札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

がん治療に対する鍼灸治療

2019-06-13 15:15:15 | 医療・健康
鍼灸治療のがんに対してということで、2014年10月4日に、「鍼灸専門外来を大学病院に開設」としての新聞記事を、取り上げました。↓
http://blog.livedoor.jp/shinqroom/archives/52384718.html
新聞記事本文はこちらです。↓
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20100714153556446
(リンク切れになってしまいました。)
その時にも触れましたが、私としては思うところもないではありませんが、それはそれとして、鍼灸治療の効果がそれ相応に認められたという意味で、有意義なことです。
私が所属している、経絡治療による鍼灸の研究団体である「東洋はり医学会」の初代会長であられた故、福島弘道(フクシマコウドウ)先生は、皮膚がんになった時、抗がん剤の副作用に苦しみ「これではがんが治る前に体が持たない・・・」と思い、主治医と喧嘩して、退院手続きもせずにスリッパのままで病院を飛び出し、その後は自分の体に命がけではりをしてがんを治したという事を、よく講義の中で言っておられました。
抗がん剤の副作用による免疫力低下に対しては、私がここで言うまでもなく、よく言われていることでもあります。
とはいうものの、私の立場では、当鍼灸院に来られた患者さんに対して、抗がん剤を止めるように言う立場にはないことは、言うまでもありません。
実際、抗がん剤治療をはじめとしての現代医療でがんを克服した人も、いるにはいることも事実です。
しかし、私の臨床経験からして、抗がん剤に対する副作用が、鍼灸治療によって軽く住むということも、自信を持って言えます。
ただ、それは「気」を重視したはりでなければなりません。
多くの鍼灸師は、現代医学に基づいたはりをしています。
少数派ではありますが、伝統的な東洋医学の理論に基づいたはりでなければなりません。
それはそれとして、緩和ケアという意味合いからだと、現代医学に基づく刺激治療的なはりでも、それなりの効果はあるとは思いますが、一応 その事を付け加えておきます。

P.S: さらに今後は、「びわの葉エキスによる温灸」の応用もしていくつもりです。



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