札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

嫌いな聖句

2016-08-11 16:01:38 | 宗教・カルト問題
旧約聖書 イザヤ書 43章4節:
あなたはわが目に尊く、重んぜられるもの、わたしはあなたを愛するがゆえに、あなたの代りに人を与え、あなたの命の代りに民を与える。 (口語訳)
 
わたしの目にあなたは価高く、貴く/わたしはあなたを愛し/あなたの身代わりとして人を与え/国々をあなたの魂の代わりとする。 (新共同訳)
 
と、私にとってもこれらの訳では、それほど違和感はありません。
しかし、これが新改訳になると、私にとっては非常に違和感を感じます。

わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。だからわたしは人をあなたの代わりにし、国民をあなたのいのちの代わりにするのだ。
 
実は、2006年4月12日から4回に分けて書いた、1998年の9月に札幌で行われた、アルゼンチンの伝道者と称する、カルロス・アナコンディアの集会での、危険な体験を思い出して、どうやらそれがトラウマになっている様です。
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52384274.html
長くなるので、あそこではその事を書いてはいませんが、別室に連れ込まれて、一種の催眠状態で、根掘り葉掘り言いたくない事をを聞き出された時、その聖句をその兄弟が引用していたからです。
多くの場合、聖霊派や福音派は、新改訳聖書を使っているので、あそこでも新改訳で当然読んでいた訳です。
私にはそれがトラウマになっているのでしょう。
もちろん上に書いた様に、他の訳では殆ど違和感はないのです。
トラウマというものは、本当に恐ろしいものですね。
カルト化教会で傷つき、特に精神疾患まで患ってしまった人だと、こんなものでは済まないかとは思いますが、ほんの少しかとは思いますが、カルトの被害者の一面を知る事が出来たかもしれません。
なお、これまでアナコンディア関連で書いたものを、2016年2月05日に
「聖霊派の集会で危険な体験 カルロス・アナコンディア コレクション」
として纏めましたので、合わせて読んでいただければ幸いです。
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52450076.html



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