いろんな選手を観れたしね。

帰りは、池袋の「アントニオ猪木酒場」で試合を肴に一杯やりました。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

KAIENTAI DOJO at 新宿FACE

2007年02月03日 | プロレス
初めての観戦。
TAKAみちのく率いる「KAIENTAI DOJO」の興行。
そして場所は、これまた初めて行く新宿歌舞伎町の新宿FACE。

どうして「K-DOJO」の興行を観に行ったのかと言えば、それはもう去年の大晦日、
「インディー・サミット」に出場していた“ハンサム”ことJOE選手を観てみたかったから♪

彼の嫌味の無いキャラ立ち、“ハンサム”などと言っていながらとってもいい人な
ところがリングから伝わってきて、もう一度観たかったんですよね。
しかもイベントとかでなく、普段戦っている自分のホームリングでの姿を見たかったので。

それと新宿で大会をやるというのも良かったです。
「K-DOJO」は千葉を拠点にしているため、千葉に行くのがベストなんでしょうけど、
まぁそれはいずれまたということで、初めての新宿FACEというのも魅力がありました。

「K-DOJO」初観戦でしたが、TAKAみちのくが率いてるだけあって、さすがの
エンターテイメント、プロレスの新しい形って言ったら今頃遅いのかな?メジャー団体
ではやれない方法論で大会を成り立たせていました。
まぁ、「インディー・サミット」の締めでTAKAが言ってたけど、もうメジャーもインディーも
ないんだけど・・・。

所属選手の身体の小さいのと、技が少ないのは仕方がないのかなぁ・・・。
そういう選手が多いから、逆に大きい選手は目立つし、TAKAのような引き出しの
多い選手はそれを最大限に魅せないと、一緒くたにされてしまうところがあるかも。

それにしてもマイクパフォーマンスの多いのはビックリ!
新日の蝶野が「今までは入場で魅せてきたけど、これからは試合後が大事かもな」
ということを言ってましたが、そうかも知れない。
今の時代、入場で観客と一体感になるのは至難の業で、唯一そうなってるのはアパッチの
ブリブラダンスぐらいじゃないでしょうか(他にあったらご指摘下さい)。

マイクで喋ることによって、次の展開に持っていく、流れを作るということが「K-DOJO」は
際立っていました。でも全然悪くないし、それはそれで面白いからいいと思います。
逆にああやって煽られると観に行きたくなるからなぁ・・・。

ハンサムとツーショット撮ってもらったし、プロレスの懐の深さを感じた大会でした。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和田城功、デビュー!

2007年01月15日 | プロレス
2月4日に行われる、新日本プロレス「LOCK UP」のカードが決定しました。
それを見た瞬間、「おーーーーーっ!!!」

ナント、今は無き“WJ”新人レスラー第1号として注目を集めた和田がいよいよ
デビューを果たします。再デビューとかじゃなく、もうデビューでしょうこれは。
ほとんどの人が戦ってる姿を見ていないんだし・・・。

腰のヘルニアだったかで、ずーっと試合に出れないでいたんです。
料理に自信があるようなので、リキプロの料理長もやっているんですよね。
彼の作るちゃんこはかなり美味しいという評判です。
一度食べてみたいんですが。

ちなみに彼の名前は「わだ くによし」さんと言います。
僕に会うと必ず向こうからも挨拶してくれて、とても気さくなナイスガイ。
普段はグッズ売り場でTシャツやチケットを売ったり、試合が始まるとセコンドとして、
多くの雑用をこなしていました。

さぁ、デビュー戦の相手は同じリキプロの宇和野貴史。
宇和野は恵まれた体格を持ちながらイマイチ伸びがなくて残念に思っているのですが、
ここは同門対決、ファンとしては前座から楽しみいっぱいの「LOCK UP」です。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする