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~旧タイトル:日本語教師LIFE~

条件付きの授業

2019年11月24日 | 日記

11月24日(日)第二編 

金曜日の3年生の授業でとうとうプッツン・キレました。

原因その①
前々から気になってはいたのですが、教室入室時に挨拶が無い
学生が相当数。

原因その②
要求した予習をして来ない
文章中の単語を読めない学生が複数人

原因その③
復習していない

先週朗読大会があった関係で2週間ぶりの授業です。
試しに、前回どこまで進んだか、を尋ねると誰も答えられない。
「復習してないでしょ?」

さらに授業の最後に再度「復習」を要求し
「君たちが復習しないならこの授業もやる意味が無い
 時間の無駄だよ!」
「一度見て覚えられるならどんな国家試験でも合格する」

と私が話すや、すぐ目の前にいた連絡係の女子が
「合格できます」と。

プッツン

売り言葉に買い言葉
「なら、君がN1で満点を取れ!」
「一度で覚えられるならN1も満点取れるだろ。
 その証拠を持ってこい」


その後その学生からメールが来ました。
・先生に誤解を与えた。あれは復習できる、という意味。
・学生も先生を尊敬しているが、その表現方法が分からない。

昨日の会社社長の講演で
「中国人は自分の非を認めず、言い訳をしてくる」とありました。
まさにそれ。

私は「大変気分が悪い。授業中止も検討中、宿題も提出不要」
と返信しました。

彼女から「宿題はもう既に全員に通知済み」と来たので
「添削希望者だけ提出すればよい」と返信しましたら
今までにない早さで宿題提出が続々と来ました。

改めて『基本』の教育か・・・・

「授業継続は条件付き」として彼女にメールしました。

1.教室入室時退室時の挨拶
2.予習範囲の音読と読めない文字の下調べ
3.復習(音読)
 
復習については小テストを実施し、平均点90%必須。

この条件を呑める者だけ出席希望の返信をよこすこと。
返信無き者の出席は認めない。
返信期限は明日朝8時。

相手は中学生か、と思えるような内容ですね。

私も自分自身にまた一つ、小テスト作成、という余計な仕事を
与えてしまいました。

ご苦労さま、オレ。

 

 

 

 

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