今日は久々の試合だった。
3チームのリーグ戦かと思いきや、4チームリーグで上位2チームが決勝トーナメント進出だった。
ということは、1チーム鬼のようなチームがいるので1位抜けは非常に厳しいが、2位抜けはできる可能性がある。
試合の組み合わせをみると、2試合目が鬼のようなチームと。
ということは、1試合目と3試合目が鍵である。
5人戦で、私は中堅だ。
まず1試合目。
先鋒が1本勝ち、次鋒が引き分け。そして私。
重要な状況だ。
久々の試合なので、当然緊張している。
以前より剣道がだいぶまともになってきたので精神的には落ち着いているが、それでも肉体的にはけっこう緊張している。
そして私の試合開始。
少しして1本取られてしまう。
「もしこれでこのまま負けて試合の流れが変わったら自分のせいだ」と少し悪い方向へ思考が向かったが、あわてることなく普通にやったらすぐに2本取り返して勝利。
その後、副将・大将が負けてしまい、トータルで1本差での敗戦。
惜しい!
自分は勝ったとはいえ、自分が最初に1本取られていなければ引き分けにはなったはずである。
2試合目。
これはきびしい相手。
先鋒、次鋒と2本負けしてきてしまい、本来は自分で流れを食い止めてこちらにもってこなければならないのだが、あっさり2本負け。
そのまま5人とも負け。
本当にきびしい相手だ。
3試合目は最後の試合。
最後なので、もうやる相手の試合を2回も見ているので、少しは相手についてもわかっている。
相手がやたらと多用する技があるので、それにうまく合わせていけば勝てるだろうと考えていた。
先鋒、次鋒が引き分けできたので、負けるわけにはいかないところ。
もちろん、勝つつもりで試合に臨む。
ところが、先に意外なところで1本取られてしまう。
だが、一応対策は練っているのだからなんとかなるだろうと思っていた。
予想通り相手はそれまでと同じように多用する技。
それに合わせるも、有効打突になりにくい。
うまく合うように工夫する時間もなさそうなので、別の切り口を考える。
が、予想以上に相手が同じ技を多用しすぎ、その別の切り口も有効打突にならない。
そのまま時間切れで1本負け。
その後副将が2本勝ちして大将が引き分けたので、結果としては1本差での勝利。
最終的に、チームとして1勝2敗でリーグ中3位。
惜しい負けの試合で勝てていれば2位だったのだから、微妙なところである。
逆に、ギリギリの勝ちが負けに転じていれば、4位にもなり得たわけである。
これからは肉体改造に励むつもりではあるし、来年の試合の時はもっとけっこう身体が動くようになっているであろう。
できれば四段も取っておきたいものだ。