外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

1年生との食事

2014年03月10日 | 日記
3月10日(月) 晴れ

穏やかな晴れの日、昼食のあとは上着を脱ぐほどの陽気になりました。

さて、一週間の始まり。1年生の授業です。
先週の同じ時間、異様な静けさを感じました。
一学期の時ほどのパワーとでも言うのでしょうか、やる気に満ちた空気がどこかへ
行ってしまったような。休み明けでまだ休みボケなのかと感じておりましたが
今日もまた同じような雰囲気でした。
大学生活に慣れて気が緩んできたかな??

先学期通訳をしてくれた倩が、今学期は上海で実習中(インターンシップ)の為
今学期はアシスタントを使っていないのですね。
他に知り合った4年生は会話力がまだまだ未熟なので頼めない状況なのです。

私も中国語で授業は可能ですが、冬休み中も録音を聴いていた学生が多数
いるようなので、中国語を極力使わないようにして授業を進めています。
そのせいで私の話が理解できなくなっている学生もまた数人いるようです。
これから先は本人の努力次第です(笑)

授業が終わった後、ある学生が「先生はどこで食べますか?」と尋ねてきたので
一緒に行きましょう、と昼食を共にしました。
西安のある陜西省の出身で、私がまだ赴任したての頃、外国語学部の学生は滅多に
来ない学食で食事をしているときに彼女と1学年上の同郷の学生とバッタリ出会い
一緒に食事をしたことがあります。
その一学年上の学生も会話力はまだまだですが、会話特訓授業に申し込みました。

1年生ですから会話のほとんどは中国語ですが、懸命に日本語で話そうとして、
私の日本語も懸命に聴こうとする姿がとても嬉しかったですね。
冬休み中も頑張っていたのだと思えます。

倩の話によるとこの学校に3年間在籍した日本人外教は1人しかいなかったそうで、
だいたい2年間で去ってしまうのだそうです。理由は分からないのですが、
私も先学期わずか4ヶ月過ごしただけで、1年いや半年で去ろうと思ったことが
何度かありました(笑)
時期を同じくして濰坊にある学校の先生から招聘があったので、暫く悩んだことも
ありましたが、一度倩にその可能性を話したら、泣きそうな顔をしたので、心の中に
押し留めました。

正直なところ、この学校の運営方針には抗いたくなることが多いのですが、
こうやって着実に成長している学生がいると、せめて彼女らとの授業がある3年生
までは見守って行きたくなりますね。

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