百瓶逸酒

我が家にある各種開封・未開封のお酒を記録するのが目的のブログです。
単なる自分の整理のためだけですが^^;

チーフタンズ・グレンカダム16年

2006年12月04日 | スコッチ・シングルモルト
本日のお酒。イアン・マックロード社ボトリングのチーフタンズシリーズのものです。
グレンカダムはちょっとマイナーですが、モルトのボトリングが少ないだけで、バランタイン17年の「魔法の7柱」の一つに数えられる実績ある蒸留所です。
ウィスキー関連本を読むと、なぜかこのモルト、あまり良くは書かれていません。
なんかそういうのって、ちょっと嬉しくなります。人のつけた高得点の酒ばかり追っかけても、そんなに楽しくないですからね。
1985年4月蒸留、2001年6月ボトリング、ボトルナンバー1170です。
香りは麦、少しだけレモンピールが感じましたが、あまり強くはありません。とろりとした酒質で、妙に熟した感じ。16年よりは熟成がすすんだ感じがします。樽がホッグスヘッドのようなので、そのせいでしょうか。
始めから最後まで一本調子。その辺の複雑さの無さが、評価の低い所以でしょうか。あーだこーだ言わず素直に飲める酒ですし、実際はこういうほうが原酒には使いやすいのでしょうね。