外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

年越しの予定

2014年12月18日 | 日記
12月18日(木) 晴れ

光陰矢のごとし。二週間後には新しい年ですね。

今年もまた大晦日には市内のホテルに泊まって、初日の出を拝む予定でいます。
大気汚染にまみれた空から出てくる太陽を見るのは少々気の毒にもなりますが
中国に来てからも習慣の一つにしていますのでね。

昨日2年生の授業の後、リーダー格の学生に誘われて夕食を共にし初日の出の話を
したら興味津々でした。
ホテルの場所が日本料理店に近いため、夜に蕎麦を食べられれば年越しそばになり
これもまた日本文化体験の一つになります。

三ツ星か四つ星のホテルなので、学生には少々高いのですが、ツインの一番安い部屋に
4人で泊まれば一人頭は大衆向けの旅館とさほど変わらないはずです。
私は比較的眺めがいい部屋を予約予定なので、夜の団らんと朝の日の出だけ私の部屋で
過ごせばいいと話しましたら、結構乗り気になりました。

昨年は二人の陳が乗り気だったのですが、二人とも就職活動で街の外に行ってしまった
ので実現しなかったのですね。

直前になって何が起こるか分からないのが定めですので、実現するかどうか現状では
何とも言えませんが、実現すれば楽しい年越しになりそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

講演依頼

2014年12月17日 | 日記
12月17日(水) 晴れ

今朝もまた強烈な寒さでした。
最近はマスクと耳当てが欠かせなくなっています。マスクを着用すると息で眼鏡が曇る
のですが、そんなことお構いなしになっていますね。

さて、昨日聴講させていただいている中国語学部の先生から講演の依頼を受けました。
中国語学部も来週が最後の授業になるようで、その最後の授業で日本を紹介
してくれないか、という依頼です。

学生は日本のことはよく知らないし、見るドラマも韓国のものばかりだから、日本の
大学生がどんな生活をしているのか、どんなドラマを見ているのか説明して欲しいと。

もちろん、承諾しました。
さすがに今の日本の大学生の生活は分かりませんが、日本のドラマや映画を紹介するのは
学生に常にやっていることなので、そこからピックアップすればいいことです。

できれば、30分もしくはそれ以上の時間を使ってもいいとのことなので、中国でも
有名になっている原曲が日本の歌やこの地でも食べられそうな和食を紹介しようと
思っています。

それで、今日の中国語の授業で何を題材にするか考えてメモしていたのですが、前に
いるロシア人が私の方を見て何か話しかけてくるのですね。そして次に横にいた
カザフスタンの女の子が『日本の犬の物語』というので、忠犬ハチ公のことだと
分かりました。話しているテーマが感動的な映画ということでした。
私はメモに夢中で全く授業を聴いていませんでした(笑)

彼女たちが日本のオリジナルを見たのか、アメリカ版のリメイクを見たのか定かでは
ないのですが、様々な国に影響を及ぼしているようです。先生もご覧になったそうで。

この映画、日本語科の3年生に話したところ、見たことがある学生の方が少数派。
何とも悲しい状況ですね。
しかし、先生がご覧になっているということは、講演で紹介したら先生からの推薦も
ありそうなので、鑑賞者は出てくるかもしれませんね。

試験問題も全て作成し、気持ちに余裕ができましたので、週末に資料作成を頑張ろうと
思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しいスケジュール

2014年12月16日 | 日記
12月16日(火) 晴れ

昨日の曇天そして大気汚染から一転、快晴の空で比較的穏やかな空気でした。
その代わりとても寒かったですね。
寒いがいいか、汚い空気がいいか、もちろん、綺麗な空気の方が嬉しいですね。

さて、同僚の教師から、『来学期の時間割が決まったみたいですよ』と教えてもらい
学校のシステムを見ましたら、本当にありました。
学期終了前に次の学期の時間割が決まっているなんて、中国に来て初めてではないかと
思えます。何か起こるんじゃないでしょうかね(笑)

来学期は少し変化があります。
2年生の会話の授業が少し増えます。
今まで週に1コマだったのが、1.5になります。

私には初めての方式なのですが、週に1回の授業を週ごとに1組2組交互に授業をする
というものです。3週間で2回の授業ですね。
私の会話の授業は教科書を進めるというよりは実践させることに重点を置いていますので
とかく遅れがちで、週1回では少ないと感じていたのでいい転機になりそうです。

あと、嬉しいことに、金曜日が休みになります。月曜日も午前中に授業がないので
外出がかなり楽になります。

山東省に戻ってきてから是非とも訪れたい場所がありました。
黄海沿岸に位置する煙台市と威海市。
気候が良く、リゾート地がありとても綺麗だと話を聞いています。
ただ、そこへ行くには普通列車か長距離バスを使うしかなく、片道が7~8時間もかかる
というので、ずっと新幹線が敷設されるのを待っていたのです。

その新幹線の敷設工事が今月末に完了するという話で、来学期を楽しみにしていたのです。
実際、工事が完了してもいつ開業になるのかは不明なのですが、来年には運行するのでは
ないかという噂です。

新幹線で往復の時間が短縮されれば、2泊3日でも十分旅行は可能でしょう。
前の学校の教え子に再会できる機会が増えそうで、今から楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもとは逆パターン

2014年12月16日 | 日記
12月15日(月) 曇り

最近、マスクを着用して外出することが多くなっています。
一つには防寒、一つには大気汚染で、今日は朝からおぞましい臭いでした。
ガスマスクが欲しくなりましたね。
こんな状況をよく放置するものだと、衆院選の後だからではありませんが、民主的な
選挙制度が欲しいものだと強く感じました。

さて、学期末にもなると帰国の段取りも少しずつ進めなければなりません。
冬休みは学校から往復航空費が支給されないため、再渡航はほぼ船利用なのですが
念のためと船のスケジュールを確認しましたら、何と2月の春節あたりから3月初旬
までドック入りで運休になっておりました。

あらら、これは痛い。
船で往復すれば、確実に3千元で収まるものが、飛行機を使うとなると幾らに
なることやら。

飛行機の往復だとどんなに日程を選んでも4千元なのですよね。
千元の違い、かなり大きいです。

ならば、帰国は船で戻りを飛行機で探してみましたら、2月後半の航空チケットが
船並に安くなっていました。
ただ、これは人民元で購入した場合の話で、日本から日本円で購入した場合では
ありません。
しかも、同じ航空会社なのですが、中国語のウェブサイトでは値段表示がされている
のに、日本語のウェブサイトではまだ取り扱いがないという不思議。

帰国予定日を検索してみましたら、人民元の扱いと日本円のそれではレートが20円。
円安の影響で人民元で購入した方が得になっています。

ならば、帰国は船で戻りを飛行機に、ですね。
いつもの逆パターンになってしまいますが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「泉の都」済南

2014年12月14日 | 日記
12月14日(日) 晴れ

珍しく朝にブログを書いています。
昨日省都の済南に来ました。隣の市ですので旅行という感覚でもありませんが、観光名所
を見に来るのは今回が初めてです。

今学期が終わるまでにもう一度曲阜の学生に会おうと思いつつ、かと言って曲阜はもう
見る場所が・・・。学生の提案で中間になる済南にしました。

済南は泉の街として知られていまして、観光名所の上位が泉と湖。
繁華街の近くにあります。

昨日は晴天で暖かく観光にはとてもいい日和でした。

見に行った泉の方は、思ったより小さい観光地でしたが、鯉やアザラシまで生息させて
いるその水は透明感が素晴らしく久しぶりに綺麗な水を見た気がしました。
公園内の茶室で泉の湧水(という宣伝文句)を使ったお茶を飲んだのですが、確かに
部屋で飲む飲料水よりは美味しいと感じました。

この観光スポットのすぐ隣に入場料が格安の観光スポットがありまして、そこには
湧水を自由に飲める場所がありました。大きなペットボトルを持った年配の方々が
群がったいましたね。
私は飲む気にはなれませんでしたが(笑)

さすがに冬ともなると日暮れが早く、観光に使える時間は短く思えました。
しかし、ずっと歩いていると結構疲れましたね。
このくらいで丁度いいのかもしれません。

2014-12-13 「泉の都」済南
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

試験問題作成開始

2014年12月12日 | 日記
12月12日(金) 晴れ

先週あたりから日本語科の事務所で先生と数人の4年生によるミーティングが開かれて
います。卒論の説明会が始まりました。
これから冬休み、4年生には大変な時期ですね。

昨日の3年生の授業で、日本語能力試験受験を労ったものの、改めて冬休みの重要性を
話しました。
この期間でしっかり復習および耳を慣らすことで4年生になった時点で手元に合格が
あるかどうか決まってくると。
2年生にもまた先輩の状況を説明したうえで、4年生になった時点で慌てることになる
のかどうかが今のうちに決まるよ、という話をしています。

彼らにとって耳障りな話ですが、2年生ともなると休み明けの状況を自ら体験している
はずなので、それを思い出せる子は2学期に飛躍的に伸びてくると思っています。

さて、一週間もあっという間に終わり、今日は午後の時間を使って期末試験の準備を
始めました。
まずは最初に行う予定の3年生の科目ですが、PCのフォルダを開いて、文明の利器の
有難さを実感しますね。
昨年作成した問題文に修正を加えて2時間足らずで終了しました。
昨年よりも問題数を減らして成績におけるテストの比重を軽くしたものです。

この学校の様子を探っていた昨年から出席重視であることは話していましたが、試験の
結果が悪くとも、追試を避けてレポート提出を許していたのが裏目に出て、出席さえも
しない男子学生が多発してしまいました。
生の日本語が分からないから出席しないならともかく、私の授業の後にある同僚の
日本人の先生の授業には出席しているのですね。
やはり、厳しさは必要。落とすべきところでは落とさなければなりません。

学校の規定で毎回提出だけはしている追試問題が初めて有効な紙になりそうです(笑)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスの考え方

2014年12月11日 | 日記
12月11日(木) 曇りのち晴れ

師走とはよく言ったもので、12月も既に3分の1が過ぎてしまいましたね。
3年生の授業が最終週が元旦になる関係でその前の週のクリスマスに期末試験を実施
する予定なのですが、そうなると来週が授業としては最終日となります。
2クラスとも途中から日本語能力試験の参考書を見ている学生が多く、私も見て見ぬふり
をしていましたので、早く授業が終わることに安堵しているのですが、それにしても
早いですね。
このクリスマスが期末試験開始になり、大晦日に全ての試験を終わらせる予定で
元旦以降は成績入力と書類を提出をしてあとは1年生の残りの授業だけです。
来週1週間が頑張り時ですね。

昨日今学期最後の外教ミーティングがあり、英語教師は皆クリスマスが休みだと知った
のですが、我々日本人教師には通知も無く、そして我々も無関心。
私がその日に期末試験を実施することを告げると驚きの声があがっていました。
欧米人にとっては1年で最も大きなイベントですから、仕方のないことですね。
これも文化の違いです。
当日に学校側主催のクリスマスパーティーが予定されているのですが、翌日の試験を
考えるとあまり羽目を外せないと考えています。

まずは今学期の仕事を無事に終えることですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉄板ジョーク

2014年12月10日 | 日記
12月10日(水) 雨のち曇り

今日は午後に2年生の授業、途中の休憩時間に宿舎の事務を担当している英語の先生が
突然やってきました。授業のアンケートと様子をチェックするためだと。

同僚の先生の授業にも先々週頃に何の前触れもなく訪れたそうです。
話は聞いていたので、漸く私の番くらいの気持ちでしたが、やはり緊張するものですね。

とはいえ、3年生の授業でなくて幸いと言ったところです。
今までの3年生の授業は日本語能力試験が近いこともあり、授業を聴いているのはごく
僅かで、半ばお通夜状態でしたからね。

学生たちに配布されたアンケートを見ると、30個ほどある項目にそれぞれ4段階の
評価があり、優・良・可・不可といったようなものでした。
目の前に陣取っている学生の評価を見ましたら、×が並んでいたので、驚きましたら
単なるチェックマークでした。日本人なら○かレですが、こちらでは×がチェックの
意味になるのですね。目の前にいる学生は皆、優にチェックしてくれていました。
さすがに目の前にいて他の評価はできないとは思いますが、皆懐いている学生たち
です。

授業の方はというと、ひたすら日本語で話し続けるのもその先生が可哀相だと思い
いつもより中国語の説明を増やしてみました。
ちょうどテキストの中に行政区や学校の長の図解があったので、必ず受けるジョークを
披露しました。

学校の校長、小学から高校までは校長、大学では学長ですが、中国ではいずれも校長。
この「学長」という言葉、中国では男子学生の先輩を意味します。
そしてこの下り
学生:私の彼氏は私の学長なんですよ。
私:え!まじで!学長と学生の恋愛なんてありえるの?それで、学長は何歳なの?
学生:え~と、たしか20歳のはずだけど。
私:え~!そんなに若いのに学長なの!凄いね!

この話をするとほぼ爆笑を誘います。
その先生も楽しんでくれたようでした。

かくして、私の授業チェックは無事終了しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最速の配達

2014年12月10日 | 日記
12月9日(火) 晴れ

午前11時過ぎに携帯にメールが届きました。
「荷物が届きました。もう取りに来ていいですよ」と。

昨夜10時半頃に注文した商品です。
確かに画面上には「23時までの注文で9日に到着」とあったのですが、半信半疑
だったのですよね。

中国に来てネットショップに慣れてからはスーパーで売っているような日用品以外は
ネットショップで購入しており、濰坊にいた頃は学生から教わったサイトで、その後
アマゾンの中国版を知り、主にアマゾンで購入していたのですが、今年北京の地下鉄で
派手に宣伝していたサイトを試してみて、そのサイトを使うようになりました。

今回購入したのはSwiss Gearの肩掛けバッグ。
曲阜の学生が私が愛用しているウェストポーチを見て、「そろそろ肩掛けにしたら?」
というようなことを言って来て、その学生と今週末に会うことにしたので、再び
同じコメントをされないようにと購入に思い立ったのです。

今まで買い物をしたサイトではアマゾンが早く、夕方4時頃までに発注すれば、早ければ
翌日、遅くとも翌々日の配達だったのですが、夜遅く注文して午前中に届くのはこれが
初めてです。
配達も宅配専門の業者を使っている訳ではなく、そのサイトの人間が運んでくるのですね。
品によっては業者なのですが、たぶん、この商品はサイト運営会社の倉庫に預けてある
ものなのでしょう。

こういう有難いサービスをしてもらうと、今後も利用する気になりますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また新たな出会い

2014年12月08日 | 日記
12月8日(月) 晴れ

今朝中国語授業への準備をしている時に頭が痛くなりました。
またもや風邪?と梅干チェックをしましたら、普通に酸っぱい。
どうやら風邪ではなさそうですが、原因が分からないので先生に授業を休む旨のメールを
送信しました。
すると、丁寧なメールが「ずっと私の授業を聴いてくれてありがとう」と。
どうやら、発言したいのをひたすら我慢してただ聴いていることを勘付いているようです。
「聴講させていただいていることに感謝しています」と返信しておきました。

さて、最近は面白い出会いが増えています。
昨日の男子学生二人もそうですが、今日は授業の帰りにある女子学生が近寄ってきました。
いつだったか神戸にある日本語学校を紹介しに来たある仲介会社の講演会を運営した
英語サークルの一員です。
この学校には日本語系のサークル組織がないので、日本語に関わるイベントは英語の
サークルが運営しています。

その時の彼女の動きがとても慣れているように見えたので2年生か3年生かと思って
いたのですが、1年生でした。

英語科に所属するものの、入学時の志望先を英語か日本語かどちらか迷ったそうです。
英語科が第二を履修するのは2年生からなので、まだ日本語は習っていないけれど
アニメが好きで簡単な挨拶なら分かると。

第二は週2回の授業なのですが、外国語にさえ興味なく日本語科に入って来た学生よりも
こういう学生の方が後々伸びる可能性は高いですね。

そして彼女のように何かのイベントを運営している学生が来学期に予定している
日本コーナーの手伝いをしてくれれば、非常に心強いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする