スティーブ・ジョブズ 神の交渉術―独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか竹内 一正経済界このアイテムの詳細を見る |
書名 :スティーブ・ジョブズ神の交渉術
著者名 :竹内一正
出版社 :経済界
刊行年 :070207
日付 :100421
定価 :1524円
入手法 :図書館
評価 :◎
今月 28冊目 今年 126冊目
【書抜き】
※世間では、失敗によって弱点に気づき、それを反省することで進歩するのが一般的だ。
だが、ジョブスは、自分の強がりで傲慢な弱点を反省せず、強みだけをさらに鋭く研ぎ澄ませて進化し、成功へとひた走った。
凡人には真似できない。
だから天才と呼ばれるのだろう。
※そう、ジョブスは製品を熱く語るのだ。
ビジョンを信念で包んでしゃべるのだ。
ここが他者の社長や政治家たちと根本的に違う。
※自分が本当にやりたいこと、強烈にかなえたいことがあるのなら、他人の手柄を奪いとってでも、ものにするほどの覚悟を持つべきだ。
人は「なにを成し遂げたか」で評価される。
そこに、いい人かどうかが入り込む余地は「余地」でしかないことを知っておくべきだ。
※もし「すごいもの」を望むなら、安易な妥協を考えてはいけない。
とことん納得がいくまでこだわるべきだ。それが発想の飛躍を生み、どこにもない発想、世界をアッと言わせるものを生み出す原動力となる。
※トップにしかできないこと、トップだからできることがある。
スティーブ・ジョブスのすごさは、トップとしてすさまじく動くことだ。
「この交渉はなんとしてもものにしたい」となれば、いかに困難なものでもみずから乗り出し、みずから交渉に当たる。
必要な武器も自分で考え、準備する。
交渉が優位になるはずである。
逆に言えば、そんな覚悟と努力が交渉を決めるといえる。
※「できない言いわけ」など聞いている暇があるなら、「どうすればできるか」に時間と労力を注ごう。
これが、成功するための鉄則だ。
※最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。
心と直感は本当になりたい自分を知っている。
それ以外のものなんて二の次だ。
※ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ!!
※ジョブスの交渉術の要諦
①決して諦めない不屈の信念
②世間の価値観に縛られない強烈な個性
【コメント】
※孤高の天才、スティーブ・ジョブスの交渉術を分析する。
※自分の強がりで傲慢な弱点を反省せず、強みだけをさらに鋭く研ぎ澄ませて進化し、成功へとひた走る。
そんな世間の価値観に縛られない強烈な個性と、決して諦めない不屈の信念が彼を成功へと導いているのだろう。
※いっけん、強烈で凡人には真似できないようなジョブス流交渉術もその根底にひそむ「覚悟と努力」に支えらていて、そこから学べる点はたくさんある。
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