外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

最後の夜

2013年01月02日 | 日記
1月2日(水) 快晴

昨日尤からどうしても会いたいという強引な誘いを受け夕方食事に出た後、徹夜覚悟で部屋の
片付けに入りました。
一般の生活用品の中で荷物で持って行くほどではないのだけれど捨てるにはもったいない物を
箱詰めにして外教共用の部屋に置いておき、「ご自由にどうぞ」と張り紙をしておきましたら
それを見た韓国語科の先生が校内の不用品回収をしているおじさんに全て持って行かせた
そうで箱ごとなくなっておりました。もっと早く知っていれば、片付けももっと速く進んだ
はずはないかな。。。

深夜2時過ぎにほぼ細かい物の整理は終わり、3時間ほど寝て早朝から片付け。
午前中に芳が掃除を手伝ってくれて、片付いた部屋に清潔感がでてきました。
彼女の話によると学生寮は一日2回の掃除が義務付けられており、床掃除は掃いた後に濡れ
雑巾をかけ、最後の仕上げに乾拭きをするそうで、同様の方法でやってもらったお陰で
床はピカピカになりました。
彼女には日本から持ってきたクイックルワイパーを使わせたのですが、見たことがないそうで
楽しそうに掃除してくれました。

昼食は校内で食べることも検討したのですが、彼女の父親から「必ずご馳走するように」と
強い言葉があったそうで、市内へ。
モールの中にある焼肉バイキングを選んだのですが、これがファミリー向けの値段の割には
肉の質も野菜の質も酷い店で最後の外食に選ぶべきではありませんでした。失敗。。

昼食から帰ってきて3時間睡眠の疲れが来て少しばかり昼寝。
夕食もまた芳に学食の水餃子をご馳走されました。

実家が維坊から遠いということもあり、他の学生が元旦休みで帰省する中ずっと学校にいて
何かと私のことを気にかけてくれた彼女。
明日は雪と2人学校の車に同乗し港まで送ってもらうのですが、別れ際が少々心配。
雪は強い子なので、最後は笑顔で見送ってくれるものと信じているのですが、芳は涙を
こらえて下を向いたままになる可能性が高い。私もかける言葉を選ばなければいけないと
思っています。

3年と少々の最後の夜は、あまりにも片付きすぎて自分の部屋とは思えない落ち着かない
雰囲気の中で終わります。なんだか違和感が・・・。
コメント
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