本日のお酒。ACバ・アルマニャックです。とかくアルマニャックのボトルは、妙な(失礼)形のものや、えらくゴージャスなものが多いのですが、このボトルはシンプルで好感度大。
"ルーザック公爵"の意のこの銘柄、店頭に出回るのはXOが一般的だと思いますが、V.S.O.P.のボトルは初めて見ました。個人的にはコニャックを飲む機会が多いのですが、生産量が多いコニャックに比べ、小規模醸造所の多いアルマニャックのほうが個性の違いを感じやすい気がします。それもXOクラスの古酒になれば、どうしても似通ってくる要素が多いのですが、若いアルマニャックは良きにつけ悪しきにつけ、強い個性を感じやすいようです。その個性はモルト愛好家の方に受け入れやすいのかもしれません。
コニャックは女性的、アルマニャックは男性的、また、コニャックは洗練され、アルマニャックは荒々しい、という区分けをよく見かけますが、昨今よく出回るようになった秀逸なシングルヴィンテージのアルマニャックを味わうと、植えつけられたステレオタイプなイメージとは一体なんなのかと考え込んでしまいます。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます