札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

札幌に保養に来ていた患者さん

2010-10-09 07:30:59 | 医療・健康
数年前から夏場に、九州の方から猛暑を避けて札幌に保養に来ておられたご婦人。
癌を患っていて、数年前から夏場比較的過ごし易い札幌に保養に来てました。
箱根などの保養リゾート地も考えた様ですが、リゾート地から病院が遠い事から、札幌が気候的にも、また病院の立地条件からしても通院し易いという事で、札幌が便利だとの事です。
その間当院に来院されてました。
まぁ鍼灸治療で癌が治るとまで考えてはいなかったでしょうが、現代医療と鍼灸治療の統合医療的な感覚というところです。
玄米食もしてました。
病気も病気だし、年齢も年齢という事から、来年の夏は札幌に来られるかどうか分からないみたいな事を言ってましたが、昨年の夏来院された時は、私としても嬉しかったです。
また、当院では治療中、外国のインターネットラジオでクラシック系の音楽をBGMとして流してますが、時にインストルメンタルな賛美歌、つまり歌無しで楽器演奏だけの賛美歌を流していたりもしてます。
その音楽を聴いて彼女は
「これ賛美歌」ですか?」
と聞いてきました。
よく聞くと、彼女はクリスチャンという事でした。
しばらくお互いクリスチャンである事を、知らずにいたのです。
治療終え帰りは当院の下のフロアーの飲食店に立ち寄り、今年も札幌に来たという事で、そちらにも顔を出してました。
しかし、今年もすでにもう夏が終わり10月になりますが、残念ながら今年は札幌に来ておられないのか、この夏は来院されませんでした。
私が所属する東洋はり医学会札幌支部の前支部長の鍼灸院と、私の鍼灸院とその時の感覚で相互に通っておられたのですが、やはり前支部長の所にも今年は来られなかったとの事です。
昨年末領収書を送りましたが、こちらの不手際で領収書に不備があり、電話をいただきました。
その時は元気そうな声でした。
そんな訳で、秋が深まる今日この頃、そのご婦人の事を思い出しています。

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コメント (7)
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