ブリーチ

生徒が塾にもってきていたコミック「ブリーチ」を
とりあげて、保管していた。
こんなもの、持ってきちゃいかんだろが。

でも読んでみたら、血液濃度があがっていくくらい
おもしろい。
善悪の対立ってやっぱ燃えるよな。
善のグラデーションで人間を神への途上物とみるニユーエイジより、
善悪というふたつの観念で識別する対比は
わかりやすくて、はまりやすい。
感情移入がしやすいからね。

4巻を読んでいる途中で、
もう帰るから返してくださいと生徒がやってきた。
まだ、帰るなよー。
もうちょっと勉強していけ。

読書に没頭していた様子を目撃して、
生徒が自慢げにいう、
「17巻までもってますよ」
おおー、これは漫喫にいって読むしかないかもー。

生きがい

奥さんに、生きていてなにが楽しいかきいてみた。
「子供が外出するとき、挨拶すること」だそうだ。
ほかには、ときいたら
「おいしいものをたべたとき」だそうだ。

清心寡欲。
こういうひとでなければ、
おれの相手はつとまらないんだな。

ちなみに「あなたは」ときかれ、
「詩を四行書いたり、歌を8小節書いたとき」っていったら
「あなたは、どこにいても自分がたのしいひとなのね」と念をおされた。

地味に暮らすのは、けっこう悟りがいるもんだ。