百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

クライヌリッシュ14年・キングズバリー

2007年02月11日 | 外飲み
昨晩は外飲みの日。あっちに寄ったりこっちで酔ったり。いやはやそろそろ年齢を考えて飲まないと。
という訳でまず口開けの一軒目。SHOTSさんです。決してお金を積めば出来るというものではない、バーテンダーさんとお客さん達が長いあいだかけて作ってきた「時間」という空間を提供してくれます。とにかくここに足を踏み入れて、俗事からしばし離れ、心踊る「今夜」という空間に入っていきましょうか。
まずはジントニックで喉を潤してから、今夜の一杯目のモルト。
キングズバリーのクライヌリッシュ14年、46%で、バルデスピノのオロロソカスクを使っています。
糖蜜を思わせる甘さと微かな発酵臭、さらに濃厚なレーズンの香りが立ち込めてきます。
さて一口。まずは結構ヒリヒリと辛味があります。シェリー由来の甘味が広がってきて、バナナを思わせる味わいが絡み付いてきます。なかなか渾然としてバランスがいいですね。フィニッシュもやや長めで好印象。若干の苦味と硫黄臭も感じますが、そこはご愛嬌。加水するよりストレートで飲んだほうが好みでした。
同じシリーズのボウモア、スプリングバンクも味見させてもらいましたが、これが一番バランスがとれてるようですね。
締めにアラスカを注文。どっしりと重厚で結構なアラスカでした。帰ろうとしたらたまたまこれが入荷。味見させていただきました。ピーティーだけど、飲み口のいいお酒です。ちょっと危険。
おやおや一軒目で結構アルコールが入りました。さて次の店にまいりましょうか。
どうもご馳走様でした。