外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

もう一つの誕生日に

2014年05月09日 | 日記
5月9日(金) 晴れ

中国で迎える中国の誕生日を祝ってくれるかのような晴天でした。
実際の誕生日は5月下旬なのですが、中国式に農歴(旧暦)で換算すると私の誕生日は
4月11日になり、今年は今日が誕生日になります。
今年は大人しくしておりますので、特に何事もありませんが。

労働節に入る前の3年生の選択授業で、「今後はお好きなように」と点呼をしないこを
伝えて初めての授業、見事なまでの減り具合でした。
昨日の日本経済の授業が名簿上35人が15人。
今日の2組の授業が名簿上28人が5人。

予想以上の減り方に昨日に続いて苦笑しました。

語学力向上の為に、録音を聴くことの重要性を説いても素直に受け止めない輩が、
突き放してあげると素直に聴きました。

出席自由にした理由の一つが「N1の準備で皆忙しい」との学生の言葉でして、実際に
私が用意した資料にも目を通さない学生が多かったので、私の授業を聞く気がないなら
来なくてもいい、と伝えたものです。

これでN1に合格する人数が増えればそれに越したことはないのですが、どうでしょうね。
今日出席してきた5人、一人はN2受験者なのですが、見たところ合格の当確ライン上に
いると思える面々でした。

良く言えばN1に集中する、穿った言い方をすれば現実逃避。

お陰で私は誰に気遣うこともなく日本語で授業ができます。
「せっかく人数が減ったのだから、喫茶にでも行ってフリートークにしようか」と
学生に話しましたら、笑っておりました。
本気なんですけどね(笑)

前の学校で赴任したばかりの時、3年生の出席人数が4人になったので部屋に招き入れて
ジュース片手に話をしていたことがあります。
今でもその学生たちとは連絡を取り合う間柄です。

今回の思い切った決断も、後になれば、いい思い出になるかもしれません。

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