滋賀医科大学ハンドボール部

滋賀医科大学ハンドボール部の日々ある出来事を紹介してゆく驚くべきブログです。皆さん、どうぞお立ち寄りくださいませ。

今こそ

2018年08月14日 19時53分49秒 | Weblog

 後輩たちはこの一年でここまで成長したか、と誇りに思っています。ブログからも練習からもプレーヤー、マネージャーたちの西医体への精神的な充実を感じるのですが、自分はどうかといいますとまるで少年のような気持ち。
 はよ試合しよやー、1対1ばり抜いたろ、DF体張りまくろうって感じです。笑



 正直どうなるかと新チームが始まった当初、いやなんなら春医歯薬までは思っていたのですが、この1か月は滋賀医大の本気を見ました。

実質2部降格の結果を西医体の40日前に突き付けられ、どん底に落ち、現実を見て、明らかに全員の目の色が変わった。

今年で5回目の西医体になるけれどここまでこの1か月全員が必死になって1日1日食らいついていったチームはないと思う。

 “今こそ一致団結” するときで、西医体に向けてこれがキーになってくると思うのですが、これが意外と難しく実際僕が1、2年生のときは自分が試合に出れた時は頑張って点とりにいってもりあげよーくらいにしか思ってなくて、チームの勝利のために。1個でも優勝に近づくために。なんて到底思えてなかったし、精神的に未熟すぎたなと反省していて、どうやったら下級生もうまいこと巻き込めるんやろって思っていたのですが、

いつき、じゅんぺー、星野。おまえら最強すぎ。平気でレギュラーの代わりに入ってて到底初心者始めの下級生とは思えへんし(いつきは経験者やった)、チームのために1ミリでも優勝に近づこうとしてるのがひしひしと感じる。試合出たら思い切ってシュート打ち込んで来い。流れ変わるぞ。

3年。次期幹部やからって結構最近きついこと言ってるけど、、、正直まだまだやな。ただお前ら4人が団結して西医体で存在感出すようになったら本当の意味で一致団結できるとおもう。それくらい影響力あるねんぞ。自分の立場で悩んでるのもわかる。けどみんな想像以上に期待してるし、頼りにしてる。頼むぞ金井、なんてつ、日笠、向井!

4年生、幹部。正直この1年煙たがられてたかなって思うけど、俺は今、今年の幹部で西医体迎えられて幸せやって思ってる。口下手で頑固でなんでも自分らで解決しようとするけど3人の熱い気持ちに間違いはないし、なにより最後の最後、一番お前らのこと頼りにしてる自分がいます。楽しもうぜ。

 1マネ。西医体は楽しいぞ! この西医体でいろんなこと経験していろんなこと考えて成長してくれ。何より応援が一番力になる。緊張したとき、数ある応援の声から1マネの声聞き取って集中することにしたからよろしく!

 2マネ。2人とも結構すごいと思う。ほんまに。確実に俺含めプレーヤーのモチベーションになってるで。部活に対する愚直でガッツのある姿勢はこの夏ハンド部のパワーになるはず。一生懸命やってくれ。

3マネ、幹部。仕事を完璧にこなしつつチームのために明らかに頑張るって大変よな。けど3人はよくやってくれたと思う。3人が1年前に描いた幹部像に自分らなりに修正加えて我慢してやり抜いてくれたよな。その頑張りに絶対応えたろうって自然に思えるし、何よりこの1年幹部やってくれてありがとう。

4マネ、アドはるか。幹部終わって立場上俺と同じような感じの1年間やったと思うけど、どうやら後輩にはお姉さんたち2人が必要不可欠みたい。1年間みててそう感じました。やからこそまだまだできることあると思う。二人は一致団結する側じゃなくてさせる側。遠慮はいらんからみんなを巻き込んでいって欲しい。あとたまには俺の車に乗って欲しい。


同回生、卒業生。
冒頭にも書いたけど1年間で僕らの後輩たちはものすごく成長したと思います。こんな最高の後輩たちをもって幸せやし、何とか僕らの力で勝たせてやりませんか。卒業生へのメッセージはパンフレットのを見てください。冷たいんじゃありません。おそらく1番勝ちたいであろう卒業生、そして俺ら5年が団結の核になるべきやと思ってるし、今こそ、力を出し切るときやと思う。“かっこいい先輩”になろう。



結構短めに終わらそうと思っていたのですが、ちょい長くなってしまいました。
結局言いたいことは
俺らは今こそ一致団結するときだということ。みんなで力を合わせて平成最後の西医体、優勝しよう。


滋賀医大ハンドボール部 15番 西村知起

嬉し涙

2018年08月14日 10時20分52秒 | Weblog
今までの西医体で、たくさんの涙を流してきた。

2年生。奈良。自分のミスで3位決定戦に勝てないのではないかと思った。それでも上級生がしっかりリカバリーしてくれて結局勝てた時に流した安堵と感謝の涙。上級生の大きさを感じた。

3年生。キャプテンとして乗り込んだ愛媛。最終日、あってはならないコート外でのミスが起こった。その日の決勝は負けてしまった。もしコート外のミスがなかったら。そう思うと、全てをかけてハンドボールをしてきた最上回生、頼りない僕にもついてきてくれて、期待してくれたチームメイトに対して申し訳なくて流した涙。

4年生。自分がチームを背負うと意気込んだ大分。結果は1回戦負け。自分がもっとシュートを決めていれば十分勝てる可能性はあった。1番お世話になった先輩達に恩返しできなかった。1年間、幹部としてチームを引っ張った同回生に結果を出させてあげられなかった。そういう悔しさで流した涙。


今まで本当にたくさんの涙を流してきた。

でも、去年誓った。もう嬉し涙以外流さないと。
優勝して流す嬉し涙以外流さないと。

去年見た、自分達がプレーしていない、上位トーナメント。観客席で感じた、悔しさ、悲しさ、恥ずかしさ、どうしようもなさ、言葉にできない気持ち達。

そんな思いはもう2度と感じたくないし、学生生活をかけて、ハンドボールに、ハンドボール部に向き合ってきた卒業生達に、チームのために心を砕いてきた幹部達に、悩み、苦しみながらも自分の役割を見つけ、懸命に走ってきた後輩達に、絶対にそんな思いをさせてはいけない。
だから、悔し涙は流さない。

そのために、信じてくれる仲間がいるという誇りを胸に、熱く、大きな期待を背負って、精一杯の、最高のプレーをする。それだけ。

そして、コートの中も外も関係なく、楽しめるような試合にする。


勝って、勝って、勝ち進んで、そして優勝しよう。


最後にみんなで嬉し涙を流せるように。


11番 阿部和樹